はだける怪物 (上) 小冊子付特装版

hadakeru kaibutsu

はだける怪物 (上) 小冊子付特装版
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神87
  • 萌×24
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

23

レビュー数
12
得点
460
評価数
95
平均
4.9 / 5
神率
91.6%
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥979(税抜)  ¥1,058(税込)
ISBN
9784403666087

あらすじ

初めてだ。
こんなみっともない恋

おげれつたなかが剥き出しにする「好き」のその後の物語。
林田が秀那と出会う前、「かんちゃん」時代の恋が腐食していく日々を描いた「はだける怪物」前日譚小冊子「薊(あざみ)」をセットした特装版!
(「薊」にはリバ表現があります)

セフレから始まって、恋人同士になった秀那(しゅうな)と林田。
林田には、前の恋人を殴っていたという過去がある。
それを含めて林田を抱きとめた秀那だったが、彼の部屋の壁から、今は見せない眩しい笑顔の昔の林田の写真が消えることはなかった。
そんなある日、秀那に大阪支社へ転勤の辞令が出て……。

ピアス跡だらけの『怪物』林田と、器用な恋しか知らない秀那。
おげれつたなかが剥き出しにする、「好き」のその後の物語。

表題作はだける怪物 (上) 小冊子付特装版

秀那歩(会社の後輩)
林田(リーマン)

その他の収録作品

  • 描き下ろし

評価・レビューする

レビュー投稿数12

安定のエロさ

いや。本当にエロが最高です。こんな、アグレッシブなエロだけど林田さんが積極的で秀那を、甘やかしているのがわかる。愛があるのがわかるので読んでてすごいいいって思えます。
今回は、秀那のための話かなと思いました。これからどうなりたいのか好きという気持ちだけできたけど、林田さんの内面の問題に秀那が、耐えられるのかってところがポイントかなと。
林田さんは自分の過去も含めた上で秀那を大切にしようという決心が見えるんですよね。
でも、一方的に林田さんが全部背負うだけでうまくいくのかって付き合ってその後のものがたりですね。

2

やっと林田さんとカンちゃんがつながるかも。

「怪物シリーズ」の不愛想だけどエロに奔放な林田さんと、『錆びた夜でも恋は囁く』で弓にDVしていたかんちゃん、何度読んでも私の中で二人は同一人物として繋がりませんでした。
でも本作で、過去と現在が繋がって、一人の男の全体像が見えてくる気がします。

前作「ほどける怪物」で、DVをしていた自分は幸せになっちゃいけないと思っていた林田さん、意地を張りつつも秀那を求めて、秀那も林田さんのことが気になって、恋人として落ち着いた二人。
仲良くやっていたものの、秀那は大阪に転勤することになって…

イケメンで過去の彼女達ともソツなく付き合ってきた秀那。
彼女達は言うことを聞いてくれる秀那を理想のように感じてるけど、秀那は本当の自分を見せず、彼女達に何も望んでいなかっただけ。
そんな秀那が林田さんの過去を気にする。傷つけても、傷つけられても、自分だけが林田さんの1番でありたいと願う。
初めて人を愛して欲するのは、痛みも混じるものだと思う。

林田さんも、「もう……お前以外、誰も好きにならない」って断言するくらい秀那のことを想っているのに、まだDVの罪悪感と、自分がまたそうなってしまうかもしれない恐怖に囚われていて、愛されることに自信がないなままなのが切ない…

でも嫉妬した秀那からひどいことを言われたのに、林田さんは秀那ではなく自分を傷つけた。それは暴力で憂さ晴らしをしていたかんちゃんとは変化している証拠だと思える!

秀那が林田さんの過去を知り、いまの林田さんも含めて理解して抱きとめてくれたら、私の中でも、かんちゃんと林田さんは繋がるような気がします。
下巻で、そんな未来がやってくることを願っています。

3

ayaayac

macy 様
コメントありがとうございます。
そちら見落としていました…読み直してほんとだーと思いました。
なかなか古風な名前なんですね。どんな漢字を書くのか気になります。
教えてくださってありがとうございました。

macy

林田さんの名前はかんのすけですよ。【錆びた夜でも恋は囁く】で弓とファーストコンタクトを取った時に「俺かんのすけってんだけど長ぇしダサいからかんちゃんて呼んで」と言ってます。

特装版小冊子をつけてくれてありがとうございます!

