電子限定描き下ろし付き
ぶっきらぼう男子×ワケあり大学生、痛いほどリアルな青春ラブストーリー!
高校生、野球部の千歳。
ある日、転校生の高鷹が入部してきます。
はじめはうまくいかないふたりでしたが、徐々に距離を縮め、友人となります。
高鷹という男、寡黙でいい奴でかっこいいの最高すぎないか?
めちゃくちゃ青春で、お互い意識する場面が色っぽくて繊細でとても良いです。高校生だからアホな感じもありますがそれも可愛くていいですね♡
部室で高鷹から告白されるシーンは、キュンキュンしました。甘い〜!
個人的に、グローブで口隠して気持ちを確かめ合うのがシーンが好きです。
そんなこんなでカップルになった2人。
デートに行ったり、家に行ったり、楽しい甘い思い出をつくっていきます。
でも、大学の進路の話で2人は喧嘩してしまいます。いやこれつらすぎる。
お互い思ってのことで、もう少し冷静に話せばこんなにならないことなんですけど、まだ高校生でありまして、素直になれない。そんで千歳は千歳なりに考えた結果なんですね。
千歳はいい意味で年相応というか。恵まれてるんですよね。
結構この千歳と家族の描写が出てくるんですが、お姉ちゃんは行かせてもらえなかった東京の大学に千歳は行っていいよ、となったり。
誕生日の描写がこの作品のキーだと思いますが、必ず千歳は家族に祝われています。大学に受かった時の誕生日の描写では、お姉ちゃんが予約してくれたんだよ、ありがとうしてね、とお母さんに言われているにもかかわらずお姉ちゃんに連絡せず高鷹の履歴を見るあたりが千歳のこの悪意のない末っ子気質が垣間見えてくぅー!となりました。
一方で高鷹はというと、父親が多忙で母親は高鷹の誕生日にあてつけみたいにご馳走作ってこんな日も帰ってこんのかい、ていう最悪の日なんです。離婚して引っ越してきてからは逆に何もなく。
この千歳と高鷹の対比がまた切なくて苦しいですね。
だから千歳は高鷹の誕生日を祝ってあげて、次は千歳の誕生日祝うねって約束したのに!!
進路でけんかして疎遠になって、、、涙。
結局連絡しないまま、千歳は浪人して大学に進み、バ先の送別会から高鷹のことをぐるぐる考えるんです。
送別会が終わっていろいろあり思い切って連絡したら、まさかのすぐ反応が。ここ読んでいてわぁー!と声が出ました。
そわそわしつつどうやって来るのか想像する千歳。全然会ってないから、見た目が高校生の時のまんまで、そこにもほろりときました。
カフェでも入って、と動き出したとたんに人とぶつかってしまいます。
それが高鷹なんです!!なー!と声が出ました笑。
久しぶりに会う好きな人、会いたかった人。
少し大人びて髪も伸びて、涙が溢れます。
抱擁に胸がいっぱいになりました。
そこからはもう2人の世界です。
走って高鷹の部屋に帰るあたり、2人らしいなと思いました。
ちゃんと思いを伝え合って、あの頃のわだかまりも溶けていきます。
さあ誕生日を祝うのです!高鷹の独唱、感無量です。
千歳、うれしいね。よかったね。
高鷹、よかったね。お祝いできたね。
ふたりがまた一緒にいることができるのが私は何よりも嬉しかったです。
続きとか出して欲しいくらい大好きな作品です!
