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……もし俺がアルファでなかったとしても、お前は俺に惹かれたか?
大好きな作品です!何度も読み返し、そのたび「好きだ~!」となっちゃいます。大好きです!
シリアス場面もちらほらありますが、基本はラブコメ!オメガの泉生くんのわんこっぷりが凄まじくて可愛いですし、勃起不全(!)アルファ王子のおおらかさ寛容さがすごい、なんかとんでもねぇカップルのお話です。
両親は他界、連絡の取れる身内とも疎遠で更に勤め先は倒産……。そんな泉生くんが旅先の異国で予定外のヒートを起こし、王子に助けられます。ひと目でわかった、運命のつがいだと!けれど王子はアルファだけれどオメガの香りがわからず勃起不全。ヒートな泉生に性的な意味では無関心。でも往来でヒートを起こした外国人(泉生)を助けてくれる優しい王子です。
そんな王子に泉生くんは押して押して押しまくって愛情をぶつけまくります。まるでわんこのように愛情を向ける泉生くんに王子も絆されていく様子がたまりません。泉生→→→→→→→→王子だったのが、泉生くんのひととなりを知り、王子も惹かれていく。
シリアスなお国事情やオメガにまつわるあれこれに巻き込まれたりの場面ではハラハラし、泉生くんが王子に愛を投げつけてる場面では笑わせていただき、泉生くんの過去や王子への想いに涙し……。何度読んでも心に響く物語です。大好き……!
海野さんの作品のファンタジーといえどシリアスだったり考えさせられる要素があるところ好きなのですが、今回は都合良過ぎる展開と強引さ、軽さが合いませんでした。
突然ヒートが来て王子が城に泊める、王子に抱きついたり城内歩き回ったり、婚礼決めるの早すぎ、婚前に同衾を許す、無理あり過ぎに感じました。
王子に対しての振る舞いも語彙も馴れ馴れしく幼くて、受けが13歳くらいの設定だったらまだしも英語仏語堪能な社会人には全く思えません。
運命の人に向かって突き進む図太さも唐突で戸惑いました。この神経なら倒産した会社にもっと慰謝料ふんだくったり住みにくい日本を直ぐに飛び出してそうなのに、モノローグの段階でもう少し受けの強引さをチラつかせてほしかった。性格が変わるほど攻めが欲しかったのでしょうけど。
不能な攻めにヒート中ずっとただ触れられたりキスされたりしてグスグスしているのは切なくて可愛かったです。
「アイシテルヨ」「駄目だヒートが来ちゃう!」は軽率なオメガバで好きでした。
作家様買いです。
タイトルのみで購入したのですが、
思っていたより泉生(受け)がグイグイですごいなぁと思った作品です。
と言うのも、私は健気受けが好きなので
普段読んでいる健気受けとうってかわって
グイグイ受けでちょっと困惑しました。
両親がおらず失業すると言う不憫受けなのですが
そんな中でも強く生きている泉生は尊敬するな。とも思いました。
攻めのサイードとの出会いから運命チックですが
そこから泉生のグイグイの結果、結婚することになるなんてすごい…!
色々なことがあるけど、悲観的にならないのも泉生の良いところです。
この作品を読んで、自分の運命を自分でグイグイと切り開いていく受けも
たくましくて良いな…と思いました。
今まで読んだオメガバースは、
アルファがオメガをハンティングする展開が多かったけれど、
この作品のオメガは、積極的なアプローチを繰り返す。
運命の番と泉生が興奮する相手は、フェロモンを感知できないED。
親戚が騙して、偽装オメガの女性と見合いをさせていた。
主人公、泉生は天涯孤独。
しかも、不運続で、会社が倒産して、中東に旅行に行って、
車に乗った運命の番の匂いを薄く嗅いだだけで、発情してしまう。
でも鞄の中身をすられていて、抑制剤が無い。
ピンチを救ってくれたのは、王国の王子。
発情した泉生のアルファへの媚び方が動物的。
王子は主人公の運命の番だと興奮して泣くし、まとわりつく。
こんな起爆剤のようなフェロモンの感じ方って、今までの作品に無かったので、
新鮮で面白かった。
少し残念だったのは、文章で使用する語彙が、幼い。
もうちょっと大人な文章だったら、王族ものを扱う作品の格上げが出来たんじゃないかと思う。
カバーイラストから受けに勝手に可憐なイメージを抱いてしまってました。
良い意味で裏切られました。ww
泉生は旅先で急にヒートに襲われ、サイード王子に助けられます。一目惚れされ王子から溺愛展開と思いきや、全然違いました。
王子が運命の番だと確信した泉生は、大型犬よろしく王子にアタックしまくります。
他の作品にありがちなオメガのイメージが全く無いです。
王子がオメガやアルファの匂いを感じられ無いしEDだしで、それでもそんなに望むなら結婚しようと言われるまでアタックします。
気持ちは無いと理解しつつもサイードの国の言葉を覚えたり、国の歴史や現状を勉強したりと努力も怠りません。そんな泉生にサイードの態度も変わって来ます。もともとフランス人とのハーフで語学を活かした仕事をしていた事もあり、信じられないスピードで話せるようになってます。
裏表の無い明るい性格にサイードだけで無く、使用人達も好意的になっていきます。
サイードをベータと疑う叔父に王位を狙われているのですが、その叔父に泉生が拐われた時にサイードのアルファとしての力が覚醒します。
泉生はサイードに助けられ、怪しい教団への人身売買の罪で叔父一味は国外追放になりました。
サイードの戴冠式も終わり、いよいよ結婚式という甘々の2人を堪能して終わりました。
運命だと分かる前から決めていたって殺し文句ですよね。