井波エンさんのレビュー一覧

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

読んで損なし。心に染みるエモーショナルな一冊。

素晴らしい…!
美しい表紙から伝わってくる通り、とても繊細で情感豊かな作品でした。読んで損はありません。とても内容も濃くて練り上げられた一冊だと思いました。

こちらの表紙、夜明けの海と受けが印象的ですが、裏表紙の攻めもめっちゃいい。見てくれ。

攻めと受けが罪悪感で繋がっている関係って基本的には好まないのですが、2人のお互いへの想いが純粋であり焦れったくもあり…付かず離れずな関係性と恋…

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ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

なくてはならない存在

カバー絵が最高に美しくて惹かれました。
当真と、依鈴、2人とも麗しいビジュで、さらにストーリー展開も素晴らしく、読後感最高でした。


当真の「すずがピアノを弾いてくれていたらいい、俺の近くで」という言葉。
前半で出てきたこの言葉が最初から最後まで変わらない当真の気持ちだったんだろうなと。。
すずのピアノの腕を認め、いつもそばにいた当真。
おそらく当真のために、海外への挑戦をしないす…

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『ぼくのブルーキャット』紙・電子共通特典 特典

「和解⋯?」

当真の弟くんが出てきます。めっちゃ面白いです

当真兄弟も依鈴兄弟もあまり似てないですよね。
どちらの弟くんもお兄ちゃんが大好きで素晴らしい。
以下ネタバレ含みます


本編で依鈴に対して終始態度の悪かった当真(弟)恒士くん。

依鈴に「今まで悪かったよ、コンクールカッケーと思った」と言ってきます。

この殊勝な恒士くんに対して依鈴ったら⋯
「悪いが君の臣くんはもらった」

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ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

心に音が流れ込む

表紙の美しさ!水彩画のような透明感
この絵だけで胸がキューっとなります。
タイトルは幸せの青い鳥のような?
誰がブルーキャットなのか
以下ネタバレ含みます


美しく湿度を感じる作画。
音が水の絵に描かれ流れて伝わるようです。
そして寂しさを感じる暗さもあり
読み進めているうちに理由がわかってきます。

当真、弟の巡くん、ピアノの先生の佐伯先生、
皆依鈴を愛していて、よく…

3

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

No Title

あー胸熱です。
井波エン先生の作品は前作も含め、過去に影があり暗さを抱えた男の子たちの描写が抜群に上手いです。
物語に引き込まれますね。
もっと肉体的な絡みがあったらよかったなぁとおねだりしてしまいそうです。

4

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

すべてが臨場感溢れる一冊!!

ブルーキャットとは、幸せの象徴だそうです。

知らなかったな、、
ということで、最初から不穏なご様子のこちらの作品。
才能あるのに、ピアノのコンクールに出ようとしないピアニストで主人公の依鈴と、その幼なじみで調律師の当真とのお話です。

過去、依鈴の身にとあることが起こり、そのせいで当真は手に傷を負ってピアノをやめてしまいます。
そして、依鈴と傍にいるために、調律師としての新たなる人…

4

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

【こんなふうに、一緒にピアノを弾いていられたらそれでいいのに(依鈴)】


エロス度★

おやおや。ピアノとふたりが奏でる恋模様が繊細で切なくてとても刺さりますね。

当真と依鈴が紡ぐ恋物語で、恋心と贖罪に揺れる心情描写・ストーリーがドラマティック。

とある理由から当真の傍を離れられない依鈴の想い・罪悪感。
ただ一緒にピアノを弾いていられたらそれだけでいいのに天才ピアニストとしての肩書きがそれを許さないことや自分のために全てを手放してくれた当真とは反対…

6

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

高め合える関係って素敵

装丁があまりにも綺麗で思わず手に取った作品です。
(手触りもすごく好き)
色合いはちょっぴり物悲しげなんですが、
それぞれの表情からはふたりの間にある温かな繋がりが伝わってくる、そのコントラストが美しい…。
そして中の表紙には物語に関わる楽譜があって、細部までのこだわりを感じることができました。

調律師とピアニストという関係であり、昔からの友達でもある当真とすず。
でもお互いに&q…

4

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

しっとりと切なくも美しいラブストーリー

初読み作家様。
クラシック音楽やピアニストを描いた作品が好きです。本作も試し読みで素敵な導入に惹かれたので読んでみました。全240ページ。以下少々ネタバレあります。

依鈴(いすず・受)は才能あるピアニストだが、友人の当真(とうま・攻)が関わるある事情から、海外での活動ができずにいて…というお話。

まずは作画ですが、2冊目のコミックスのようですが緻密で美しいですね。本作のしっとりとした…

6

ぼくのブルーキャット コミック

井波エン 

美しくエモい世界

まず、表紙の美しさ大賞です。
あまりの美しさに購入。
こちらの先生は前作「サヨナラだった良かったのに」も、美しく魅力的な絵とキャラで悶えさせて下さいましたが、今回も表紙の美しい世界そのままに、ピアノの音が聴こえてくるような表現力と想い合う美男子の切なさと可愛さを堪能させて頂きました。

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