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表題作良縁と悪食

小田島 尉,一木の同僚,ハイスペの会社員
一木奈緒也,陰キャ会社員,オタク

その他の収録作品

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あらすじ

同性婚も当たり前になった時代。
婚活も人間関係も失敗ばかりの俺は、
無謀にも同僚の超ハイスペ完璧イケメン・小田島に恋をしている。
別に、両想いになれるかもなんて思っていない。
一生不毛な片想いでいいのだ。

――そう思っていたのに、お見合い会場に小田島が…!?
しかもなぜか、俺との縁談を前向きに考えているらしい。

待ってくれ! 俺と君は住む世界が違うんじゃないのか!?
だって俺は根暗で卑屈で、
君はかっこよくて、優しくて、人気者で……。
そんな俺たちが…………け、結婚!!!??

超執着系スパダリ攻×無自覚愛され卑屈受の
偏愛シーソーゲーム!

作品情報

作品名
良縁と悪食
著者
こん炉 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526409
4.3

(241)

(136)

萌々

(74)

(21)

中立

(4)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
21
得点
1043
評価数
241
平均
4.3 / 5
神率
56.4%

レビュー投稿数21

ぐふふ…

ページめくる度に奈緒也の言動がツボりすぎて、タイトルの笑いがずっと出る(笑)照れ顔がまた!可愛いんですよ!あれよあれよと流され、ズブズブと小田島の手中に落とされていく奈緒也をニマニマしながらモブのように眺めて楽しむ作品です♪

0

あまーーい!溺愛甘々攻め様を堪能❤︎

わ〜、あまあまの溺愛!
読後、幸福感に包まれます・:*+.

攻めキャラの属性に執着とありますが、執着というより本当に「溺愛」ですね。溺愛攻め大好きなので感謝感激でした。

終盤の「おはようございます 好きです」「卵は目玉焼き?スクランブル?ー好き」「了解 好きですよ」って朝から顔中にキスしながら畳み掛けてくるシーンがもうたまらなかった…✨

たしかに、結婚するために策略を練る理由としては「惹かれた理由」がちょっと弱い…かもしれない。

でも、それを差し引いても攻めの溺愛っぷり・受けの拗らせ一木君の満たされっぷりが半端なく、心が満たされました◎

病的な執着攻めも好きなんですが、こんなふうに目一杯甘やかして蕩けさせてくれるスパダリ攻めも、やっぱり大好きだ〜〜

1

大事にされるって大事!

誰かに大事にされてるって思えることが幸せなんだな!と感じられる作品です!ところどころに散りばめられた笑いの要素も加減が絶妙で、とにかく読んでいて楽しいです。お顔の表情もコミカルで、これもまた見ていて引き込まれる要素でした。自分に自信がない主人公の気持ちや思考に共感できる部分も多々あって、不器用な生き方だからこそ、終盤に進むにつれて頼む!どうか幸せになってくれ!と願わずにはいられません。やっぱりハッピーエンドが最高です!

4

タイトルがすでに素敵…

卑屈な奈緒也さん、だがそれがいい!!!!!
小田島さんの素敵な罠に引っかかってくれてありがとうございます!!!!
一喜一憂する奈緒也さん、めちゃくちゃ可愛くて最高です。心の中の声が毎度オタク全開で、あれ?私かな?って思います(笑)

3

卑屈ネガティブ陰ヲタのシンデレラストーリー

受けの一木くんが日本ヲタ代表(めちゃ卑屈)でネガティブで卑屈なんだけど恋をしてあたふたして勘違いしてあたふたしてめちゃくちゃかわいい…お母さんに頼み込まれて行ったお見合いに推しが!という、んなばかなストーリーと思いきやその裏にこのイケメン攻めの策略が巡らされていて。。とにかく最後まで攻めの尉くんが考えていることがさっぱり分からずどゆこと?どゆこと?何だけどこの人まじかっこいい。。そして同棲(仮?)の生活の甘いこと、甘いこと。受けのタジタジがまたかわいい。一木くんに何度もがんばれ、がんばれ、分かる〜的な共感をしました。
最後はとてもロマンチックでなるほど〜でした。ヲタ受け好きな人は絶対好きだと思う!

