石田惠美さんのレビュー一覧

臆病ウサギと居候先の王子様 小説

櫛野ゆい  石田惠美 

人脈の広さが半端ない



困っている人を見ると放っておけない体質の攻めとそのお世話体質ゆえ拾われた訳ありの受けのお話です。
ファンタジーのお話ではないのですが、遺伝子操作で兎の耳尻尾のある受けが逃げ出してきた先で行き倒れ、それを拾った攻めに大事にされ恋人になるのですが、逃げてきた組織に追われて大ピンチに・・というちょっと奇想天外なお話です。

<あらすじ>
平凡な名前にちょっと背が高いくらいで平凡な容姿、平…

0

ロマンスの帝王 小説

愁堂れな  石田惠美 

表紙&口絵が美しすぎた

白石瑞帆(受)の視点でストーリーは進みます。

白石は有名な先生の担当をして2年目の新人編集員。担当作家からやる気のなさを指摘され、担当替えを求められます。編集長の黒川(攻)に叱責され、腹を立てる白石の前に、不思議な夢を見せる「酸素バー」が現れて…という話です。

白石が「やる気のない新人」から黒川の指導により成長していくに連れ、酸素バーで見ていた夢では物足りなくなっていくというのが、読ん…

1

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

まさに犬



宮緒さんらしい犬攻めでした。
すでにたくさんのレビューがあるので感想だけ。

今回はパティシエの玲央(受け)と玲央が雇われることになったパティスリーのオーナー・ラウロ(攻め)の力関係が私が今まで読んだ宮緒さんの話とはちょっと違ってたように感じました。
いつもなら「攻め→→→→→→→→→→←受け」くらいのバランスだったのが、
「攻め→→→→→→→→←←←←受け」くらいの感じで受けが…

4

愛蜜誘惑ジャッカロープ 小説

鹿嶋アクタ  石田惠美 

可愛くて、可笑しくて、いじらしい

なんて可愛らしい!
受けさんのアルミラはジャッカロープというツノウサギなんですね。
これ、ワイオミング州などにいると言われている未確認生物なんですけれども、野ウサギに鹿の角が生えているという見た目なんです。
想像してみてくださいよ。もう、これだけで可愛らしいでしょう?
『乳が万能薬』なため、人間に酷い目にあわされ続けたため、このお話ではジャッカロープは『人間に擬態』出来る設定になっています…

1

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

「犬攻め」苦手でもセーフ

宮緒さんお得意な執着犬攻め!

宮緒さんの執着攻めがすごく好きで(掌の檻が本当に神)、作家買いくらい好きですが…
執着犬めはちょっと苦手です。
渇仰シリーズはあんまり好きではないだけど、愛犬シリーズは「愛犬調教」だけが萌えるという面倒くさい性質なので、今回も不安と期待いっぱいで読んでいます。

攻めのラウロがいい性格してるから、楽しく読みました。
スパダリと腹黒の具合が絶妙で、受け…

5

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

La dolce vita …それは度を越した甘さ。胸焼けする執着。

何ページあるんだろう。
初めて二人が睦み合う…というか、押し倒されるシーンのエロ長い表現。
ラウロが玲央を舐め始める所から、挿入に至るまで。
ゆうに10ページは軽く行く。日付けでいうと、最初は丸々4日間だという。
失神して眠るまで。或いは眠っている間までも。
彼らはその後も何度か抱き合う事になるのだが。
その逐一が詳細に描かれるので、後にはちょっとだれてくる…。
疲れるのだ。それは度…

4

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

予想以上に濃くてぶっ飛んでて笑えた

初・宮緒葵さん作品です。

ちるちるの作家さんプロフィールにある「受けに異常に執着する、ワンコならぬ「犬」攻めが定番」というのを読んで、ワンコ攻め大好き人間としてはワンコと犬の違いを知りたくてたまらなかったんだけど、「渇仰」などのレビューを読むと「こわ‥‥」と思うものがありビビってました。
うっかり飛びつくと火傷しそう感満載というか。

そんな中、この新刊が電子でも発売されレビューをチェ…

1

砂漠の王と偽りの未亡人 小説

吉田珠姫  石田惠美 

早い・・・! 早すぎるから!Σ( ̄□ ̄;)

元々好きな作家さんですが、更に設定がとても魅力的と言う事で、楽しみにしてた作品です。

で、やっぱりストーリーや設定がとても面白いのです。
神秘の国と言われる、砂漠の王国。
その国の王子と、結婚を誓っていた双子の弟。
事故で亡くなった弟の死を伝える為に王国を訪れると、なんと同時期に亡くなっていた王子。
更に、弟と勘違いされる主人公。
なんとこの国には、伴侶を亡くして「栄誉ある死」を選…

6

砂漠の王と偽りの未亡人 小説

吉田珠姫  石田惠美 

アラブの王様

アラブすきー。王道路線だと思うのですが、王様が可愛く感じるのと石田先生の描かれる長髪アラブ男にノックアウトされたので萌2にしました。本編230P+SS2Pこみのあとがき+石田先生のアラブ男1P♡

双子の弟「陽也」と二人で生きてきた「月也」。ゲイをカミングアウトしゲイバーで働いていた陽気な弟とは異なり、地道に工場事務員として働いていたのですが、ある日仲たがいをした日に弟は交通事故死。生前聞いて…

4

狂犬ドルチェ 小説

宮緒葵  石田惠美 

胸焼けするほど濃厚なドルチェ

イタリアのエロい獰猛な軍用犬。

ワンコ・・・・いやいや狂犬・・・・いやいやまるで軍用犬のようです。
麻薬捜査犬のような玲央の匂いの探査能力。
傭兵にスカウトされるほどの戦闘能力。
エロにはもう生命体とは思えぬほどの精力絶倫、体力絶倫。
こえーーーよ。
これに狙われたら仕方ありませんよね。
逃げようものなら共に死ぬよりほかなさそうです。

それにしても玲央さんのお体を心配します…

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