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女性やまいもさん

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お外で×××

今月も読みごたえたっぷりな一冊でした。

今号の私的ハイライトは大きく二つあります。
一つ目はおげれつたなかさんの『ネオサイン・アンバー』二話。
無表情なクラブのフロアスタッフ×表情のコロコロ変わるギャル男。
サヤのイケイケで着崩した浴衣姿を着て、笑うでもなく「可愛い。可愛い」と密かに悶えている緒方くんが可愛い。
そしてクラブの中で口移しでお酒飲ませるシーン最高でした。サヤと緒方の高揚、心臓のバクバクがこちらまで伝わってきます……。

二つ目は『スタア☆フライト』三話。大ボリュームでした!
連日の充実した性生活のおかげでホルモンがとんでもないことになっている恭平が綺麗で綺麗でたまりません。
周りが悩殺されるのも分かるし万里が番犬狂犬と化すのも分かる。
と思いきや恭平もしっかり嫉妬を焼いていて、嫉妬されて幸せそうな万里の表情にじーんとしました。

巻頭カラーは『クロネコ彼氏のあふれ方』
「好き」の証拠である”匂い”が賀神から消えた。せめて自分の匂いだけでも残したいと必死な真悟。切ないです。どうした賀神…!

そして今月から三号かけて特集号。今号は「お外で」特集でした。
”痴漢列車”から”屋外で全裸の男との出会い”なんてシチュエーションまで様々な読み切りが収録されていて楽しかったです。
今話題のベリ子先生の四代目の番外編が読めたのも嬉しかった。大胆で男前でエロい四代目に腰砕けです。

テンカウントもとうとう城谷さんのトラウマを打ち明けるか…!?という良い所で終わりました。次号が今から楽しみです!

その後が切実に見たくなる

7作品の短編が詰まった短編集。
とっぷりと余韻に浸れる味わい深い名作揃いでした。

往々にして、短編集は起承転結があっさりと終わり、「もっと(濃い展開が)読みたかった…」と思ってしまうことがあります。

しかし今作は、どの話も気持ちが最高潮に突き動かされたタイミングで物語が終わるんですよね。そのため、「つ、続きを…!もっと読みたい…!」と衝動的にその後を求めたくなりました。


まず表題作『あの日、制服で』
最高に切なかったです。想い合っているのに、タイミングが合わなかったがために結ばれることはなかった……人知れず流す互いの涙に胸が締め付けられました。
そして最後のページに「あの日、制服で追いかけていたら…」という架空の姿が描かれます。そこにはまるで、明るい未来を示唆するような表情の二人が……。
しかし、そんな未来はなかった。やるせなさに、たまらなく切なくなりました。
どうか二人、再会して「あの日」の続きをやり直してほしいです。

『A先輩』
三角関係ものです。C君が好きなのはB先輩、
だけどA先輩はC君が好きで体の関係を持つ。
A先輩の顔が最後の一コマ以外描かれないためモブっぽく、
B先輩とくっ付くのかな、と思っていました。予想を覆す天才ですね明日美子さん!A先輩とC君が幸せになれますように。

『中学3年生』『転校生』の二作品はノンケっぽい平凡男子と美人なゲイ男子、という組み合わせが非常に魅力的でした。
特に『転校生』の女物の下着や制服姿が扇情的で淫靡で、これは興奮して当然です!

『裸の僕』はまた、切ないです。”僕”が、先輩に振られた時に揺らぐ愛らしい表情。こんなに健気で一途な子が報われないなんて……とすっかり感情移入してしまいました。

『ニコイチ』は幼いアツシと冒頓なけーたの幼なじみ身長差コンビに癒されました。

しっとり甘く切なく胸がいっぱいになる、何度も読み返したくなる短編集でした!

ムシワールド大集結

ムシシリーズ5作品の後日談(全て描き下ろし)が収録された小冊子。なんと50ページ越えの大ボリュームでした。

全て後日談ですが、それぞれ本編の直後だったり物語の数年後だったりと時系列は様々。
さらに攻め視点だったり受け視点だったり、ほのぼのだったりエロエロだったりと系統も多様で密度たっぷりでした。

『愛の巣へ落ちろ!』は、学園祭編。澄也視点で翼にひたすら『萌え萌えキュン♡』している話です。最初の傲慢さからは考えられないほど澄也がいじらしくなって、時に寛容な態度を取る姿に感慨深くなりました。

『愛の蜜に酔え!』綾人視点。長期出張でテレフォンおセックスな話です。綾人の下心に気づかず従順に無垢に痴態を晒す里久、天使過ぎます。とってもキュートなエロ天使でした。