7

最後まで全部明かさないド執着攻め

ちょいちょい嘘くさい顔、悪そうな顔で何をたくらんでいるの〜?!っていう攻めでした。

しかもこれ、最後までそこここのシーンで何を思っていたか明かされないんです。妄想が捗るぜ‥

しかし妄想なだけでもないような気がする不思議。
何度も読み返し読み返し、そうするとだんだん攻めが何を考え、企てていたのかわかってきます。スルメのような作品!!
よほどでないとあまり読み返す習慣のない人間なので余計こちらの作品のこういうところがお気に入りになりました。
間違いなく、神評価です。

6

執着する理由が弱い

1話を試し読みして、小田島が何か企んでるような不穏な雰囲気を醸し出してて「どうなるんだろう?」と続きを楽しみに読んだのですが、わりと普通の展開でしたね。
一木への執着心はあるものの、ただ溺愛してるだけだなというのが読んでてわかってしまって、1話のアレ何だったの?と拍子抜けしてしまいました。
あと小田島が一木にそこまで執着する理由が弱いかなー。もっと衝撃的なきっかけがあって、色々策略練って根回ししてお見合いまで漕ぎ着けた…とかならわかるんですけど。
ただお話のテンポは良くて最後まで一気に読めました。

4

スパダリとオタクって組み合わせは好き

ストーリーは面白かったですし、二人の関係性は好きだと思ったんですが、ご都合展開にうまく入り込めずついていけなくて、不完全燃焼でした。

また、受けが卑屈になってるのをわかりやすく表現するためとはわかってるんですが、冒頭で結婚は幸せ、してない人は不幸みたいに描かれてるのが自分は好きじゃなかったです。なので余計に終始物語に集中できませんでした。


ですがいわゆるシンデレラストーリーは好きです。
攻めはよっぽど受けの顔とか雰囲気がどストライクだったんだろうな。じゃなきゃあのきっかけでここまで執着できないと思う。
というか部長って受けのこと好きだったのかな?
実は男にモテる受けだとさらに楽しくなりますよね。

1

かわいい2人

同性婚が当たり前になった世界でのお話です。
受けのちょっと早口になっちゃうオタクっぷりがかわいいです。
ラストにスパダリ攻めの執着のきっかけが分かり
そこがいい意味でぞくっときます!
続編も読みたいな〜

0

推しとの生活

こん炉先生の作品を読むのは「それは、甘くて苦い。」に次いで2作目になります。当時気になっていた顔の輪郭とか、表情がホラーに見える点は改善されて凄く綺麗な絵に進化してたと思いました。

凄くコミカルで面白かったんですが、どうして小田島が一木をロックオンしたのかは終盤まで明らかにされないのです。
もちろん一木の片思いではなくて、小田島が一木に好意を持っててかなり執着してるのは読んでて伝わって来ました。

でもその一木を好きになった理由が凄く弱かったかなと思いました。ちょっと肩透かしでした。出来ればお見合いを画策した裏話とか入れてくれれば、小田島の一木への思いに信ぴょう性が出たかなぁと思いました。この辺りが凄く物足りないです。

小田島と一緒に車で出社した一木に理由を聞こうと群がる女性たちがちょっと怖かったですが、もっとこういうシーンが欲しかったです。

個人的にはお見合いの場で消極的な一木に対して、1年間のお試し同居を提案した小田島が策士なのと、推しとの1年間の生活という罠にまんまとハマった一木が可愛かったですね。

1

スパダリ溺愛付き物件

あまくて、クソ重な執着愛はいかがでしょう?

本作中では同性婚が法律で認められるようになって久しく、
近頃ではノンケ同士のお見合いなんてのもあるという世界観です。

そして、婚活連敗中の一木もまた心配する母によって
強引にお見合いをセッティングされてしまいます。

気が進まないながら会場に向かうと
そこには片想い相手で同僚の小田島がいて…。

お見合い相手が想い人ってそんなおいしいことある?

