谷崎泉さんのレビュー一覧

闇夜を歩く(1) 小説

谷崎泉  有馬かつみ 

運命の男が二人…

 書き下ろし小説3巻ものの1巻目で、BL要素は控え目でしたが、ストーリーがミステリアスで面白かった…!先が気になるドラマティックな展開で引き込まれました。
大河ロマンの開幕…のような1巻でした。
あまりあらすじ等を事前に入れずに読むのがオススメです。
全く情報ゼロの状態で読み始めたので、靄がかっていた森が少しずつ見えていく展開が印象的で余計にのめり込めました。

 妖艶で神秘的な占い師の…

2

「わすれられない恋ならば」コミコミ特典SSペーパー「便利な妖怪」 特典

家政婦

本編後日談 家政婦と化した覚のお話でした。妖怪なのに、凄い。

よりを戻した後、佑の家に行った時に覚を紹介された百瀬。妖怪ということも含めてなので、それをすんなり受け入れているのがビビる。

その覚に哲と百瀬の分のお弁当を作ってもらっているそうだし、スーツが汚れたと慌てて帰ってきた哲に着替えをすっと出し、汚れたものを「クリーニングが・・」などと呟いている覚を見ると、馴染んでいるようなあとめ…

0

わすれられない恋ならば 小説

谷崎泉  ミギノヤギ 

絞りきれなかった

先生買い。どんなお話だろうと楽しみにしていましたが、気になるキャラがメインカプでは無かったのです。気持ちが分散してしまい萌が減ってしまった心地でしたため、中立にしました。サブキャラの方が圧倒的に存在感あったんですよ…本編280Pほど+あとがき。これ続くんじゃないの・・?

高級マンションなどのみを取り扱う不動産でばりばり営業№1の佑(たすく)。くそ忙しく働いていますが、ぽっと予定が空いてしまっ…

4

わすれられない恋ならば 小説

谷崎泉  ミギノヤギ 

主要キャラが多い

先生書い♪
谷崎先生ならとあらすじも何も確認しないまま予約し、発売を楽しみにしていたのです。
が!!
ワクワクで読み進めていきだんだん冷や汗が。
初めに登場した「佑」がたぶん今回の攻めでしょ、そして、次に登場した甥っ子の「哲」が……??訳がわからん、誰が誰とどうBLするんだ?となりましたp(^_^)q
あらすじ読んでいなかったらそれくらい混乱するような序盤でした。
まぁそこは谷崎先生。…

6

「コンプリートセオリー」番外編「夢は叶うもの」 特典

夢が叶って欲しい

人の心が分からないという久嶋をそのまま愛せるのは音喜多しかいないでしょう。

そして、そんな音喜多の夢はいつか久嶋と一緒に暮らす事なのです。

いくら胸を突き刺すような冷たい言葉を言われようが、甘さのカケラもない態度を取られようが音喜多は何度挫けても立ち上がって来ました。久嶋限定Mですね。

そんな音喜多の夢が叶いそうだったのがマンション建設予定地を探していたところに、降って沸いたよう…

0

コンプリートセオリー 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

続きが読みたいです!

「スクランブルメソッド」の謎は全て明らかになってて、スッキリしました。

そして今回も三話構成でしたが第一話で事件はあったものの、第二話は第三話への序章といった感じでした。

今作は音喜多と久嶋の仲がグッと深まっていたと思いました。自分の感情が分からない久嶋なりに無意識下で感情は育ってたと思います。
第三話の音喜多の過去に繋がる事件で、それが鮮明になったと感じました。

内容を書くと…

2

スクランブルメソッド 小説

谷崎泉  笠井あゆみ 

夢中になって読みました

既に続編の「コンプリートセオリー」も刊行されてますが、2冊とも本棚に眠ってたので今月の新刊が届く前に読みました。

両方とも大ボリュームでしたので今まで寝かせてましたが、何故早く読まなかったのかと悔やまれました。

他レビューを見ると今巻では謎がそのままなのと、久嶋という人物が糖度が低いために中立が多くて驚きました。

でも私のようなBLにプラスを求める方には堪らない一冊だと思います。…

3

目眩 2 小説

谷崎泉  藤咲なおみ 

地雷がある方は注意!


死ネタとレ●プ表記がないので地雷の方は注意です。

二巻の感想は、まさに「こんなに死ぬとは聞いてない!」です。

二巻ではほぼ香港に滞在、たまにフランス?
二人が日本を離れてのお話です。

香港に渡った途端、軟禁された光一。

そしてお約束の誘拐。
殺されそうになり、薬を使ったレイプもされてしまいます。

一巻の攻め達は光一が好きな前提でしたが、今回は愛が全くない行為。…

3

目眩 小説

谷崎泉  藤咲なおみ 

ハイスぺ攻め達から必死に逃げる美人受け


約20年前の作品ということで(ギャップとか凄そうで)今までなかなか手が出ず…。
表紙の絵からすでに古さを感じましたが、どうしても美人受けが読みたい!と決意し、購入。

ガッツリ総受けで、受けの容姿のレベルが高いので惚れられる男は皆イケメン金持ち。
でも受けは全員を毛嫌いして、平穏な生活を望みます。
それでも次々に現れるハイスぺ攻め。

読んでいて、爽快です。

少し驚いた点は…

2

ようこそ。 小説

谷崎泉  高城たくみ 

40男、初めて&新しい世界にようこそ〜!

何もかも違う。
住む世界も、性格も、年代も、性的指向も。

そんな二人が出会って、新しい世界が開ける。
タイトルはどういう意味なのかなぁと読む前は思ってたけど、「初めての世界(恋・男とのあれこれ)へようこそ。」って意味なんですね、きっと。

一人が気楽でいいと思っている41歳の建築士・大黒谷。
「冴えない独身四十男」とあるけど、しょぼいオヤジではありません。
結婚できないのではなく…

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