小山田あみさんのレビュー一覧

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~  ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

上様の馬たらし

特典ペーパーの内容は、なんと。
「馬にも愛される上様の大いなる魅力」。

本編にて。
目付に扮した純皓の家来・七田として饒肥藩邸に駆け入らんとする馬上の光彬。
閉じた門をものともせず、少年を共に馬の背に乗せたまま屋敷の屋根の破風を跳び越える活躍を魅せる光彬ですが。
この時乗っていた馬は、南町奉行・祐正(すけただ)の所有する鹿毛の名馬。
饒肥藩事件の後になって、なぜか飼葉を食べず、水も…

0

華は褥に咲き狂う(5)~兄と弟~ 小説

宮緒葵  小山田あみ 

○れん坊将軍

ほー……
読み終わってのため息。読み応えありすぎでちょっとグッタリ…
詳しい内容は上がってますので、感想だけ。

宮緒先生の力のこもり具合に圧倒されました。
私的には手離しで「面白かった〜!」なんだけど。
偏見承知で申し上げるけど、これ若い世代にはどうなんだろ?
内容も展開も、もろマツケンの○れん坊将軍なんだもん。
私なんかは世代的に時代劇に馴染みがありますよ。でも今の18才くらい…

3

捜査官は愛を乞う 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

紳士だけど超変態な攻めがここにいます!

元華族に代々仕える執事の家系で公安キャリアとやたらハイスペックなんだけど、紳士の嗜みとしてアナルパールを愛好してますがそれが何か?みたいな感じでやたら堂々としてる超変態っぷりが笑えました。

慇懃無礼の極みみたいな丁寧な言葉遣いなんだけど、喋ってる内容はザ・HENTAI。

そんで受けは、結構というかかなりチョロい。
最初こそ攻めに対して、絶対に近づくな!!と威嚇してたけど、取引の一環で…

1

スレイブ・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

トーマさんの独壇場

2017年刊。
既に『トリッキー・ゲーム』を購入したものの、先に刊行されているこちらから読んだほうが分かり易いだろうかと思い入手。

この話では本来フリーカメラマン・大悟と文房具メーカーの営業マン・理久が高校生の頃から引きずっている両片想いの成就がメインなのだが、おネエ言葉の敏腕弁護士・藤間、ことトーマさんがまぁ目立つこと際立つこと!!
話をグイグイ引っ張ってくれるだけでなく、二人の恋路の…

1

恋ひめやも 小説

英田サキ  小山田あみ 

BL小説好きで未読の方は読むべき作品

個人的にはとてもよかったです!
英田先生の作品として考えると、物騒な事件が何も起きないので地味と感じる方もいるかも。

元生徒×高校時代の教師
本気の恋をした事がなかった男が、感情を抑えられないほど人を好きになってしまう。
これは恋なのか、なんなのか。
恋人がいて結婚を考えていたのに、揺れる感情。
相手が異性だったら結婚をやめて気持ちに素直になるのに、惹かれているのは同性で脈なんてな…

6

欠けた景色 In Plain Sight 小説

ジョシュ・ラニヨン  小山田あみ 

失踪事件の緊迫感が読ませる

電子での海外BL中編。作者はあのジョシュ・ラニヨン。

主人公はFBI特別捜査官のナッシュ。
地方警察への研修でアイダホに1週間の滞在をするが、その間に地元警察の警部・グレンと愛が芽生える。
だが研修が終わり自分はクアンティコに戻り、グレンは地元を離れない。遠距離は続かない。つまりこの関係はここで終わりだ…
だがナッシュは離れがたい。グレンは特別だ…だけど別れの時間は迫る。最後に空港で見…

1

トリッキー・ゲーム 小説

綺月陣  小山田あみ 

出てくる奴が大体やばい人

はじめに
綺月先生の著書であるスレイブゲームのスピンオフ?で、スレイブゲームに出てきたやべぇ感じのオネェ犯罪弁護士が主人公です。
攻め以外との行為や、女性とも行為があります。

三行感想
▽オネェがやばい
▽オネェの彼氏がやばい
▽オネェのペットカップルもやばい

普通に感想
スレイブゲーム読んで「なんだこれ…」って壁に投げた人には多分向かないと思います。
一応こちらの方は主…

1

時を超え僕は伯爵とワルツを踊る 小説

春原いずみ  小山田あみ 

小山田先生の攻めのスパダリ感

小山田あみ先生の素敵な表紙に惹かれて読みました。
患者の悪いところが匂いでわかってしまうという、特殊な能力を持つ受けが、大正時代にタイムスリップ。そこでこの力について理解を示してくれる伯爵と出会い、自分の居場所を見つけることができるようになる…というお話。

現代パートではこの能力のせいで辛いことばかりだった受けだが、過去の世界ではそれを生かすことができるので、そこは素直に良かったなあと思っ…

0

捜査官は愛を知る 小説

鳥谷しず  小山田あみ 

クソ公安×ビューティーポリス♡♡

やっぱ本当に良かった・・・。
読んだ後も余韻に浸れる・・・。
あぁこんな二人、どこぞに落ちてまへんやろか

受けが攻めに言う「クソ公安 クソ公安 クソ公安」
攻めが受けに言う「ビューティーポリス」
もうめっちゃ萌える!

すっごいドキドキな所で後編につづく…でしたが、見事に全てを回収してくださいましたね!

何者にも(きっと)心惹かれるものがなく、敷かれたレールをレール以上に邁…

1

ブラックジャックの罠 小説

中原一也  小山田あみ 

シンクロ

中原さんの書く男の人たちはやはりカッコいいのです。
今回は2人とも猟犬を思わせるような方々で。
同じ猟犬でもタイプが違うんですよ。
西沖はポインターを思わせましたね。獲物を見つけて、飛びかかるのではなく獲物を見つけてポインティングする。荒事には向かない感じで、実にスマート。
方や鵜飼は泥臭いです。この『泥臭さ』がオヤジスキーには堪らない訳ですが。ブラッド・ハウンドみたいな感じ。人には優しい…

2
PAGE TOP