一木視点だとまさに奇跡のような偶然なのですが、
これ多分、絶対、小田島側で仕組んだやつ。
だって、表面上は爽やかなのに逃がさねえ感がダダ漏れだもの(笑)

そんな小田島の心中にも気付かず、
予想外のお見合い相手と猛アプローチに戸惑っているうちに
トントン拍子にお試し同棲生活が始まってしまうのでした。

そうして小田島の朝から夜までのノンストップ溺愛がスタート!

口を開けば甘ったるく口説かれ、
二人きりになれば優しく抱き寄せられ情熱的なキス。

じわじわと甘い毒に侵されていくように、
小田島に身も心も委ねてゆく一木。

「好き」の一言はないにしてもここまで全身全霊で
好きを示されればわかるでしょう?てなものですが、
持ち前の卑屈さのせいで“小田島から愛されている”事実を
素直に認められない一木にじれもだが炸裂してしまいます。

けれど、小田島も負けてはいません。
外堀を着々と埋めて結婚を前提とした同棲(仮)にこぎつけたばかりか、
一木がチョロいことをいいことにそれらしい理由をつけて、
キスし放題、お尻の開発までこなし、身も心もとろかし放題♡

天然かつ頑固な一木を落とすべく、とにかく尽くして甘やかす
小田島の怒涛のスパダリっぷりに目ばかりか、心までがっつり
保養されてしまいました。ありがたや…。

ただ、ここまで溺愛アピをしているにもかかわらず、最後まで
「好き」を言葉で伝えることはしなかったのはなんでなんだろう?

態度ではこれでもかというくらいにまっすぐに愛情を注ぎながら、
一木が落ちるのをじっと待ち続けた小田島に見た目の爽やかさとは
裏腹にねっとりとした腹黒な執着を感じました。

でも、確かに一木の拗らせ具合だと正面から告白したところで
何か裏があるのでは?とか疑ってきそうだもんな。。。
だからこその既成事実を作ってしまえ作戦だったのかしら…?

最終話では誤解から一木が家出をしてしまう一波乱も起きますが、
小田島の執着愛から逃げられるはずもなく、ちゃんと追いかけて
掴まえてくれるのでご安心を。

でも、ずっと余裕綽々だった小田島が珍しくちょっと焦っていて、
ようやく一木に想いを告げるシーンではキュンときてしまいました。
うんうん、この瞬間を待ってたの!

想いが通じた後はこれまで駆け引きしてきた分を取り戻すように
あまあま全開な二人にニヤニヤが止まりませんでした( *´﹀` *)

今まで最後まで抱くのを我慢してきた小田島が理性をぶっ飛ばして
雄みを爆発させて一木を抱いてしまう両想いエッチがもう最高なんです!
紳士も良いけれど、本能剥き出しの欲情顔はもっと良い…!
一木の涙と鼻水でぐしょぐしょになったトロ顔もたまりません♥
待ちに待った初挿入の快楽に朦朧としているくせに
「少しでも…長く俺の中に居て」なんて
無自覚に煽っちゃうのも罪深&エロすぎる…!

そして、想いが通じ合った翌朝には
一木の薬指に光るものが…とお約束のロマンチック展開が♡
会社でも公認の仲となり、これぞ完全無欠のハッピーエンドでした♪

4

捉え方次第で美食になる

同性婚が当たり前になった世界で、ハイスペイケメンの小田島とすべてにおいて卑屈で陰キャな一木が結婚をするまでが描かれたお話でした。

最初こそ嫌なヤツっぽさ全開の一木ですが、母親思いの優しいところがあったり意外にも素直なところがあったり。
キャパオーバーでいっぱいいっぱいになっている可愛らしさなどが見えてくると全然嫌なヤツではないのがわかったので、彼の恋が上手くいくよう純粋に応援しながら読み進めることができました。

小田島は登場のシーンからすごく良い人で性格に難もなく、とても穏やかなイケメンという感じでした。
一木のことが好きだとわかったあとは気持ちが自分に向いてくれるよう努力したり、身体の関係を持つのを急がずにとても大切にしていたり。
そんな姿には好感しかなくて、一木は良い人と巡り会えて本当によかったね…!と、ものすごくほっこりしました。

でも本編ラストに小田島のちょっぴり歪んだ執着愛が見えてゾクりとして、最後の最後でお話の印象が変わるのが面白かったです。

4

気付かなかった…!

