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表題作鬼と天国(上)

天獄学
高校の保健医
青鬼篤郎
高校の国語教師

その他の収録作品

  • 欲しい言葉 (描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

高校勤務の青鬼は、最低限しかやる気を出さない省エネ教師。
先輩教師にどやされ、なかなか教室に来ない生徒の様子見のために向かった〝保健室〟で
初めてまともに話した、どうにも掴めない養護教諭・天獄。
熱心な教師を演じる青鬼の本性をあっさり見破って、にっこり笑顔。

この出来事で天獄のことが苦手だと再認識したはずなのに、
「赴任してきてからずうっと見てた」とカミングアウト。
更に青鬼のことを〝純情〟だと言って、いきなりくちづけをされてーー?


変態系ぶっこわれ保健医×くたびれ純情教師、
臆病な青鬼を待ち受けるのは天国か地獄か?

大人の色気を醸すタッチと緻密な心理描写の最強タッグ
阿賀直己原作、お吉川京子初コミックス上下刊、同時発売!!

作品情報

作品名
鬼と天国(上)
作画
お吉川京子 
原作
阿賀直己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
シリーズ
鬼と天国
発売日
ISBN
9784801964440
4.3

(545)

(342)

萌々

(104)

(56)

中立

(20)

趣味じゃない

(23)

レビュー数
37
得点
2314
評価数
545
平均
4.3 / 5
神率
62.8%

レビュー投稿数37

なんだろう、ページを捲る手が止まらない

友人からのおすすめで読んでみた作品
上下巻を一気に購入したのですが、上巻を読み終わってすぐ下巻ではなくて改めて上巻を読み直した

中々掴めない性格の保険医 天獄先生×やる気のない教師 青鬼先生
どちらも新卒ではなくて、ある程度社会人経験を積んでる設定なので年齢は少し高めの設定です

最初の数ページを読んだ時の予想と上巻読了後の感想は別のものでした

ストーリーはもちろん、構成もキャラクター設定も、それに基づく心理描写も、全てが物語に違和感なく引き込む要素を構築していました

1話のひきで、この本確実に面白いって思う作品です
しっかり青鬼先生の背景も天獄先生の興味を惹かれる独自性も感じられました

えちシーンはレーベルがQpaなので、そこから想像していただく通りなのではないかなと思います

本当に登場人物どちらの年齢も高い目の作品を好きな方にはおすすめしたい
上記の年齢の登場人物作品に興味がある方にはぜひ読んでいただきたい
そんな作品を紹介してくれた友人にも感謝です

0

たまらないんです…

ゆるおじと執着キチガイ。
個人的にはたまらない組み合わせで…

見た目からは想像もできないくらい、甘いです。愛です。
このシリーズがいつまでも続いて欲しい。

0

天獄先生が謎すぎる

すごく評価の高い作品なので、購入しましたが、今のところ私の趣味ではなかったです。
意地悪や痛いのが苦手なタイプなので、かなり我慢して読みました。
青鬼先生のトラウマを天獄先生が癒してくれるんだろうなと思うんですが、今のところ天獄先生の愛情が感じられなくて、ただ嫌な人だな、というイメージです。
恋愛なんて不要だと思っている天獄先生。彼にはどんな過去があるんでしょう?彼がこんなふうになったのには、どんな背景があったのかな。
謎過ぎます。

きっと下巻を読んだら、読んで良かった、に変化すると期待してます。
天獄先生が溺愛系になったら良いなと思うけど、歪な形の愛情表現しそうですね。

1

んー…??

上下巻もので、こちらの方だけを読んでも核心には迫りません。

高評価ですが、ちょっと私にはあわなかったかな…。私の読み取りが乏しいのか、天獄が何がしたいのか全く分かりません。学校でセックスするのもどうかと…。しかも強引なプレイが、サイコパスなのかな?って思う節もあり、でも青鬼のトラウマを解消する荒療治で何か考えがあってのことかな、と思ったり…。

生徒の悩みにはそれ相応に応じていて、慕われているようだし、天獄は掴みどころのない人物像です。青鬼への執着の謎が下巻で分かるんでしょうか…

この上巻では何とも評価の判断がしづらく、天獄の行為に軽い拒否感とイミフ感を覚えたので、「中立」にしておきます。

1

「見つけた」のはお互いだったなぁ

【上下+再を読んでの感想】

去年、続編が大人気だった鬼と天国!
もう、みんな好きじゃん。万丈一致じゃん。と思って遅かれながら購入しました(⌒-⌒; )

上下では今の価値観が出来上がった2人の生い立ちを描きながら青鬼(受)のトラウマを天獄(攻)が受け入れていく、肯定していく様子がとても良かったです。

「恋愛感情なんて無駄だ、ただ僕は楽しい事だけがしたい。」と言っていた天獄にも後半からスポットが当たります。楽しいこと(性行為)をしていても、誰かを愛したり、愛されたりする事なんかない、と周りと線を引いていた天獄が、興味本位で見つけた青鬼の純粋さにどんどん惹かれていく...1人の人を独占したいと思うようになり、初めての気持ちに戸惑いながらもお互いが求め合うように歩み寄っていくのがみてとれて心がジーンとしました。多分、社会人としてしっかり板についてちょっと人生に対してマンネリくらいの世代だからこそ、より恋愛に対して深みのある作品になってるんかなと思います。
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続編の方は上下巻での余裕のある大人の天獄さんが嘘のように、メンタルブレブレ天獄に..(ちょっと盛ったかも。)

初めて恋をしたからこそ、相手に嫌われる事を恐れたり、ちょっとした言葉に傷ついて怒鳴っちゃったり...。いや、上巻の天獄では考えられないですよね。でもそれは強くある為の仮面だったのかな、本当は意外と青鬼より臆病な人なのかもしれない。と思いました。
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不安でしょうがないのを隠そうとする天獄、でも通じ合った後だからこそ青鬼には天獄の強がりがお見通しなんですよね。いや立場逆転してるのよ、、言い換えると持ちつ持たれつみたいな。

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続編の後半は青鬼の実家に2人で行くシーンもあり、そこで青鬼も過去のトラウマと決着をつけた清々しいお顔に。

「家族だからといって愛さなければならないわけじゃないし、愛してるからといって許さなければならないわけではないよ。」

天獄のことばめっちゃいい。
青鬼が、許さないからといって、お母さんの事愛してないわけじゃないしね..。

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「人を好きになるっていうんは、自分を好きになるってことなんかもしれませんね」
お気に入りのシーン。青鬼がお母さんに言った言葉も凄く説得力がありますよね…。

続編みて、天獄が弱くなったように見えていたけど違うのかもな。天獄を好きになる事で青鬼は過去のトラウマを全部とは言えないまでも払拭して自分を好きになる事が出来たのかもしれない。だから続編で青鬼はこんなにも頼もしく見えるのかもしれないと思いました。最後も感動のラストです、1話で天獄が言った「見つけた」のはお互いだったなぁと思いました( ; ; )♡

続編決定!!嬉しい!!
楽しみにしてます。

2

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