電子派なので特装版小冊子はどうせつかないだろうな…とダメ元で出版社に問い合わせ「小冊子ありと無しの二種類ご用意します」との回答を得てたけど、万が一、方針転換などされて小冊子付きはなかったらどうしよう…って思ってただけに、小冊子が読めてほんとーーーーに良かった。発売されるまで正直どきどきしてました。
なので、この作品のご関係者様みなさまには特装版小冊子も電子にもつけてありがとう!!そして紙書籍をさほどタイムラグもなく発売してくれてありがとうございますと言いたいです。(紙と同時ならもっと嬉しいけど)

さて、特装版小冊子。事前にレビューでその内容を見知っていただけに読むのに身構えてしまいましたが、これは避けては通れない&読まなくてはいけない内容だなと思いました。
ヘビーです。苦しいです。読んでて心臓がキューーーーっとなります。さてもっかい読み返そうかという気分にはなかなかなれません。
「錆びた夜でも〜」での弓に対するかんちゃんのDV。「恋愛ルビ〜」の【ほどける怪物】のかんちゃんの自責。これらの源流がこの特装版小冊子に描かれていました。

かんちゃんが追い詰められて心が壊れていく様子を読んで、かんちゃん、DVも致し方なかったよね…とはやはり思えないし正当化はできないけど、かんちゃん辛かったんだね、苦しんだんだね…とその心に寄り添うことが出来た気がします。

本編は秀那とかんちゃんが中心となってお話が進んでいきます。いまだ壁に貼られたままの弓とかんちゃんの楽しそうな高校時代の写真。その写真に写った見知らぬ男の影響力を感じずにはいられない秀那。
そしてお話の最後では、同僚に連れられていったバーの店員があの写真の男であることに秀那が気づく…!といったところまで描かれてます。

次はとうとう弓とかんちゃんが会えるのかなぁ。次巻も楽しみです。

3

林田さんは救われるのか?

錆びた夜でも恋は囁くで弓にDVしていた林田さんのお話なので、今作だけでも楽しめますが、錆びた夜でも恋は囁くー>恋愛ルビの正しいふりかたのコミックスに収録されているほどける怪物ー>はだける怪物を読むと林田さんと秀那のことがよくわかると思います。

錆びた夜を読んだときにとっても嫌な印象しかなかった林田さんですが、特装版の小冊子の薊(同人誌だったもの)を読むと弓と幸せそうに過ごしていた時期もあったことがわかるし、どうして暴力を振るうようになってしまったのかがよくわかるので、もし薊を読んでいない方はこちらの小冊子付特装版の方を購入されることをおススメします。

林田さんは弓と別れてから、ブラック企業を辞めて今の会社で、後輩の秀那と出会いお付き合いするようになって、ラブラブに思えるのですが、林田さんの家に行くと高校生時代に弓と一緒に笑顔で写っている写真が壁に貼ってあって、気になる秀那だけどなかなか聞けず、大阪に転勤になるしちょっと不安もある秀那は勢いで林田さんに写真のこと問い詰めて、それが昔殴っていた相手で、元カレだということを林田さんから聞かされます。
写真を剥がすことはできないとも言われ、モヤモヤする秀那。林田さんは壁にあの写真を貼ることで自分への戒めとしているように思えます。自分は一人でいなきゃいけないと思っていたけど秀那と出会ってもう一人ではいたくないという気持ちもあるし、もうお前しか好きにならないと言ったりもして秀那のこと本当に好きなんだと思うけど、林田さんの家に行くたびに目にする写真のことはずっと気になっていて、そこには自分は踏み込ませてもらえない寂しさやもどかしさも抱えたまま遠距離恋愛に。

仕事が落ち着いてきた頃林田さんが大阪の秀那のところに遊びに行った時は、観覧車に乗ったりおばけ屋敷に入ったり普通にデートしててラブラブな2人が見れて良かったです。
林田さんが東京に帰ってしばらくして、会社の先輩の付き合いで京都のBarに行った秀那は偶然林田さんの部屋に貼っている写真に写っている人に似たBarの店員を見て、それが写真に写っている相手だと確信します。