過去数作ですが既読済みのこん炉先生
数年振りの再会です
が!正直あのこん炉先生って分かっていて読んでなくて読後に気付きましたー

何か作風変わりましたかね?
過去作にもちょっとコミカルなものはありましたがどことな~く仄暗さみたいなものを感じる事があった印象の先生でした
今回はとっても分かり易いすれ違い・拗らせ・執着キャラで全体を覆う空気感も明るい印象で変に裏読み無しで楽しみました
これ、もしかしたら事前に「こん炉先生」って分かっていて読んでたら変に先入観が入ってしまっていて読後の印象が違ったかも知れません
多分ちょっとイメージが違ったーとかになってしまうネガ気味だったかも

自分的には今回「こん炉先生」って認識しないで読めた事が吉と出た気がします
なので最後迄気付かなくて良かったかも♪

設定はBLを満喫し切るのにピッタリ過ぎる世界観
ファンタジーと言えばファンタジーだしいつかファンタジーじゃなくなればいい世界でもある、うん、いい設定~
展開は前述通りのキャラなので小難しさはありません
なので読みやすいBLでございました!
パンチはないかも知れないですがずっと笑顔で読めるタイプです
受けの一木のかわいい笑顔にもつられちゃいましたー

キャラも読者も笑顔になれるタイプのお話し、平和でいいです!
こん炉先生って認識していたら「萌」だったかもですが…読後に気付いた位なので純粋に作品を楽しめた!という事での評価にしました
久々に手持ちの先生の作品、再読しようかな('ω')ノ

2

英語のタイトルがいい!

今作は、こん炉先生の作品で一番読みやすくて人気が出そうなそうな作品になっています。
今までの作品の独特な(いい意味での)アクの強さもちゃんと残りつつ、クスッと笑えるラブコメになっています。

同性婚が正式に認められた世界観の中で、攻めと受けそれぞれの思惑の中で1年間のお試し婚をするお話です。

最初から読者には受けの一木だけじゃなく攻めの小田島も好意を寄せていると分かります。でも自分に自信のない卑屈な一木には、小田島は完璧な男に見え、不毛な恋だと思っています。それでも小田島の計算し尽くされた執着と腹黒さに一木はどんどんとペースに呑まれていきます。
そのふたりのすれ違い、勘違い、初心な反応、腹黒を隠すキラキラ感をこん炉先生らしく楽しく読ませます!
時々見せる一木の無自覚デレや小田島の焦った顔が相手をドキドキさせたり、「もしかして俺のこと好きなのかも」と思わせたり、効果的に描かれていました。

そのままうまくまとまるのかと思ったら… 一木の勘違いで一緒に住んでいる家を飛び出し、ふたりは離れ離れに。
もちろん小田島は追いかけて、あっという間につかまります。だって執着攻めですからね!
再会したふたりの告白もその後のドタバタもひっくるめて、めちゃくちゃよかったです。

最後に英語のタイトル「スイート・トラップ」と「ビター・ラブ」を見て、納得のエンディングでした。
ぜひ読んでください!おススメです!

9

面白かった〜

一木が卑屈な理由とかが特に掘り下げられてないの、なんか良かった
婚活に失敗し続けて卑屈になったんでもなく、虐待されてなったんでもなく、なんかそんな人なんだよね
母子家庭で耐えたりするのに卑屈になるのがちょうど良かったんだ、一木には
婚活失敗は卑屈だからであって因果が逆だよね

一番良かったのがメガネ取ったら印象凄く良く変わるってことを読んでるこちらも既に思っていたから、小田嶋が出会いのときに好きになっちゃったことにあんまり(なんで?)みたいにはならないこと
お見合いのとき一木とってもイケてたもん

一木に愛を注いだらどうなるか…怒って逃げて幸せに微笑んじゃった
優勝じゃん!