最初の送別会のエピソードからもう千歳の気持ちがわかりすぎて、心がキュッとなる。
別に嫌われたり虐められたりしてるわけじゃないんだけど、うまく溶け込めてもいないあの感じ。しかもそれが誕生日。
誕生日って、そうなんだよね。ちょっとした嫌な出来事が、なんかやけに響いてしまう。
現在の誕生日から始まって、回想を挟み、何回かの誕生日の思い出を辿っていく構成がすごく良かったです。
高校生時代は2人とも丸刈りだけど、それほど気にはならず。むしろ短髪だからこそ、高鷹の顔の良さが際立ってました。ものすごく好きな顔。
ただ、2人の恋愛にそこまで萌えられなかったのは、千歳の性格がちょっと苦手だったからかな。
お調子者で目先のことしか考えられないところが……可愛いよりも居たたまれないがまさってしまう。特に、高校から浪人を経ていろんな思いをしたのに、結局ほとんど成長してないのが残念です。金髪ピアスになっちゃってるし……不満を呑み込んで優しくしてくれるお姉ちゃんが浮かばれないだろ、とツッコミたくなっちゃう。
せっかく高鷹と再会したのに、茶化しすぎるのもね。高鷹は気にしてないみたいだからいいんだけど。
ともあれ、最後はハッピーな誕生日でまとまって、表紙絵の回収もお見事で、良かったです。
あのね、表紙と中身のギャップが凄かったです。
表紙はピンクでPOPな感じでしょ?
でもね、中身は過去回想がメインで野球部高校生のぐりぐり丸坊主頭なんですよ。
表紙の千歳くんは大学生になってる現代の姿。
物語は大学生千歳くんの誕生日当日3月30日の出来事から、高校2年から卒業するまでの初恋に遡り、また現代に戻ります。
高校2年の時、高鷹くんが野球強豪校から主人公千歳くんの通う弱小野球部のある高校に転校してきます。言葉少なでポーカーフェイスな高鷹の事を最初は苦手に感じていたけど、いい奴だし顔も好みだと気付いてからは、2人は急接近。
お互い意識し合って、ついには付き合うようになるんだけど、ずっと坊主頭か坊主が伸びた感じなんだよ…。あらすじを読まずに買うし読むのであまりにも予想してないルックスだったので戸惑った。
坊主頭BLってあんまりないですよね?
これ、表紙詐欺〜!って思ったけど、坊主高校生表紙だと売上落ちそうだもんね。
素直な気持ちが言えなくて数年いじいじしてた2人。ヤケになってLINEブロックしたりスマホ番号変えたりしてなくて良かったね。それとも、縁がある人とはまた巡り逢えるって事なのかな。
バイトの先輩が千歳くんのバイト辞める送別会開いてくれた理由が、とある女の子とお近づきになりたかったからダシに使われた事にモヤモヤしてたけど、そんな下心あったとしても他の参加してくれた人もいて集まってくれたんだからよくない?そこまでひねた考えせんでもと思ってしまった。
私が能天気すぎなんかな?
シーモアで購入
白抜き修正。そういうシーンは最後だけです。
試し読みで気になり、購入して読んでみました。
とりあえず、最高の一言に尽きます。
読後の満足感が半端なく、間違いなく自分の中で殿堂入りの一冊です。
ストーリー重視の作品ですので、ストーリー重視の人にはおすすめの一冊です。
この作品は、ほとんどが高校時代の回想で構成されています。現代では千歳が誕生日にただ一人、祝ってほしいと思い続ける場面がとても切なく愛おしかったです。だからこそ最後のシーンでの幸福感がより際立ち、読後には満足感でいっぱいになりました。回想と現在が交互に描かれることで、物語の奥行きがより深まっています。
個人的に好きなポイントなんですけど登場人物の髪型の変化するところです。多田の現在の姿は表紙の通りなのですが、高鷹の髪型はどうなっているんだろう?と、彼の登場シーンまで、自分も多田と同じようにドキドキしていました。
そして、絵柄が本当に自分好みな上に、ストーリーのテンポも良かったです。細部まで丁寧に作り込まれており、例えば最後のシーンではおそらく千歳が高鷹の枕を使い、高鷹は枕なしで寝ている…これって高鷹が千歳に譲ったのでは...と気づいた瞬間天才かよって思いましたね。はい。
素晴らしい作品をありがとうございます。
ぜひ、多くの人に読んでほしいと思います。
