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いかにもラノベっぽい表紙で昔の作品かと思いましたが3年前でした。ブックパス読み放題にて。
ファンタジー物ですが設定が緩め(読みやすい)でその分エロに注ぎ込んだと思えるほどとにかくエロ。主人公が動けばエロが始まるってくらい、これでもかとネタてんこもり(触手、獣人、◯◯しないと出られない部屋、尿道責めetc)大冒険でした。
ハンターであるΩのユアンは、賞金で元居た娼館からΩ達を救いたい。ピンク髪かわいい。
αで獣人王で賞金首のバルドは事あるごとにユアンの危機を救い、彼に求婚し続ける。黒髪と刺青かっこいい。
という二人のオメガバース。
西野さんの作品で、受の危機をちゃんと助けてくれる攻めって少なめですよね笑
バルドの首を取ればΩ達を救い出せるとしてもユアンはバルドを殺すことは出来ないし、娼館のオーナーはユアンにΩを渡す気はさらさら無い。王道ともいえる切なさの設計がベタだけどすごく好きでした。
強がっててもバルドに求められるとフニャンフニャンにトロけるユアンのおねだりが可愛い!
ユアンへの拷問(焦らし)が結局バルドとの我慢比べになるのが、そして攻めが根負けするのが良かった。
エロはとにかく多いので読むのが楽しいのですが最後には若干胸焼けしました…でも個人的にツボが
・中出しした後挿入したまま少し会話して、ゆるゆる再開
・対面座位で受が感じ過ぎて動けないのを攻めが腰持って動かす
があって(拝)でした。
少年期に出会った二人は惹かれ合ってはいたのに、大人になってもバルドの手をなかなか取らない理由付けが若干弱く感じました。ユアンの強がりと諦念が大方の理由なのでしょうが。
折角(?)だから娼館でのユアンや男を買ってる時の事をバルドにもっと突っ込んでほしかったし、その分の嫉妬で燃えて欲しかったです。
美しく可愛いピンクの髪のハンター!
それもとっても強い、S級ハンター!
それが今回の受ちゃんです!
(ちゃんとかいうと本人に怒られるなw)
さらにΩで元男娼!
西野作品、これでエロくないわけない!
さらにさらに、獣人αで王様なスパダリ攻様!
この設定だけでもわくわくしますが、
ファンタジーならではの触手も、
✕✕しないと出られない部屋ネタ
(これちょっと笑っちゃった)もあって、
なかなか盛り沢山ですv
本業の狩りがあったり宝探しがあったり、
Ωの発情や葛藤があったりと
大忙しのユアンですが、
その志は仲間を助けるためにとても一途。
その辺が可愛くていじらしいv
攻のバルドはピンチになると現れる、
正にスパダリ!
しかしホントに、
なんでバルドは直ぐにユアンを
身請けしなかったんですかね!
まぁ、それでユアンが大人しく
バルドの番いになったとは思えませんが……
冒険に恋に葛藤に、
ハリウッド映画の様な一作!
しかし、西野作品にこれを言っては
ダメなのでしょうが、
あそこのエロはなくてもいいかなぁと
思うところ度々。
まあでもとにかくユアンが
気持ちよさそうなので良し!
評価は、とにかくユアンが可愛く
バルドがカッコイイのと、
最後の仕掛けにやられた!感で、「萌×2」!
愛しの無敵ピンクでございます(n*´ω`*n)うぇいv
オメガバースと聞けば買いあさってたわたくしでございますが
そんなレベルではない拡大具合になりましたね。
秀逸なオメガバースを集めて教えてほしい。
さて、今回はそんなオメガバースをもとにしたお話でございます。
S級ハンターをしている受。
小柄な体にピンクの頭。見た目も目立つがその腕もなかなか。
けれど発情期がくるとどうしても身体のうずきが抑えられず男を買う。
そんな無敵ピンクをおってくるのはハンターの受からすれば
ターゲットであるべき男。
運命的なものを感じつつも抵抗を続けていたが~・・な
いつものやつですw
オメガな受が、他の男に犯されるというのはオメガバースでは
もはやセオリーな展開なのですが、
逆にオメガが男を買うって設定は少々新鮮でした。
せっかくだからもっと詳細に生々しく描いていただけるとうれしかっ・・(殴
もとは男娼というのも良きですね。
買われる立場から買う立場に・・・いいねv
攻に関していてば
受の境遇に反比例するように甘くて一貫しているのがまた純愛っぽくて好き。
どうでもいい相手にはむごいのかな~とも思うのですが
ターゲットには一直線なとこ、好き!