そのあたりで下巻に続きます。

とにかく林田さんは弓を殴り続けて傷つけたことを凄く後悔しているし、また秀那にも同じことをいつかしてしまうんじゃないかと恐れていると思うのです。
弓を殴っていたことは事実だし今更取り返しがつかないことだけど、今はもう手を上げることもないし、弓を幸せにしてあげられなかったことを後悔していると思うけど、秀那に出会ったことで変わっていった林田さんには今度は自分が幸せになって欲しいなと思います。
自分は幸せになっちゃいけないと思っているみたいなのが見ていて辛いです。
弓とのことになると秀那にも一線をひいてしまうし、なかなか弓とのことがすっきりしないと前に進めないみたいなので、いつかは直接会って気持ちに決着をつけられれば、林田さんも秀那と本当に幸せになれるのかなと思います。

こちら上巻なので下巻に続いていくので、この件に関しては宙ぶらりんですが、本編は林田さんと秀那色んなプレイに挑戦したりして、めちゃくちゃ林田さんがエロいです。

たくさん身体は重ねているのにお互い踏み込めない部分がもどかしいので、下巻ですっきりできると良いなと期待してます。

2

最高です

エロの濃厚さはご馳走様としか言いようがないですし、ストーリーも心理描写がとても丁寧で大満足です。


前作の「ほどける怪物」では弓側から俯瞰していたので、
「かんちゃん、幸せになっちゃうの…?」
と正直幸せな終わり方に懐疑的な自分がいましたが、今作ではかんちゃんが今まで感じてきた痛みに自分の心も締め付けられました。
かんちゃんはやってはいけないことに、直接的な意味合いも含め、手を出してしまいました。

特装版を買ったので、同人誌の「薊」を読みました。かんちゃんの気持ちに同情はしますが、それでも到底許される行為ではありません。また、許されてもいけません。
ですが。
そんなかんちゃんのこの先の幸せを祈れずにはいません。
過去は二度とやり直せないですが、そんな過去を踏まえた上で、未来は幸せになってもいいのではないでしょうか。
今度こそ二人でゆっくりと幸せになってもらいたいです。
あと、取り敢えずかんちゃんが元上司には、去勢したあと、全身の皮を剥いで一晩中アルコールにでも漬けといてください笑笑

下巻、次回作も楽しみに待ってます٩(ˊᗜˋ*)و

3

かんちゃんに惹かれます

錆びた夜に続き,この作品を読んでうれしいです。前作より林田がメインの今作は大変読み応えある作品です。弓の前彼の時のかんちゃんと今のかんちゃんとのギャップ,半端ないですね。かんちゃんの弓へのせつない思いも秀那への好きな気持ちも,切ない過去で自分を許せないところも,すごくかんちゃんに惹かれます!
かんちゃんの幸せを祈って,続きを楽しみしています!

3

林田さんの表情筋頑張った!

雑誌で内容はわかっていたのですが、まとめてみたかったのと同人誌の薊がついてくるということで少し高かったのですが、特捜版を購入。でも、お金を払う価値はあったと思います。内容については皆さん方が書かれている通りです。
私は、錆びた夜からずっと林田さんの方に思い入れがあったので、今回単行本になってくれて本当に良かったなと思います。ほどける怪物やはだける怪物の世界観って、作者の他作品と比べてあくまで林田さんと秀那の2人の世界で話がすすんでいきます。なので大きく物語の流れが変わったりとかはしないのですが、その分2人の心理描写にすごく惹かれます。なので、2人の気持ちに同調したり、逆に何でこここんな風に思うんだろとか何でこう行動したのかなとか疑問におもったり、深読みしたりしてしまいます。現実に2人がいるんじゃないかと思えるほど、のめり込んでしまっちゃいます。
そんな2人も雑誌ではクライマックスを迎えていくわけですが、温かく見守っていきたいと思います。
あっ、単行本最後の書き下ろしが個人的に一番好きでした。

4

死ぬほど面白かった。

読み応え半端ないです。
かんちゃんのエロが際立ってますね。
しかも紙版は修正が最小限に抑えられており、ディティールもかなり詳細に描かれています。
個人的に修正が最小限である事にもう、心底感動した!!