『愛の裁きを受けろ!』陶也視点。とうとう寿命と言われていた30歳を超えた郁。初めて前向きに「書道教室を開きたい」という夢を陶也に打ち明ける。献身的な陶也とひたむきな郁に愛しさと切なさと心強さで胸がいっぱいになりました。

『愛の罠にはまれ!』兜の秘書、東海林視点。兜の美しく魔性で甲斐甲斐しい奥様、篤郎にときめいちゃう話。兜が篤郎にゾッコンなのも、家庭が円満なのもじわじわ伝わってきてホッコリしました。

『愛の本能に従え!』歩視点。大和パパに歩がご挨拶な話。大和に世話を焼かれてばかりだと感じていた歩だけれど、その実は大和も歩を振り回しているという。親公認の相性抜群なカップルですね。

5作品、本当にどれも魅力的で味のある作品だと改めて感動しました。
それぞれの登場人物がリンクしているのも楽しくて、繋がるムシワールド、これからも広がっていって欲しいです!

ワンコから鬼畜への変貌

先生×先生です。
表紙を見て高校生同士の学園モノかなと思ってたのですが、先生同士でした!先生が生徒に隠れてイケナイ事をしているお話でした。

過去にいじめられっ子だった南(受)と
そんな南の唯一の友人だった甲斐(攻)。

南への恋心をこじらせた甲斐が「復讐してやる!」と押しかけてきて、学校の至る所で南に性的なオシオキをする再会ラブです。

二人を一言で表すと『情緒不安定攻』と『絆され受』。
まず甲斐。
中学の頃キラキラワンコだった彼が、豹変して鬼畜ドS攻めとなって登場です。
「昔見捨てた復讐だ」と言って南を散々犯し倒し、かと思えば溺れそうになった南を必死に助け、それからまた豹変して意地悪し、今度は突然「復讐やめる」と言って優しくし始め……
一貫性がなくて……いや、きっと中学生の頃からこじらせ続けたから情緒不安定なんだね!笑

そして南。
甲斐に何をされても怒らず絆され。なんだかんだ受け入れてあげる超包容力受。温厚で優しくて掴みどころのない受です。
ですが、時折挟まれる回想が可愛くて、別れ方が切なくて、物語をただ「流されているだけ」で終わらせずに厚みを持たせてくれました。

あと、絵がとても美しいです。南の色っぽさや艶やかさ、甲斐の腹黒さや憎しみ、様々な感情が絵からひしひしと絵から伝わってきます。
電子書籍発のコミックは背景があっさりしているものが多いですが、今作は綺麗に描かれています。あとトーン使いが多くキラキラしている印象。

個人的には当て馬の早川くんが気になります。
南のことを中学からずっと好きだったのに不器用なあまりイジメ続け、結局甲斐に取られちゃう、という。
是非、早川くんの前に新たな年上スーパー攻め様が現れて、受けになってほしい!

あとワンコ攻め好きとしては、描き下ろしで甲斐が幼き頃のワンコらしさを少し取り戻してくれていて嬉しかったです。
「南、可愛い。好き好き」な甲斐はとても可愛いので、これからも度が過ぎないように、ほんわかした南を優しくいじめてあげてください。

まさかの進級!

カミングアウトもしてますます公然イチャイチャな佐藤と吉田、「ついに進級」です!
バレンタインデーも既に何回か見た気がしますが、それは全て1年生。
次からは二年生!笑

でもちゃんと同じバレンタインデー回の中でも、前より甘さが増している気がします。吉田が”手作りチョコ”を作って佐藤に「あーん♡」して。
最近、佐藤のドSが落ち着いて、二人とも素直さが増し増しになりましたね。可愛い。

そして二年生編。9巻の帯には「佐藤と吉田の急接近♡」と書いています。
そろそろまた佐藤と吉田に急展開が起こるのかな。無人島編みたいな、刺激がある展開が。
と思っていたのですが、突然一年生の新キャラ(男)が二人登場!一年生同士のラブエピソードが始まる!笑
「恋が何なのかわからない」という真っ新でピュアピュアな一年生。
無自覚に恋するハルちゃんと、密かに片想いな当くん、可愛かったです。その途中で山中と寅ちんのバイオレンスラブ♡も見れたので、「佐藤と吉田の急接近♡」ではなかったけど満足。

そして次こそ…!と思いきや、次の主役は生徒会長まち子さん(女性)。牧村に揺れるまち子さん、これはこれで楽しかった。BLとNLがナチュラルに共存しているの良いですよね。