西野さんらしくエロも多めで大満足でございます☆
オメガの身でありながら、必死で自力で生きようとする受けが健気で可愛かったです。
背負えるはずもない、仲間たちの命というものをそれでも背負って立とうとする姿は美しいとさえ言えるもので、ただの強気受けとは違っていたのがよかった。
攻の獣人王バルドも、優しくて強くてかっこよかったし、肌に入れ墨みたいな刻印があるのも萌えました。
のですが、もう少し悔恨などの感情が全面に出ていた方が好みだったかもなあ、とも。
ユアンは最初から運命に抗おう、自分で生きようとしていたと思うのですが、でもそもそも一番最初の段階で、バルドがユアンを救い出せていたらユアンはこんな苦労をすることもなかったとも言えると思うので。
ユアンが決してバルドに頼ろうとしないことへの淋しさを漏らしたシーン、あの場面にほんの少しでいいので、一番最初の段階で助けられなかったバルド自身を責める気持ちがあったらより萌えたかな、と思いました。
おまけのSS程度でもいいから、バルド視点のお話も読んでみたかったかも。
そんな気分にさせてくれるお話でした。
花丸ブラックで西野さん作品でオメガバースな訳ですから「黒くてエロくてキツイんだろう」と読み始めましたが、そんな先入観は見事に裏切られました。
こんな感じの裏切られ方なら大歓迎です。
読み終わった時、爽快な感じすらうけちゃいました。
依頼を受けて有害で危険な生物(獣人、ひょっとしたら人間も含む)を『狩る』のがハンターであるユアンの仕事。当然のごとく獲物は危険であるほど報酬も高い。ユアンは危険な仕事ばかり受けています。かつて自分も所属していた養成所のオメガを開放するためにやっているんですね。
で、ユアンを自分の『運命の番』と言い、事あるごとに抱こうとするのが獣人王のバルド。
この人、真直ぐな攻めさんです。一途だし、強いし、何よりもユアンの意志を尊重している所が良い。いやらしい行為は数々行えど、心根がいやらしくないスパダリです。
で、ユアンはバルドに惹かれつつもその気持ちに応えられません。自分だけが幸せになってしまってはいけないと思っているから。バルドへの気持ちを断つために、ユアンは彼を狩る仕事を引き受けます。
で、ここからがハンターはハンターでも『トレジャーハンター物語』の様相になって来るんですよ。
古い映画で恐縮ですが、ちょっとだけ『イン〇ィ・ジョー〇ズ』のかほりが。
えーっと……ここからは自分の偏りについて叫ばせてください。
西野さん作品って、それがどんなにシリアスなものでも所々にムフッ(『クスッ』ではない)と来る所があるんです。あくまでも『私にとって』なんですが。
今作では『養成所』がその一つ。
ハンター養成所の看板を掲げていても、実は男娼館であるって、ちょっと待て!
きわめてマッチョな『狩人』と『男娼』の言葉の組み合わせが、すごく変。
そもそも、体格や能力的に劣る存在だから差別されているはずのオメガですよ?「この国の政府は一体何をやっとるんだ」と苦笑いしてしまいました。
もっと凄いなと思ったのは、トレジャーハンター部分のクライマックス。
お宝の眠る宝庫を開くためには必ず何らかの『鍵』が必要なのはお約束。
いや、西野さん作品ですからね、そう来るんじゃないかとは思ったのよ。
でも何と言うか、期待を上回るはっちゃけぶりでした。
『桃色メーター』がエロ可笑しいったらないの。
お話のトーンは一途で健気、筋立てはアクション及び冒険もの、エロ方面では娼館あり、触手あり、獣姦ありで、ちょっとしたスパイスにトンチキ風味という『てんこ盛り』のワンダーランドです。