小冊子はかんちゃんと弓の同棲してる時のお話で、かんちゃんがブラック企業で心が壊れていく様子が丁寧に描かれています。
そして、この小冊子読んで発覚したんですが、かんちゃんは弓と付き合ってるときはバリタチで弓がバリネコだと思ってたんですが、どうやら互いにタチネコどちらも気分で交代してた模様。

この描写で、「恋愛ルビ〜」の「ほどける怪物」の時にかんちゃんの「後ろを使った事ある」発言とその経緯にしっくりきました。なるほど、弓と交代してたんだな。

兎にも角にも、こんなに読んだ後満たされる様な絶対買いのBL漫画には久しぶり出会いましたね。
そして、昨今流行りの小売書店毎の特典付き販売方式には心底嫌気が差していたが、今回のこの作品に関しては店舗特典も余計な描き下ろしとかもなく、誰でもいつでもどのサイトでも特装版小冊子付きを購入出来るという理想的販売方法にはマジで感謝したい。
ありがとう作者様!ありがとう編集担当者!ありがとう出版社!ありがとう企画担当者!

6

書き下ろしに癒されます

小冊子「薊」は以前からレビューを読んでおり、覚悟して読みましたのでなんとか耐えられました。知らずに読んだらビックリすると思います。若いかんちゃんの屈託のない笑顔がどんどん変化していくのが本当につらいです。

単行本の最初のカラーページは以前雑誌の表紙になってたメガネの林田さん。インテリっぽくてイイですね。

前作、はだける怪物のラストから2年経過。
安定のエロを交えつつ、主に秀那目線で話が進みます。秀那が大阪転勤になり、遠距離になる二人。
秀那は付き合う時に、アンタの過去は関係ない、と林田さんに言った手前知らんぷりをしていますが、部屋に貼ってある高校時代の写真がどんどん気になるようになっています。

それぞれの過去の回想などを挟みながら話が進んで行きます。そして番外編では弓と真山が京都に引っ越す事が書かれます。相変わらず仲の良さそうな二人。

切なさも萌えもエロもありとっても面白いのですが、過去が二人にのしかかり、やや重い雰囲気です。
そんな中、短いのですが最後の書き下ろしに癒されました。まだ秀那が大阪に行く前の会社の飲み会の話ですが、林田さんの全てがカワイイ!雑誌派なのですが、このラブラブな2人を見れただけでも買った甲斐がありました。

薊、錆びた夜でも恋は囁く、恋愛ルビの正しいふりかた(ほどける怪物)、そして本作は密接にリンクしているので、全部読んだ方が理解が深まってより面白く感じると思います。

二人の愛は問題無いのですが、上巻はとっても気になる終わり方をします。
シェリプラス2017年7月号に第7話が掲載されています。電子版は2018年1月8日までの期間限定販売のようです。
下巻が待ちきれない方は是非。

6

特装版を買ってほしい!絶対!!(ネタバレ有)

ネタバレあります。
めっちゃネタバレしてます。気をつけて下さい。


特装版の小冊子は、かんちゃんと弓のラブラブな頃からかんちゃんが働き始めて壊れていくまでの話となっています。

錆びた夜〜では弓視点なので、弓にただただ暴力を振るだけの彼氏といったふうにうつっていますが、かんちゃんはいい子なんだよぉ....!

元々錆びた夜〜が発売された頃からおげれつさんのキャラの中でかんちゃんが最推しだった私。
顔もドタイプだったしクズが好きだったこともあります。DV彼氏ですが何かを背負ってるような感じが最高に好きでした。

錆びた夜〜を読んで「かんちゃん無理!嫌い!」ってなった方も沢山いると思います。

そんな人に小冊子を読んでほしい!