あんだけ卑屈で気難しいの好きになるのは確かに確かに悪食
でも、犬飼ってたり、元々注ぎたい質だったんだろうから、実はピッタリの良縁だよ〜
叔母島で心解れたところに到着したのも良かったんだろな

素敵な終わり方で面白かった

4

卑屈だけど案外素直なのよ

こん炉さんも作家さま買いしてるんだけど あれが好きとか ここがいい ってのがハッキリしてなくて
あ~なんかいい あ~なんかすき って 大分失礼なんだけどお話の雰囲気がすきでついつい手を出してしまう って感じなんですよね

ほんと失礼だけど


100連ガチャで出ないSSRを二階から目薬で引き当てたような推しとの豪華絢爛内密で機密で濃密な1年契約のお試し同居
って なに言ってるか自分でも理解不能なくらい卑屈と甘々が混在する ずいぶんと可愛らしいお話読まされたな と

大好きな推しって事で脳内お花畑で思考停止してるのをいい事に 周到に強かに囲いこんで追いこんで 
正気にかえったところのこの反応とそれを上回る発想と行動が 笑っちゃいけないが笑うしかない


卑屈な性格が招く思い込みと勘違いの大暴走ではあったけど お話の流れ的には想定の範囲内で収まっちゃって 面白くはあったんだけど なんかもう一声ほしかったかな
いや そもそも卑屈になる理由が曖昧過ぎちゃって たかだかマッチングアプリ連敗続きだからってここまで卑屈になるか? 結婚願望だって特にありもしないのに って

もうね あれだ 1日に何冊も本読んで贅沢しすぎて舌が肥えすぎちゃったんだわ 
しかも味覚音痴患ってるから ちょっとやそっとの拗らせくらいじゃ反応できないバカ舌だし 

こういう時に自己嫌悪で知覚過敏な思考に憧れ抱いちゃうのもどうかと思うが 死ぬまでに一度はなってみたい体質第2位だわ(1位は「あたし食べても太れないんだよね」っていえる体質)


溢れる執着が見えたのが一瞬すぎて 帯の『超執着系』に募るモヤモヤ
んんん ごめんなさい 今回のお話はあたしの好きな雰囲気じゃなかったみたいです

てかあれだ ちょっと一回断食でもしてバカ舌治してから読み直してみるわ

5

コミカルで面白いんだけど…

先生の作品は『リフト』が既読です。本作はだいぶ雰囲気が違って、コミカルな作風です。連載時から面白く拝読しました。

同性婚が普通となった世界。
受けの一木は、婚活が全く上手くいかない卑屈な陰キャで、荒んでいる様子。さらに超絶イケメンの同僚小田島に叶わぬ恋をしている。そんな小田島と、なぜかお見合いをして、さらに期間限定で同棲することになるが…というお話。

お話は受け視点です。
小田島は何か裏がある様子ですが、そこは謎な感じで進んでいきます。
一木は普段は眼鏡をかけて地味な陰キャですが、実は眼鏡を外すとけっこう美人。たまににっこり笑顔が可愛い。

和やかに生活をする二人。キスや、エッチのための”訓練”もして、同棲生活は順調に進んでいきます。しかし後半、一木の勘違いにより一波乱あります。

終盤、小田島が汗だくで一木のもとに駆けつけて来たシーンはキュンとしました。
最終話では二人の初めてが、かなりページを割いて濃密に描かれて良きでした♡

同性婚が当たり前の世界観というのは、二人の恋愛に集中できて、なかなかいい設定だなと思いました。ですがストーリーは少々ありがちな展開かな、と感じました。もうちょっと捻りが欲しかったような。

あと溺愛執着攻めは大好きなんですが、小田島が一木に執着するきっかけとなったエピソードが、自分的にはちょっと弱くて、しっくり来ませんでした。その時の一木の表情に、あんまり魅力を感じ取れなかったからかもしれません。
また所々小田島の執着は感じられるんですが、その描き方も少々物足りなかった気がします。

ちょっと辛口になりましたが、全体的にコミカルでライトな感じで、楽しく読めました。軽い作品を読みたい時にはいいかなと思います。

4

相変わらず、テンポが良い!

