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表題作ふたりのライオン

宍戸 順平,大学1年生
鬼塚 礼央,大学1年生

その他の収録作品

  • (描き下ろし)前途洋々?
  • あとがき

あらすじ

人懐っこくおおらかな順平が入学早々のキャンパスで出会ったのは無愛想な男・礼央。言葉を交わすうち、礼央が同じ高校出身で当時「裏番」と恐れられていた「鬼獅子」だと分かる。誤解から遠巻きにされていた孤独な日々から脱するべく、遠方の大学に入り友達を作ろうと努力する礼央の、初めての友人となった順平だが、やがて礼央に対して友情以上の気持ちを抱くようになり……?

作品情報

作品名
ふたりのライオン
著者
古矢渚 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
ISBN
9784344843974
4.2

(187)

(89)

萌々

(65)

(23)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
23
得点
778
評価数
187
平均
4.2 / 5
神率
47.6%

レビュー投稿数23

古矢先生の描く大学生

古矢先生、高校生の恋を描くイメージがあったので、大学生という設定もとても気になり拝読。

設定が大学生になろうと誰になろうと、先生の作品であればもう萌え悶えました。さすがです。

そして泣けました。

男の子2人が大学で出会って紆余曲折ありながらも友達になって、お互いの過去を知ったり、それでもまだ知りたくて、、、

恋心に気づくまでの過程がとっても丁寧で見ているこっちもドキドキして、、あぁ恋っていいなぁと改めて思わせてくれますよね。



1

激萌えポインツが何ヶ所か♡

好きだ〜〜。このお話。この2人。

まず、鬼塚か脈絡なく「俺はな 友達がいねえ」のところで笑ったw 宍戸の「…何の告白⁉︎」に私も同じリアクションしました。

そこで、あっそ、で終わらず、じゃ俺を友達にしない?と言うのが宍戸ですよね。冒頭で彼のキャラの説明があったように。

そこから友だち付き合いを始めて、鬼塚のことを知っていく宍戸が(誘ってやりたいな)と思うところがよくて。
鬼塚に惹かれていく宍戸の目を通して、私も、ああ、楽しい、ドキドキワクワクする…とこの2人のストーリーに引き込まれていくのがたまりません。こういう見せ方、先生お上手だわぁと思います。

猫をかわいがる宍戸に、たどたどしく猫を預かっているから見にくるかと言おうとする鬼塚に(がんばれ)と宍戸が思うところもツボw 宍戸いい奴。
そして(こ)(これは)「行く」「絶対行く」「いつならいい?」と食いつくのも宍戸の気持ちが素直に出ていて好き。

中でも、めっちゃ萌えポインツなのが⤴︎
酔った鬼塚に、大学が楽しいと言われ、福耳を触られる宍戸の独白。
(好きか嫌いかで言ったら好きだよ 好きだけど ちがう これ)と鬼塚の手をとり
(たまんなくなる方のやつだ)←コレ!!こっちもたまんなくなるやつ!!
好きだと自覚するシチュエーション、表情+このモノローグがすんばらしい!!大好きです。

あと、萌えポインツ⤴︎
鬼塚がチンピラをボコって宍戸が普通に「惚れ直した」と言うとこ。
それまでぐるぐる考えて、鬼塚を避けて、何て言おうか迷っていたのに、あっさりいいセリフ言っちゃった。こういうの好きです。

その後、鬼塚の「がんばってみれば?」「たぶんいけると思うぜ」が超男前!!
鬼塚もそれまで宍戸に惹かれていってのコレだし、セリフも言い方もめっちゃカッコいい。

極め付けの萌えポインツは⤴︎
病院で鬼塚が高校生の時に助けたモブおじにお礼を言われた後、背中が丸々鬼塚の肩を黙って抱く宍戸〜〜!!
この見開きがたまらんたまらん。ぎゅんぎゅん⤴︎⤴︎です。
その後の鬼塚の泣き顔、宍戸のセリフもいい。
鬼塚が順平呼びするのも。

描き下ろしの「俺にはしねえの?」はもちのろんでございます。いつもいきなり男前なことを言う鬼塚に混乱する宍戸がおもしろい。

で、タイトル回収がありました。
ちゅーの後、鬼塚の「時間の問題か…」を宍戸は逆の意味にとっているのもまたおかしかったです。

この2人とても好きなので、続編を描いて下さるとうれしいです。

3

陽キャ×クーデレ

エロ要素がない作品ですが、2人のキャラが立っているので読んでいて面白かったです!がっつり恋愛している作品ではないのでBL初心者の方でも読みやすいと思います。
受けの鬼塚くんが本当にいいキャラで、高校時代ヤンキーのような見た目で「鬼獅子」という通り名で恐れられて、大学から黒髪にしたという逆大学デビューを果たした子なんですけど、本当は強くて優しくて猫が好きな男の子なんです。そこに気づいた順平くんは、鬼塚くんにとって太陽みたいな存在なんじゃないかな〜と思います。
続編を切望しています。どうかご検討を……

3

爽やかな恋

どこかのサイトでこの本を、読むマイナスイオンと紹介してありましたが、ほんとにそうだなと思いました。絵もストーリーも爽やかで甘酸っぱくて胸キュンで、まさに青春です!

私は個人的に黒髪のクーデレキャラが大好物なので、鬼塚にハマりました!
あと順平の福耳キャラ!が珍しくて、結果、福耳いいね…となりました笑。
順平、鬼塚の2人が両想い確定するシーンの、あの流れでの鬼塚の
「頑張ってみれば?たぶんいけると思うぜ」
というセリフがとてもとても大好きで、このシーンを繰り返し読み返してはニヤニヤしてます。
読んだ人は分かります!ぜひ!

3

最高の黒髪クーデレ受けです!

「表紙かわい〜!」くらいの気持ちで買って読み始めたのですが、想像以上にかわいくてやさしいお話で、最高になっちゃいました。買ってよかったです。

鬼塚くん(受け)と宍戸くん(攻め)が出会って仲良くなっていく様子がゆっくり丁寧に描かれていて、ふたりともとっても良い子で読んでいて癒されました...。ずーっとピュア!かわいい!

告白シーン(と言っていいのか?)での、鬼塚くんの「たぶんいけると思うぜ」という返事が大好きです。こんなこという受けにはじめて出会いました。あと「俺には(キス)しねえの?」って普通に無表情で尋ねちゃうところも大好きです。理想の黒髪クーデレ受けでした。

9

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