そしてラスト、やっと佐藤と吉田の話になりました。花火回!
しかし……口喧嘩をして、吉田が口にした台詞、
「なんでほんと、佐藤と付き合ってんだろ……」
ん?この悩み、デジャヴです。聞き覚えがあります。
いやいや、恋とは、同じ悩みで何度もグルグルしちゃうもの、ですよね……!
それに!昔の吉田なら「俺から別れるとか絶対言わないからな!」なんて強気で男前な台詞、絶対言えなかったですよね。
成長してる。進展してる。でも帯の『急接近』は少し盛っていると思う(笑)

でも最後のキスだけで充分キュンキュンさせてもらいました。描き下ろしありがとう。二人が大人の階段を登るまで永遠に見守り続けたいです。

一途で健気なお兄様

前作『誤算のハート』で、横やりとして出てきた遊び人の烏童兄。
そんな彼が主人公の今作。
完璧な容姿に誰もが羨むステータス。男女に不自由ないイケメンが、中学生の頃の淡い恋心をずっとずっと引き摺っていた……。

まず、烏童兄が受だったのに衝撃。
遊んでいる中ではタチ専だったのに、清竹にだけはずっと抱かれたいと思っていたんですね。貞操を守って来たんですね…!
無理やり清竹の寝こみを襲い受けして、お尻と胸の痛さに泣く烏兄、健気すぎます。
目をうるうるさせて頬を上気させておきながら、自分から不幸へ逃げて、自暴自棄になっちゃうお兄様。
寂しがりで不器用でひねくれ者。

そんな彼を理解してくれた清竹、男前です!
最初はツンツンしてたのに、「烏童に襲われた夢を見た」と赤面したり、責任を取るような形で烏童とのお付き合いを受け容れたり、
ラブホで烏童の到着をそわそわと待ったり。
裏表のない真っ直ぐな彼だから、これからもひねくれ烏童をドンと受け止めてくれそうです!

印象的な場面は、シャワーに打たれながらのシーンにて。
清竹に「今日こそケリをつけるぞ」と言われて、丸まった烏童兄が「いやです」と子どもみたいに答えるところ。繕っていないありのままのお兄様、可愛すぎました。
ドラマCD化が決定済みとのことで、これは是非音声で聴きたいです。

そして烏童弟と三城も相変わらず順調にバカップルで癒されました。三城のお遊びで始まった二人が、将来のことまで見据えたお付き合いができていることが感慨深いです。
これからもっと兄弟ぐるみで仲良しな4人になってほしいです!

小学生×大人の14歳差ラブ

あらすじに「再会した男の背中にはなんとランドセルが」とありますが、本当に小学生でした。小学生攻めでした!

12歳の小学生×26歳という14歳差のお話。

受けの朝陽は26歳。会社を辞職し居酒屋で深夜までアルバイトをしている。相手から一歩引いてしまう性質があるゲイ。

攻めの岳は目を瞠るほどの美形の持ち主。12歳。大人のような外見に反して、中身は幼くどこまでも無邪気。

岳の「見た目は大人 中身は幼児」というチグハグさがなんとも際立っていて読み進めるごとに愛しさが湧いてきました。
普通の小学生より群を抜いて大人な外見なのに、中身は人一倍幼いままなのです。

最初、朝陽は純粋に岳の世話を焼きたくて、一緒にごはんを食べたり水族館に行ったり、何気ない日々を過ごします。
親に放っておかれて寂しいはずなのに、寂しさを見せずにはしゃいだり、控えめに様子を窺ったりしてくる岳。そんな朝陽と岳の姿は兄弟や親子のように見えて微笑ましく感じられました。

しかし、二人の関係性に次第に浸食してくる「色欲」。
まだ勃起も射精も知らない純真無垢な岳が、朝陽を想って初めて体を熱くしている姿は、途方もなく扇情的でした。
あと、想像以上に小学生攻めをガッツリ堪能することができました。「小学生」だからその辺はふわっとしているのかな、と思いきや、です…!
幼気で真っ白さな岳が雄の表情を見せたり、下半身は立派だったりと本当に至る所にギャップ萌えが張り巡らされいて…!

