山田ユギさんのレビュー一覧

一生続けられない仕事 完結記念 トリビュートBOOK 特典

おもしろ豪華

「永久保存版!」の文言に違わぬ小冊子だと思います。
表紙はちょっとクールにキメた早坂。
そして前半は、山田ユギ先生ご自身による描き下ろしマンガ「早坂、先輩になる」。
内容はチャラい司法修習生がやってきて早坂の下につく、というお話です。
せっかく早坂がキリッと生真面目にやってるのに、森が来て早坂を「よっしー」なんて呼ぶから、チャラ男くんも早坂をよっしー呼びするようになっちゃう。
でも三上先…

6

一生続けられない仕事 完結記念 トリビュートBOOK 特典

豪華作家陣による「一生続けられない仕事」完結のお祝い!

「麗人 2018年11月号」の付録は、「一生続けられない仕事」完結記念のトリビュートBOOK!
ユギ先生ご本人もショートストーリーを描き下ろしされていますが、トリビュートに参加している作家陣の豪華さといったら!
眺めてるだけでテンション上がる~♪

雑誌一冊買うだけで小冊子を入手できるのも嬉しい!
(複数買って、振込して、応募券発送してって手順がいらないなんて…楽!)

※麗人本誌の…

6

隣人には秘密がある 小説

秀香穂里  山田ユギ 

実写向き。大人の部活動

秀香穂里先生によるボロアパートを舞台とした、大人の青春ストーリー。
主人公は、大学生なんだけど、管理人である祖父が入院し、代理でこのボロアパートの管理人になった太一。
新宿という超都心にありながら、台所もトイレも共同、風呂なし、6畳一間で家賃は3万円という「すばる荘」の住人は、みなワケありというか…
クラブのナンバーワンホステス、人気ホスト、ポルノ小説家にスーツでパチンコ屋に「通勤」するパチ…

1

夢が叶う12月 コミック

山田ユギ 

続きが知りたい短編集

どのお話もとても面白かったです。

巻末のおまけマンガでバーのママからちょっとだけ続きが聞けます。

特に印象に残ったのは
さすらい とリフレイン と夢が叶う12月ですかね。

さすらい
大人の男同士で特に落合のどうしようもない優しさ、包容力がいいです。久保が可愛い男の子に夢中でも口説いても、落合の好きなタイプは久保です。
どうなったのかなあ。落合だけには好きとも愛してるとも言わ…

0

一生続けられない仕事 2 コミック

山田ユギ 

三上先生と森くん

「一生続けられない仕事」は山田先生が当時休養されていた関係で短かったです。短編が半分ほど収録されていました。

小野田家では父親が残した遺言状が2通も出てきたり、小野田そっくりの兄が現れたりとややこしくドロドロした展開に。

遺産相続問題...弁護士っぽい!

小野田が忘れられなくて都合よく利用しちゃう三上さんや、分かっていても呼ばれたら行ってしまう森くんが見てて胸が痛む。

表題…

0

一生続けられない仕事 1 コミック

山田ユギ 

弁護士の仕事面も読み応えアリ!

憧れの三上のもとで働くことになった早坂は
三上と妙な雰囲気の片山を気にし始めて...

セクハラしてくるいい加減な男にしか見えない片山も
実は優しく、助けてもらった早坂が
ドキッとする流れが良かったです。

早坂が片山にキスして、関係性が変わるかと思いきや
BL展開はまだ先な感じ。この2人の恋愛面が楽しみです!


一方、美人な三上は過去をひきずっている様子。
死んだ同期と…

0

夜に咲き誇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

シリーズで読むべし

シリーズ完結巻。

この最終巻含めて、シリーズ通して凄く面白かったです!
前2作の、秋津の過去から久我との愛を選んでの未来への展開は、情にもあふれ、また同時にエンタメ的観点でもハラハラありドキドキあり、エロあり、と読み応え充分。
本作は、もう過去とは決別して久我と共に生きていく事を選んだ秋津の、実に「男前」な覚悟が描かれています。
久我の「個人秘書」という肩書きで、組員ではないけれどヤク…

1

夜に赦される 小説

英田サキ  山田ユギ 

素晴らしい展開

あ〜これって私の好きなやつ…‼︎
つまり…
「情」が詰まってる。
愛情。激情。劣情。非情。強情。人情……「こころ」の揺れ、動き、その全てが。

前作「夜が蘇る」にて、忘れられない過去をようやく乗り越えて、久我と共に在る事を受け入れた秋津でしたが。
本作ではその過去の真相が秋津を、久我を苦しめます。
以下、ネタバレ強めですのでご注意ください。




羽生を撃ったのが久我だっ…

1

夜が蘇る 小説

英田サキ  山田ユギ 

ハードと情の絶妙な融合

トピ内でおすすめが上がり手に取りました。読んでみたら…
すっごく面白い〜‼︎
英田サキさんの2005年発行の作品で、お得意のヤクザの話です。

舞台は大阪で、主人公は元キャリア警視で今は小さな探偵事務所の所長・秋津。
警視時代、秋津は事もあろうに暴力団の男性と愛人関係にあり、その男性・羽生が撃たれて最期は秋津の自宅で死ぬ、というスキャンダラスな過去を持つ男。
家出少年を探す、という一見…

2

虜 -とりこ- 小説

秀香穂里  山田ユギ 

ロミジュリ・ヴァリエーション

秀香穂里先生による麻薬取締官もの。
主人公は、母親が覚醒剤中毒、弟は父親違い、兄弟で施設育ち、という過去持ちで、クスリを撲滅したいという思いで麻薬取締官になった藍原徹。
藍原は周囲から浮いた一匹狼で、今弟の聡を強烈な作用の麻薬・ダブルエス絡みで亡くそうとしていた…
藍原のモチベーションは「正義感」というよりも「哀しみ」のようにみえる。
さて、もう1人の男。彼も藍原と同じに肉親を亡くし、だが…

1
PAGE TOP