台詞やギャグの小気味いいテンポが癖になりますね!
今回もクスクス楽しませて頂きました♡

同性同士のパートナーシップ制度が制定され、自由な結婚が当たり前となった世界。
婚活連敗中の超絶卑屈な受け様と、そんな受け様を虎視眈々と狙うスパダリ執着攻めの婚約(同棲)生活を描いた、コメディーBLです。

無自覚美人な受け様・一木さんの、卑屈すぎる心の声に何度も笑っちゃいました!
最初から「一木さんLOVE♡」オーラ全開の攻め様だったので安心して楽しめましたが、当の本人は全く気づかず。
「俺の事、好きかも?」「いや、違うか…」と、ぐるぐる自問自答する一木さんに「なぜ気づかない…!」と何度ツッコんだ事か…笑

そんな受け様を、ゆっくり囲い込む攻め様・小田島くん。
仕事も優秀で高級車を乗り回す、正しくヒエラルキー上位の〝スパダリ〟男子
それなのに、朝が弱くて料理が苦手な弱点が可愛い!
虎視眈々と狙う様子がよく分かる、ねっとり執拗な前戯もエロくて大変良きでした♡

ただ、小田島くんの執着度合いが少し物足りず……
『この結婚は、罠か、愛か?』の帯で、もっと濃厚な執着愛を期待しましたが、意外にもアッサリした印象に。
正直、愛され自覚のない一木君には、監禁レベルの執着愛でも良かったと思うんだ……!

とは言え、テンポの良い掛け合いにクスッとできる楽しいラブコメBLでした。
小田島くんのサブリミナル「好き」が飛び交う、甘々後日談もご馳走様です♡

▶︎シーモア/ライトセーバー

7

₍₍ (ง ・ㅂ・)ว ⁾⁾囲い込み₍₍ (ง ・ㅂ・)ว ⁾⁾♪

個人的にとても好みのカップリングでした。
執着スパダリ×陰キャ天然チョロイン大好物です…!
攻めがなんだかんだ理由をつけて囲い込むの萌える!

『この結婚は罠か、愛か?』

ーーーと帯にデカデカ書いてあるんですが
疑いようがないほど普通に愛しかなくて、コミカル。
心理の裏側を読む必要がなくストレートな展開です。
率直な感想は萌え設定を楽しむ本だな~と思いました。


さてさて。

受けは結婚をせかされて、
セッティングされた見合い相手が片思いしてる人でした。

受けが動揺しまくるのをよそに見合い相手の攻めは…
(もっともらしい理由をつけて)一緒に暮らし始め、
(もっともらしい理由をつけて)キスする仲になり、
(もっともらしい理由をつけて)セックスの練習をするw
は??なんだこれ?どういう状況?と受けが混乱しながらストーリーは進みます。

上記でもわかる通り、
攻めは策士的な何かを感じる執着系スパダリですwww
既成事実で外堀を埋めて絶対に逃がさない圧が強い…!

ハイスペでスパダリ感ムンムンな雰囲気を醸しつつ、
朝が苦手で起きられなかったり、
料理が苦手でデリで取り繕ったり、
スパダリ風に見えて完璧じゃないところがまた良し◎

(スパダリ攻めと言ったら先に起きて朝食作ってて、)
(完璧な料理で受けを朝から甘やかすイメージがある)
(のでスパダリに見える風だなと思いましたw)

受けを落とす為に策を練ってる感が個人的に萌え…!
ニコニコしながら執着が見え隠れする瞬間が好き…!

受けは、陰キャ卑屈オタクで自己肯定感低め。
「俺なんかが…」が大前提にあるので超鈍感です。

表情が感情ダダ漏れでコロコロ変わるのが良きです。
個人的にネガ思考に堕ちた虚無の顔が愛らしくて好き。
(ジト目受けって愛でたくなる可愛さがある…///)

一押し萌えシチュは、、、
付き合ってないのにキスする関係に萌える質なので
起きてチュー
行ってきますのチュー
ただいまのチュー
お風呂入る前にチュー
色んな場面でチュッチュッチュッチュ……。
付き合ってないのに何してんの!(もっと下さい)

あと消え去ろうとする受けを攻めが追いかけるシチュ、
とーーーっても萌えでした♡(∩´///`∩)♡

面白かったーーーー!!!!
(執着スパダリ×陰キャ天然チョロインって)
(ナンボ溢れかえっても貪り尽くせる良さがある…好き)

9

独特な執着心×卑屈な乙女心

小田島×奈緒也


「超執着系スパダリ攻×無自覚愛され卑屈受の偏愛シーソーゲーム」
まさしくこの話の全て!

