かんべあきらさんのレビュー一覧

恋の孵化音 -Love Recipe- 小説

妃川螢  かんべあきら 

美味しい恋愛

管理栄養士の直生が一緒に仕事する事になったのが元医師で医療コンサルタントの高澤。仕事はできるが典型的な医者の不養生で、直生の信念を理解してもらう為に毎朝彼にスムージーを作り‥ってお話。酷いアレルギーを克服した直生が自分の信念持ってて、高澤の食生活改善してく内にほのかに芽生える恋心が可愛い。逆に高澤は中々強引で、する事しちゃって喜ぶ高澤と戸惑う直生のギャップも面白かった。
更に認識の違いも出てくる…

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皇太子と身代わりの花嫁 小説

水上ルイ  かんべあきら 

やはり王道はイイ!

あれれ?上のあらすじが違うような…。

色々複雑なんですが身代わり花嫁ものです。
ゴージャスでロマンチックで素敵でした。
やっぱり王道の良さっていいですね!
しかも長すぎず切なすぎず何もかもちょうど良い塩梅でした。

運命の人なんだね。
スケールの大きな身代わり花嫁で王子と王女の政略結婚で世界中から賓客が集まって…。
でもそんなに追い詰められ感や切羽詰まった感はなく。攻めがとって…

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始まりはミステイク 小説

火崎勇  かんべあきら 

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●麻川
●国木田

親の再婚、結婚式に仕事で間に合わなかった麻川界人。
結婚式場のエレベーターで、たまたま一緒になっただけの界人になぜか一目惚れをした東秀。
・・・馴初めが、設定不自然で強引?

結婚式の後、新婚旅行に出発。
帰国して空港からの帰途のタクシーで交通事故に遭い、重体。
国木田父が経営する会社の社長代理に就く東秀。
今まで抑えていた経営上のトラブルが表面化して、警察…

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背徳教授の欧風菓子 コミック

島みのり  かんべあきら 

魅惑の欧風菓子

お菓子目当てで読みました。
ポッディング、シウ・アラクレーム、ビスキット。
古風な呼び名にすら胸がときめいて、よだれが…。

書生がいて、洋行とかしちゃう時代の話です。
殿と慕い仕えた島津が洋行して8年。
留守に屋敷を任された高明のもとに闖入者が現れて…。

ストーリー的には調教と主従からの逸脱でしょうか。
書生として居座った闖入者こと時彦が突然発情した高明と関係を持つものの、明…

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アウトライン コミック

かんべあきら 

とりあえず社長の言うことは信用ならない

「自分は誰にも愛されない。愛されるわけがない」
からだの快楽だけを求めて売り専のバイトをしている大学生・ハル。
客との関係や、ランチを食べに行く店の雇われ店長との交流を通して、愛を求めてさまよう自分を見つめ直す話です。

とりあえず言えるのは、情報少なすぎということでした。
ハルは家族にも見放されたとあるのですが、理由は不明です。
事あるごとに自分のことを淫乱だと言うのも、過去に何かあ…

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レザン・ノワール ~赤の純情・白の情熱~ コミック

かんべあきら 

男の嫉妬は醜いゾ

ホテル・ドルードシリーズのスピンオフ。

小さい葡萄農園を営む一家の次男坊と従兄弟のお兄ちゃんの話です。
貿易事業での大きな損失をフランスの大金持ち・フランツに補填してもらってからというもの、光洋はフランツにからだを差し出していた。
あるとき、来日中のフランツと一緒にドルードを訪れると、そこにはソムリエ修行中の風太がいて…。

幼い頃にオーベルジュをやりたいという光洋の夢に、風太はそこ…

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リメイク 小説

剛しいら  かんべあきら 

名優花田についてもっと頁を割いて欲しかった

とても読みやすいテンポで展開する面白いお話でした。
「フェイク」は、ドタバタした煩いギャグ小説の感がありましたが、「リメイク」は花田に纏わる後半が場面が太秦に移り「座布団」と似て情念豊か。昭和の映画界の描写を読んで、そういえば映画「京都太秦物語」は面白かったな、と思いだしたり。
邦画撮影に関する、昔あった善いもの、美しいもの、消えていく太秦で働いていた技術者。昭和の良さを懐かしむ京都の街並みの…

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フェイク 小説

剛しいら  かんべあきら 

「リメイク」の前に読んでます

作家買いしています。
2007年の作品 作品が少ない年なので、この頃から病気療養されていたのかも。
執筆活動は、2011年までされています。その後同人誌が少しあるようで2018年に没。次期から見ると、この時期が作品数が少ないけれど一番乗って居た時なのかな。著者が書いて楽しくなる、ややこしくない小説が多い時期のようで、売れる本を意識して書いていないんじゃないの?

「フェイク」は「リメイク」…

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トラブル・ラブCandy コミック

かんべあきら 

キスまではいくけどその先は……

年の差ラブでエッチシーンはほとんど無く、寸止めだったり途中で邪魔が入り続きはまた今度な展開が多めですが、ピュアな所が気に入っています。
腐女子になりたての頃、初めて読んだ作品なので思い出が沢山詰まった作品です。
主人公の大学生・陸くんが女の子顔負けの可愛さをしていて寝込みなどを襲われていますが、その時に恋人となる刑事の名前を呼び助けを求めるなど可愛らしい部分もあり、ピュアすぎて泣けます。

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ご主人様の癒し系彼氏 コミック

かんべあきら 

氷の王様のハートに火をつけて。

全然癒されない! 一見大型ワンコ風の夏梅はその実、結構な腹黒。ツンが過ぎる正流さまを「俺だけに従順になるように躾けられたら…。」なーんて懸想している。けしからん!けしからん輩ですぞ‼︎ ところが仕事人間の正流さまは純粋培養の天然ちゃんでもあるので、ウカウカと流されてしまう。大体いくら自分の家だからといって、広々とした廊下を全裸のまま歩き回るか。均整の取れた裸体を見て、慌てるでも無くタオルで拭くフリ…

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