かんちゃんは妹の大学進学のためのお金を稼ぐために働いています。そこで勤めてしまった会社がダメだった。。
上司からお茶はかけられるわ、土下座させられるわ、頭踏まれるわ、全裸強要されるわの日々。
理不尽に仕事を頼まれたり、残業代も払われていない。
途中で読むのが辛かったです。
かんちゃんにとってきっと唯一の癒しが弓でした。

毎日何も言わず働くかんちゃんと正反対に、弓はバイトを半年で辞めたり。。
かんちゃんが「もう無理かも」と弱音を吐いたら、弓は「負けるな!」って。。
弓には悪気は無いのはわかるんです。だけどかんちゃん視点からしたら弓の方がちょっと無神経で堕落的。。
そしてかんちゃん、弓には他に忘れられない男(真山)の存在にも気付いています。
弓の昔の携帯を捨てようとしてる姿が本当に切ない。。
かんちゃん、弓のこと大好きなんです。

だけど弓に手を出してしまった仲直りした弓の手をとってしまった。

ここまでが小冊子の内容となります。

本編は、秀那と林田さんの話。
私は秀那が苦手なので(短編での「昔彼氏にDVしてたのは俺には関係ない。どうでもいい」発言がちょっと嫌だった)、読んでて「やっぱり弓とかんちゃんがいいぜ。。。」ってなりましたが、林田さんは秀那のことかなり好きです。秀那も林田さん大好きです。
関係ない発言したけど、やっぱり秀那は元彼が気になる様子。
弓とかんちゃんの写真外してと頼んだけど林田さんに断られ嫉妬してます。
転勤先の上司のお気に入りのバーで働いている弓と会って、、ってところで下巻に続きます。

弓、成長してます。店長してます。
かんちゃんの頃にこうだったら、、って思いました。
う〜〜やっぱかんちゃん×弓を推してしまう><

かんちゃんは弓と別れてウリ?をしてたみたいですね。。
客が出ていってしんどそうな顔をするかんちゃん。(客にフェラしてかんちゃんがゲロ吐いた?吐かれて怒った客が出ていった。客とのシーンは描かれていないので安心して下さい。)←すみません、客とははっきり書かれてません。
部屋を出て行く弓の姿を思い出して心の中で「ゆみ」と呟くシーンが本当に辛かった。。

かんちゃんには本当に幸せになってほしい。。(欲を出せば弓と←)

途中で弓と真山の番外編もあります。


本当に特装版の小冊子を読んでほしい。
絶対にかんちゃんを見る目が変わります。
長々とネタバレすみません。



かんちゃんはイイぞおぉ!!


【追記】
このレビュー特装版じゃない方に書いたんだけどこれは運営にこっちに移されたかなー/(^o^)\
まあ小冊子のことも書いてあるのでね!配慮が足りなかった申し訳ない!

4

かんちゃんの幸せを願う

特装版の小冊子は、同人誌復刻版です。
決して楽しい内容ではないですが、かんちゃんを知るには避けて通れない過程。
本編にも関わってきますので小冊子付きをオススメします。
(※地雷のある方は「薊」レビューを確認してください)


さて、ほどける怪物の続編です。

かんちゃんのとても良い笑顔で終わった前作。
連載開始直後は、再度かんちゃんが苦しむのを見るのが悲しいと感じていましたが、
まとまって読むと、かんちゃんと秀那にとって大切な続編だな、と思えました。

かんちゃんが弓に暴力を振るっていた過去。
今も外すことが出来ない高校時代の写真。
あの頃のように笑えなくなったかんちゃん。

秀那と同じ時間を過ごし、秀那に愛されて、今は幸せだと思います。
でもかんちゃんの根本はまだ過去のわだかまりが燻っていて…。
その辺りに焦点を置いた続編となっています。

また、秀那も秀那で、焦りを感じています。
かんちゃんの燻りには気付いてるけど、どうして良いのかわからない。
かんちゃんと過ごす時間は幸せで楽しいけれど、つきまとう不安。

2人が本当の意味で幸せになるための続編と信じてます(;ω;)


本編は、
仲良くしているけれど、見えない部分ですれ違ってるような、
少し寂しさを感じるその後の2人から始まります。

秀那視点が多く、チャラい性格に隠されたものが…。
自分の弱さを見せるのが嫌で、余裕ぶってカッコつけてしまう秀那。
かんちゃんは気付いてても何もしてあげられません。

激しいエッチで秀那を喜ばせて、抱き合って、眠って。
ただ、好きでいるだけ。

私はかんちゃんがすっごく好きなので、
かんちゃんの不器用な優しさや健気さ、泣きそうな優しい笑顔に、
アカン、涙腺が〜〜〜。゚(゚´Д`゚)゚。

すっごい秀那が好きなのが伝わる!
けど、秀那は自分の自信のなさで、言葉の端をネガティブに捉えてしまう(怒)
それでかんちゃん傷つけるとか許さん!!!

