亮二にとってエドがなくてはならない存在になり、その辺りの心情を丁寧に描いていて上巻より良かったと思いました。
ただやっぱりエドの年齢設定には違和感があったなー。年下攻めと言っても、実際は高校生くらいの年齢の子どもなんだよなーと思うと複雑な気持ちに。
また下巻では亮二の過去と中原との関係性も明らかになりましたが、現在連載中の過去編でここが詳しく描かれてますね。辛い(泣)
過去編を少し読んでしまっていたせいもあり、中原の最期(なのかな?)がちょっと気の毒になりました。奥さんとのわだかまりが解け幸せに暮らしてほしかったな。中原が、というより奥さんが可哀想に感じてしまいました。
時代もの・主従・年の差・お仕事もの…本来なら萌えも読み応えもたっぷりな要素盛り沢山なんですが、なんかあっさりしてて物足りなかった。
エドが亮二に惹かれるのはわかるけど、エチ展開への発展が唐突すぎて、もっと心情を丁寧に描いてほしかった。
絵が美しく、地方への電力普及というお仕事ものとしての面白さもそれなりにあるんですが、肝心のLOVEの心理描写が雑だなーと感じてしまいました。
それと終始エドの年齢設定が違和感というか…見た目も17、8歳には見えないし、物言いも大人びすぎていて。5歳くらいの年の差に留めておいた方が違和感なく読めたかな。
下巻で巻き返してくれることを期待したいです。