雪舟薫さんのレビュー一覧

その花の馨しき色… 小説

火崎勇  雪舟薫 

あなたに抱かれて私は蝶になる〜BL版

表題作と、その後を描く続編の2編収録。続編の方が長いです。

「その花の馨しき色」
タイトルだけ見て、昭和以前?耽美?文芸?など先入観があったけど、全然違った!
主人公はパッとしない雑誌モデルの富海。
その他大勢から抜きん出るものもなく、野心もなく。
そんな富海が急に呼び出され、今日からマネージャーが変わるから、と言われて見知らぬ男性・敷島のマンションで同居することになる…
…と始ま…

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寡黙な華 小説

榎田尤利  雪舟薫 

執着愛の物語

雪舟 薫 先生の絵を楽しみたくて、随分前に紙本を購入。
・・バランス良い人物画、丁寧な書き込み、雪舟先生の絵はとても綺麗。

魚住君シリーズの魚住君と似たパターンの、失ったものを取り戻す話。
侯爵家の嫡男 千早と久しぶりに再会する邦彦。
でも、千早はトラウマを解消できず、外に出られない。

そして跡取り候補になった邦彦は、
千早に執着する余りに千早を追い詰めて、壊してしまいそうにな…

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スレイヴァーズ グレイス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

不覚にも…

このシリーズ、実は前半は今ひとつ柊一のめんどくささに辟易していて、冴木のねじれた執着を不憫に思いながら読んでました。

柊一の気持ちは分からなくも無いけど、お坊っちゃま育ちで、人の気持ちの機微や心の黒い部分、ねじれた想いなんかがわからない彼には仕方無いよ、と思ってました。前巻でやっと自分の気持ちに向き合って…フランス語で伝えた悲痛な想い。

この巻の冒頭で、柊一は事故に合います。そして意識…

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スレイヴァーズ ディア 小説

華藤えれな  雪舟薫 

やっとここまで

実は、これまでの巻では萌えきれなかったんですよね。しかし、やっと冴木と柊一の関係がすすんできて、、、

父の遺言を実行するために柊一がパリへ行くことになり、それを受け止める冴木。
最後のやり取りにはじんわりきました。冴木のなんとも言えない柊一を愛する気持ち。でもそれを言うことは出来なかった。なのに最後の最後で電話で告げられた想い。

さらには目標にしていた会議でのフランス語通訳も不要と言…

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スレイヴァーズ ヌード 小説

華藤えれな  雪舟薫 

うーん

この本の前にスレイヴァーズラヴァを読んだので、ちょっと???でしたが。
冴木視点の裏話が読めたのは良かったかな。

ちょっと構成が特殊?で短編番外集みたいな作りになっているんですが、ラヴァの前に読むという形なら、最後にクルーザーの冴木視点があるのはイケてないし、やっぱりラヴァを先に読んで正解だったのかな???
でも発行時期はこっちが先???

ま、お話としては矛盾していないのですが、や…

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スレイヴァーズ ラヴァ 小説

華藤えれな  雪舟薫 

やっと気持ちが固まった?

前巻では、いまひとつ受けの柊一が好きになれず、やっぱりお坊ちゃん育ちだったからこんなになよっと、受け身でじめっとしたヤツに育っちゃったのかなと思ってました。芯は強いけど、なんでその強さを冴木を信じる方に持っていけないのか…

今回は、一歩前進して、やっと気持ちを固めて…って思ったのにも関わらず、ちょっとお父さんの件で自分の思っていた結果じゃないことを聞いたら逆上して冴木に地獄に堕ちろとか言うん…

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スレイヴァーズ キス 小説

華藤えれな  雪舟薫 

ねじ曲がった執着

15歳の時に、連れてこられた冴木。
社長子息、長男だが体が弱く、華奢で女性のような柊一。

大学を卒業して父親が社長を務める会社で働くことになっていたのだが、父親は末期癌で亡くなってしまう。次期社長に指名されたのが冴木だった。。。

ここからお家騒動があり、冴木がぶじ社長に就任するが、柊一はそれと取引をさせられる。母親や弟が今のまま暮らせることと引き換えに「奴隷になること」だった訳ですが…

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フリージング アイ 小説

華藤えれな  雪舟薫 

1巻から読み直す

電子版購入。雪舟薫さんのイラストは表紙のみ。

なんだか分かりづらい内容だと思ったら、シリーズ最後の完結編だった。
初刊から、追って読んでみるつもり。

シリーズ6巻のメモ。イラスト:雪舟薫
 
★フリージング アイ 2004年12月31日 スピンオフ 若宮法顕x早瀬義弘
5 スレイヴァーズ グレイス 2008年2月29日
4 スレイヴァーズ ディア 2006年7月31日
3…

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スレイヴァーズ ディア 小説

華藤えれな  雪舟薫 

刹那主義

スレイヴァーズシリーズ、ドラマCD購入、CDのみ聴音済み~柊一と冴木のふたりが好きで好きで。今更ながらに続編が読めたんだと、即刻、購入、感想をしたためます。

もう、やられました~この”スレイヴァーズ・ディア”、今回は"追慕・聖灯"〜柊一目線のモノローグ~柊一の真の心が映し出される…もう泣いちゃう。柊一の気持ちが…思いが…切なくて泣けてきます。こんなに胸が締め付けられる小説…

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ワイルド・ワイルド・ウエスト 小説

高尾理一  雪舟薫 

休暇中のラブストーリー?

 会社をクビになり、エリートコースを陥落した斎木明紘は、友人に言われるがままに傷心を癒すために、二週間のアメリカ旅行に出た。
 その最中、目印となるものが何もない田舎道で迷い、牧場の柵を壊してしまう。
 そこに現れたのはカウボーイのダグラス。
 ダグラスはいきなり縄で明紘を縛り上げると、「柵を直せ」と迫ってきた。
 当然のことだと思った、明紘は金銭面を負担することを伝えたが、ダグラスに「金…

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