少し不安定さが所々見えるけれど、
秀那が転勤になって遠距離恋愛が始まっても電話したり会いに行ったりと、
愛を育む姿があったのは安心しました。

かんちゃんに会った後の秀那の元気さが…w チョロいw
と、まぁデートすれば仲良しなんですが、ぐぬぬスッキリしないモヤモヤ。

そしてそして、なんと、弓が登場します。
秀那と!弓が!出会っちゃったんです!!

どす黒い過去が引き出されて直接向き合う時がきました。
大好きだった弓を殴って傷つけてきたかんちゃん。
悔やんで、自分を責めて、追い込んで。
『ひとりでいなければならない』と呪文のように…(;ω;)

やってしまったことは消せないけれど、
早く乗り越えられますように、と願わずにはいられない。
かんちゃんの幸せが早く見たいです。

7

懺悔の思いと、恋心と。

作家買い。

おげれつさんの『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフで、『恋愛ルビの正しいふりかた』に収録されている『ほどける怪物』の秀那×林田さんのお話。

『はだける怪物 (上)』は通常版と、特別小冊子付きの特装版が発売になりましたが、私は特装版の方をお買い上げ。この特装版についてくる小冊子は2015年刊行の同人誌「薊」。同人誌の方は持っていないので全く同じものかどうか(修正箇所やカットされている部分があるのかどうか)分かりませんが、「薊」をお持ちでない方にはこの特装版を全力でお勧めしたい。

カンちゃんが、弓にDVをするようになったきっかけが描かれていて、むしろ、なぜこのエピソードがコミックに収録されていないのか分からないくらい重要なエピソードだと思います。

という事で本誌のレビューを。ネタバレ含んでいますので苦手な方はご注意ください。








『ほどける怪物』で、恋人同士になった秀那×林田さんのその後のお話。

リア充で、女の子には不便のしたことのない秀那。けれど、林田さんを相手にすると、今までの経験は役に立たない。なぜなら、今、本気で林田さんに「恋」をしているから。

そんな秀那視点の気持ちからスタート。
みっともない自分を、林田さんには見せたくないとモダモダする秀那とは反対に、余裕があり身体の関係だけを楽しんできるように見える林田さん。

けれど、そんな林田さんには、「自分は一人でいなくてはならない」と自身にセーブをかけているところがあって…。

『錆びた夜でも恋は囁く』のスピンオフで、『ほどける怪物』の続編ではありますが、これ単体でも読める展開にはなっているような気がします。でもやっぱり前作を読んでいた方が理解は深まる。何より、林田さん(カンちゃん)の孤独と懺悔の想いが胸に詰まる。

孤独を抱えたカンちゃんが、やっと幸せになりそう、となったところで持ち上がる秀那の大阪への転勤。林田さんへのわんこぶりや、彼にみっともないところはみせたくないと奮闘する秀那の若い恋心に和みつつ、そこかしこに林田さんが抱える孤独がちらりと見え隠れするストーリー展開はさすがおげれつさんといったところか。

あからさまではないのに、林田さんの胸中が、孤独が、じんわりと読者に訴えてくる。

そして途中で、真山くんと弓のその後のストーリーが挿入されているのですが。

これがただ、二人はその後、幸せに暮らしました、という展開でないのが凄い。
きちんと、その後の秀那×林田さんのエピソードに食い込んでくる。

おげれつさんといえば濃厚な濡れ場が持ち味な作家さんですが、今作もすごいエロい。
単純にエロい、というだけではなくって、お互いを想う気持ちとか、過去の懺悔の思いとか。そういうものが読み取れる。

弓を愛していたからこそ、手を離したカンちゃん。
その林田さんを、まるごと愛したい秀那。
そして、今では真山くんというパートナーを得た弓。
出てくる登場人物たち、みんなそれぞれ強烈な個性を放ちながらも話が絡まることなく進んでいく。
みんな、いい子たちで、幸せになってほしい。

早く続きが読みたいです。

7

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