Renta!限定版
あなたの身体、最高です――
全体的には明るいノリでとっても良かったです。受けの先輩の筋肉フェチな趣味を攻めの整体師さんに知られてから物語が動き出すのですが、穏やかにゆっくりと距離を詰めていく整体師さんがいいです。ただ、当て馬の後輩君が物語の最初からずっと出ずっぱりだったせいでだんだん可哀想に思えてきてしまって3人ででもよくない?って思っちゃうくらい感情移入してしまいました。
一貫して先輩は微塵も後輩君に揺らがないし、そこは本当に好ましいのですが、だったらもう少し後輩君の出番が少なかった方が二人の物語に集中できて良かったかなと思いました。
整体師とサラリーマンの、王道といえば王道な展開の作品でした。高山の曽根との距離の詰め方はかなり慎重で、ノンケ相手だからけっして無理強いするようなことはなく、あくまで曽根の気持ちを確認してからというところには好感が持てました。と同時に、彼よりも前からずっと曽根のことが好きで、慕ってますアピールを散々してきた後輩の白木に愛着が湧いてしまい、高山とくっつくんだろうなと予想しつつも、途中から白木を応援してしまいました。曽根があまりにも穏やかなタイプだったので、私は曽根が白木に絆されるところが見たかったかも。筋肉をきっかけに添い寝するのも少しファンタジー感強めだったかなと思います。
期待以上に好きでした!
筋肉好きなので、筋肉にメロメロになる曽根の気持ちがわかる。終盤の雰囲気が特に好きです。
途中、当て馬ポジションの白木が幸せになれないことが切なくて切なくて。当て馬の好意が先にあるパターンは本当に辛い!
ただ白木の最後の輝きが大変良かった!(死んだみたいな書き方すみません)
そこで高山にキスできる君よ、幸せになれ!!
シーモア限定おまけ パイズリ◎
単行本内でしなかったので、みたかったな〜と思っていたら限定おまけでまさかの!!この単語に惹かれる方は是非シーモアで買ってください。曽根さんなんと積極的になって…
え、野萩さん?と思うようなカラフルなカバー。
後書きによると、今回は明るいお話を意識されたとのことでした。確かに。
金曜の夜、必ずいく整骨院の施術師さん。物腰柔らかで丁寧な青年。そしてすっごくいい筋肉。
一方、リーマンの受けさんは、細身ですらっとしているんだけど、とっても筋肉フェチなのでした。
筋肉の素敵な彼に飲みに誘われてから、家に遊びにきたり、筋肉フェチバレしても触っていいよと言ってきて。。
という、全く都合のいい展開。裸の彼の筋肉に触れたり、一緒に添い寝してたりするんですが、それってもう。
実は相手はゲイで、自分を狙ってたっていうところなんですが、ノンケのリーマンが、筋肉もさることながら、優しい攻めくんにだんだん惹かれていくっていうお話でした。
野萩さんだからリバ期待したけど違ったー。このカプは確かに違う。
部下くんが可愛そうだけど、どこかで幸せになってほしいです。
こんなドエロい柔道整復師のお兄さんに誘惑されてみたい!
1冊全部表題作。
多少の紆余曲折はあるものの、ほぼ一貫して、曾根さんが高山さんにメロメロになっていく話。
筋肉フェチの曾根さんが惚れるだけあって、高山さんは脱ぐとセクシーマッチョ。
終盤の結ばれた後の展開では、鎖骨と身体の厚みが凄い。
濡れ場でも、身体に触れる仕事をしてる人っぽい優しい扱いをしているのが感じられて、とても良かった。