池玲文さんのレビュー一覧

BLアワード2020記念冊子 コミック

はらだ  ヨネダコウ  ときしば  那木渡  じゃのめ  腰オラつばめ  倉橋トモ  本郷地下  水田ゆき  奥嶋ひろまさ  犬居葉菜  凪良ゆう  嶋二  池玲文  CTK  あがた愛  蔓沢つた子  楔ケリ  ナツメカズキ  市川けい  まさき茉生  吾妻香夜  鈴丸みんた  座裏屋蘭丸  南月ゆう  一穂ミチ  木原音瀬  キヅナツキ  重い実  yoco  高崎ぼすこ  小東さと 

制作秘話や、裏話好きなら買うべし

BLアワード2020記念冊子買ってよかった。裏話大好きだから。
内容盛りだくさんだったので、全部は書ききれない。

[印象に残ったところ]
[作中に別作品のキャラが紛れ込んでいる]や、[関係がうまくいかなくなってから服装と髪型が適当になっている]など気付いてなかったなー。
先生方に聞く作品の見どころシーンを
もう一度意識して読み返したいなと思えた。

はらだ先生を構成する三作品に『…

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非BL作品

Geofront コミック

池玲文 

表紙で想像していたよりほっこりする

 池玲文先生の非BLもいいですね。最近ほとんどNLは読まないんですが、BLを読んだ時と同じくらいの満足度でした。NLもあり、ニアBLもありという作品なので、やっぱりBLに近いものが読みたいという方でも物足りないということはないと思います。

◆Geofront(表題作)
 地下街もの。なかなかハードなシーンもありますが、全体に亘って描かれているわけではありませんし、穏やかな日常のシーンの方が…

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SMOKE 媚の凶刃 3 コミック

池玲文 

命をかけて守り抜く…最期まで

宿敵シャオチェンを倒しにいく2人が興奮しながら、お互いこの道でしか生きていけないと確かめ合うのいい。
分かち合えるのはお互いだけだと。

何より、お互いを絶対に守る、失いたくない、と抑えられない強い気持ちが、このシリーズの最初からずっと描かれているテーマですね。

シャオチェンが悪党の中の悪党でよかった。
姐さん方の度胸もさすがだなと。
息子を守ったのが、ああ母親強し。

ラスト…

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媚の凶刃 ~X side´~ コミック

池玲文 

本編の X side が見られて楽しい

加賦と韮沢が関係を持った経緯が描かれていた。
気になっていたので、なるほど!と。
韮沢は最初から感じやすかったんですね。

本編の合間の話なので、X side なんですね。

クセモノで目立っていたけど得体の知れないコウキの話もあったし。

加賦と韮沢の関係が親父にバレていて公認なのが笑える。
韮沢に愛人でも我慢できるよな、と加賦に結婚をすすめるくだり。
そんなに、そいつは具…

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媚の凶刃(2) コミック

池玲文 

気持ちのよいハッピーエンド

跡目争い、抗争についてはおいておいて、主に2人についての感想です。

大人に成長していく韮沢いいですね。
髪が伸びた時は超チャラく、髪切ってスーツ着たらキリッとイケメンで。

韮沢を手駒として、自分のために命を捨てるよう育て、韮沢が覚悟を決めているのに、動揺する加賦もいい。
そうでしょう、韮沢を失うのが怖いよね、ととてもよくわかる。

加賦は、折にふれ、自分の気持ちをストレートに韮…

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媚の凶刃(1) コミック

池玲文 

2人の出会いから気持ちを確かめ合う過程がいい

「媚の椅子」の2人の出会いが見られた。

韮沢を手懐けようとする加賦。
最初は抵抗するものの、加賦が欲しい、俺のモンにしたいな、と思う韮沢。
加賦からしたら想定外のえらい懐かれようですねw
この時点で運命は決まっていたとも言えるのでしょう。

加賦に甘やかされてメロメロになったり、佐川の所へ行けど言われてキレる韮沢いいです。

テメェは俺のモンなんだよ‼︎
独りにするくらいなら…

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媚の椅子 コミック

池玲文 

命をかける重い純愛

シリーズ5冊揃えて、その1作目として読みました。

冒頭の拷問シーンから、どんなハードな展開がやってくるんだろうと思ったら、めっちゃ純愛でしたね。
しかも、あなたのためなら命をかける…重いやつ。
それでこその極道モノ、という感じです。

韮沢が美形で、加賦を命がけで思っていていいですね。
エロいし。

加賦は立場上、葛藤があるのはわかる。
でも、韮沢を手放せなかったし、韮沢がか…

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青色契約 コミック

池玲文 

絵がきれいななつかしめな世界観

池先生初読みです。
絵がきれいですね。

読み始めた時の印象では、どんなこじれた関係なんだろ?と思いましたが、純愛でしたね。しかも重い。

洋館とかパトロンとか安藤のキャラとか、時代を感じましたw

いちばんおもしろかったのは、4コマ漫画で、顔にケガした安藤の傷が残ってしまったら、
「顔すら良くない ただの色ボケボンボンオーナーになってしまう…‼︎」
と佐々木がぷるぷる震えてい…

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閑雅なスプーン (新装版) コミック

池玲文 

暴力や流血が無い恋愛物

2006/01の古い、初期の作品。

いけないことと思いながら、やっぱり好きでまとわりついてしまうカスミさん。
ゲームが無いから、など色々な理由をつけて「腹減った」と好きな人の家に居ついている。
こういう大好き好きムンムンのアプローチを受けても、なんだかんだと嫌がらない、義章はかなり鈍い人。義章は料理や家事全般が上手い。

文句言いながらも、カスミが仕事でいないと「ちゃんと食ってんのか…

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青色契約 コミック

池玲文 

芸術家にとって理想の支援者

一般人には、価値がきっとわからない、ただひたすらに蒼い絵を創作し続ける若い美貌の画家。その描く蒼に魅せられた資産家が注ぐ支援と愛について、色に因む短編物語

裏から見たら、著者が求める理解者や支援者の理想が、コレなのかな?と思ったり。
芸術家を育てる気持ちを長く持てる、底無しにお金を注げる、作る作品に今以上の出来を信じて期待を注ぐ、とあるお金持ちのお話でした。
掛け値なしにそそぐ愛が美しか…

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