無自覚愛され卑屈受けが、
自分をどう評価しているのか、
胸がキュンと痛むほど!
完璧スパダリ攻めの
独特な執着と愛情注入の加減が、
完全に萌えポイント!

もちろん、
こん炉先生の絵はユニークで、
めっちゃ面白いし、熱があってたまらない!


同性婚が社会の当たり前になった時代背景で、

奈緒也は失敗ばかりの婚活生活に苦しんでいて、
それに対して、
同僚の小田島は全然違って、
なんていうか・・・完璧すぎて眩しいくらいのイケメン。
それで、奈緒也が彼にずっと片想いをしている。

そしてなんとーー
見合いの相手がなんとーー小田島!

小田島が奈緒也と結婚を真剣に考えている。

違う世界に生きる2人が結婚という形で急接近!?

それから2人は一年間同居する生活が始まって、
ハラハラドキドキさせられる展開には息を呑む。

気の弱い奈緒也の驚きと、
気の強い小田島の冷静さの対比が、
小田島が動けば、奈緒也も動く。
その連鎖反応が読んでいて楽しい。

奈緒也は、
小田島のことを好きだけど、
自信がなくて、意気地なしで・・・
どれだけ自虐的!?
でも、自分のことをどれだけ低く見ていても、
その純粋さが感じられて、
それでも恋する乙女心そのもの?

そんな奈緒也が、
自分の感情のブレーキをかけても、
どんどん効かなくなるところが見どころだね。
実は愛されたいという
奥底にある欲求がひしひしと伝わってくる。
最後に正直になって、
小田島の愛を受け入れるのが最高!

小田島は、
完璧な外見とは裏腹に、
実はずっと前から一途に奈緒也のことを想っている。
奈緒也に対して風変わりな情熱がスパイス!

結婚が視野に入っているから、
キスもエッチもちゃんと試し(?)まくって、
お互いに大好きなに・・・
その事実にニヤニヤが止まらないよ〜

で、で、で、最後に、
愛の育みが報われて、
熱い超絶甘〜いエッチも…もう、絶対見逃せない!

奈緒也が小田島への恋心と、
自己否定の狭間で揺れ動く気持ち、
小田島の謎めいた妙味な愛情表現と、
一途な執着心がぶつかり合って、
まさに痛快な胸キュンシーンがいっぱい!
2人が無事に心の葛藤と誤解(悪食)を乗り越えて、
ほろ苦さが甘さに変わる瞬間の、
これ以上ないほどのラブラブ感(良縁)に
うっとりして心が温まりました!

6

いきなり始まったお試し同棲生活

ハイスペ圧倒的カースト上位の攻めと恋愛に不器用で卑屈な受けのお話。

法律上で正式に同性婚が認められるようになった時代で、恋愛になかなか上手く行かない一木を心配した母親がある日お見合いの約束を取り付けます。
そしてそのお相手はなんと同じ会社で如何にもキラキラしているような、実は密かに恋心を寄せている小田島であり、そのまま流れでお試し同棲生活へといったスタートで物語が進みます。

会社では見られない少し抜けている小田島の素顔を知ってドキドキして耐えられない一木。
その所々のギャグシーンが面白いうえ、テンポも良いです。

自他ともに認める一木の卑屈さに対しても大胆に面と向かってアピールをする小田島の誠実さがとても良かったです。

一木目線の心情で進んでいくのですが、もう見るからに小田島は一木のことが好きすぎるのが丸わかりな振る舞いで一木にはピッタリなんじゃないかと思いました!
ただそれ故にそこまで卑屈に考えるかって思わずツッコミたくなるシーンもありました(笑)

一木全部を可愛がってくれる小田島も、そんな小田島を夢中にさせられる一木も良い感じな2人なんだと思います(*´꒳`*)

5

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