朝陽と岳は紛うことなき相思相愛。しかし、どうしても小学生と大人という立場の違いにはどうしても抗えません。
「小学生に手を出すという禁忌」を犯すまいと岳と距離を置いている時の、岳の悲しさ、朝陽の胸が張り裂けそうなほどの罪悪感がひしひし伝わってきました。

まさに「可愛くて切ない、究極の年下攻。」
可愛さに萌えて癒され、切なさに胸が絞られ、読了後には二人の一生を傍で見ていたくなる、宝物の一冊になりました。

ちんつぶK 同人 コミック

珍子、珍古神社へ

1冊目が発行されてからなんと15年半とのことです。とても歴史のある作品ですね。

11冊目の「K」ではとうとう珍秘の謎に迫るべく、珍子同盟一同で事件が起こった珍古神社へ向かいます。
相変わらずの飛び抜けたコメディに笑わせてもらいつつ、珍子との別れが迫っているのがひしひし伝わってきて切ない。

今回の醍醐味は温泉!
他の客もいるなかでイイコにできるかな珍子たち。
個人的に嬉しかったのは、
「あーやせ ぷるんぷるん♡」
「とーりでくん つんつくつん♡」
のやりとりが見れたことです(以前より控えめではありましたが)。人間の取手と綾瀬の距離もだんだん近づいている…!
必死で理性を保とうとしている取手と、しかし「我慢しないで」と積極的な綾瀬。絶妙な関係性でたまりません。

そして神谷の浴衣姿にムクリとさせる岩淵。ナイスムッツリ。
喧嘩ばっかりの犬猿の仲だったことを思うと、相思相愛になってラブラブになっているのが感慨深いです。

珍子が戻ったらどうなるのかなー!いつまでも現状を見ていたい気持ちとラストが気になって仕方がない気持ちとで板挟みです。
珍子たちへの愛しさと切なさで胸がいっぱいになれる最高珍作です!

意外と大胆なんです。

今どきのチャラ男×もっさり眼鏡な天使受け。

まず受けの新木さん。
見た目はもっさりと地味で黒髪眼鏡な三十路さん。
そんな彼は、料理が上手で家庭的。さらに猫好きで、猫とじゃれている姿がとても可愛くて天使です。
酔っぱらって無防備になっている姿も天使。
干潟くんが癒されて思わずキスしちゃうのも大納得。

と、そんな大人しそうな見た目に反して、思い立ったらすぐ身体が動いてしまう大胆な性格も持ち合わせています。さらに、控えめに見えて「悪いことはダメ」とはっきり伝えられる真面目さもあり、大人の男性としての魅力もたっぷり!

さらにさらに、新木さんは真性ゲイで、自分からフ●ラする大胆さもお持ちです。性に無頓着そうな真面目な彼が実はエロいなんて…干潟くん風に言うと「マジヤバイ」ですよね…!笑
あとロックバンド好きというギャップも衝撃的で萌えました!笑

そして攻めのワカゾー・干潟くん。不誠実な恋愛遍歴を持っていたり嫉妬でキレたりしつつも、新木さんに自らアプローチして歩み寄る姿が若々しくて可愛かったです。
自分で切った新木さんの髪が気になってちょんとちょんと触っている仕草にきゅん。
そして、敬語が苦手な彼が、新木さんには初めて真剣に「好きです。付き合ってください」と伝えられるようになったのが素敵でした。
新木さんの誠実さを受けて真っ直ぐ素敵な大人に成長してくれそうです。

最後シロヒゲ視点の甘々な二人に最高に癒されました。
いつまでも見ていたい、読んでいて幸せな心地になれるお隣さんBLでした。

さよなら、ヘロン コミック

ymz 

「これは共犯だ」

高校生の頃からずっと寄り添ってきた2人。しかし、キスをして、何年間も生活を共にしてきたものの、その関係は友人でも恋人でもない。
二人の間だけに構築された特別な関係性に、もどかしくも温かく優しい空気が感じられました。

お互い、家族の間に軋轢があった草次と海風。
家族との間に生まれた溝を埋め合うように、二人は「共犯」関係になります。

キスをして同棲もしていますが、一冊を通して、直接的な性描写はありません。
二人は激しく身体を求め合うわけではなく、愛を囁き合うのではなく、空気のように自然に自然に傍にいるだけです。
ただ、そんな中だからこそ、草次が「おまえがいればそれでいい」とか「好き。嫌いなところも腐るほどあるけど」といった殺し文句を口にするのが際立っていて萌えました。照れもせず真顔で口にしているのも可愛いです。

とはいえ、そんなクールな草次も、ちゃんと海風に恋をしているんですよね。この「何でもない関係」を変えたくて、初めて今の関係を壊そうとしてしまう。

最初から最後まで、脆さや危うさが共存しつつも、静的で落ち着いた物語でした。詩的な描写も多く、読み返すたびに深みが増しそうです。