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水原とほる 奈良千春
kaze
ネタバレ
4つのストーリーからですが、ちょっと私には1歩引く作品でした。 人によって愛し方や愛情の受け止め方はありますが、実際こういう風なのかなー?と同性愛に関してちょっとコワいなと。まぁ、空想の世界もあるでしょうから。。。 窓ーではもう、受けが狂ってしまうんじゃないか?と思いましたが、意外な展開に驚きました。んー?お互い年月が経ちすぎたから、免疫ができたのか?とも思いました。いつの間にか受けが攻めを好…
沙野風結子 奈良千春
おくきん
この作品のあらすじに惹かれて前作2つを読みました。そして満を持して読んだ今作…、やっぱり一番面白かったですね! 三部作の最終回ということで、キリイとスザクの話だけでなく、物語のまとめがされていて読み応えがありました。どうなっちゃうの?と思っていたユアハの結末も上手く纏まっていて良かったです。 スザク×キリイのストーリー的には、キリイが自分の中にスザクの魂を感じられるようになったシーンが印象…
中原一也 奈良千春
渋茶
生活が不安定な日雇い労働者達の為に診療所を開設して切り盛りしている青年医師・坂下の奮闘記、最終巻。 実は表紙を捲った後の口絵が思いっきりネタばれしているので、自身でラストを確かめたい人はその部分を見ないように気を付けてほしい。 坂下の努力が実りつつあって街の労働者達も彼に打ち解けていくようになったが、前巻の”夢の絆”事件の影響でまた逆境に追い込まれる。 斑目を社会復帰の道に送り出す決心が…
くもはばき 奈良千春
コモさすけ
初っ端から重い。表紙やタイトルとイメージ違うなーと思いつつ読み進めるも、やっぱり重い。 「重いのどんと来い!」の時に読まれるのが良いですよ! 中盤終わりぐらいでこれから軽くなるのかな?と思わせてより重くなるあたり、徹底してます。 それとも私の人生経験が足りない所為で必要以上に重く受け取ってしまうのかしらね。 比喩が妙にロマンティックで詩的。これ書いてるの男性かな?と思いました(男性のほ…
愁堂れな 奈良千春
b-boyスラッシュノベルズとしては2013年刊だが、巻末の初出一覧によると、『純愛』『忘却』は2002~2003年頃に愁堂さんの個人サイトにて掲載されていた話との事だ。 読み進めながら謎を追っていく展開の話が好きなので読んでみたのだけど… う~ん… 読んだ直後は、受け・清水のエロ堕ちに期待したかったのか、攻めの正体を知りたかったのか、監禁されていた10日間の謎を追いたかったのか…
秀香穂里 奈良千春
ふばば
秀香穂里先生の作品は本当にバラエティ豊かなのですが、その中でも目立つ特徴の1つとして、キレキレの、ドロドロの、エロエロのダークなハードBLという側面があると思っているのですが、本作は正にそんな特徴を持つ作品です。 というのも、設定は近親もの。 私は地雷の無い方で大抵の設定は読めるのですが、中でどうも苦手なのがガチ近親モノ。義理ならOKなんだけどガチは… 中でも最もヤバいのが「ガチ父子」だと思…
夜光花 奈良千春
温度計
前作を読んでハラハラしてしょうがなかったし、今回も樹里の葛藤が切なくてランスロットは頑固なくらい一途で、もしかしてまたしんどくて耐えられない展開になるんじゃないかと途中で投げ出しそうになりました。 ちゃんと全部読んで良かったです(*^^*) あと新キャラが好み過ぎて……何者なのか推測はできますが、まぁこれからへのお楽しみですね笑 名前からもいろいろ考えられて楽しい♪ 神の子本編よりもこ…
甘食
わだつみ3部作最終巻です。美しくまとまっています。ファンタジーだけど、設定が作りこまれていてわかりやすいので途中で脱落せず最後まで楽しめました。 皆様おっしゃるように、このエロお伽話のような素敵な世界感を盛り上げてくれるのが奈良さんの美しい挿し絵。物語を補足しつつエロシーンもちりばめ上質な大人の絵本のような仕上がりになっています。 主人公で帝のキリイは兄弟の命を危険にさらしても自国の民…
あーちゃん2016
ドキドキどうなることかと楽しみにしていた「3兄弟の次男坊のお話」でシリーズ完結編。そこまで歪むなよと思うが、キリイの覚悟、そして全てを融合させる3人の思いに涙ぐんだので神より萌2。震災のトラウマある方はちょっと覚悟が必要ではと思ったお話、本編200P弱(よくまあ、こんなページ数でと驚嘆)+あとがき。 頭痛に苦しむワダツミの帝キリイのもとに、新しい薬師がやってきて処方した薬。どうせ効かないだろ…
ポッチ
『帝は獣王に降嫁する』→『神子は奴隷王に繋がれる』に続くワダツミ三部作の三巻目にして完結編。『帝は~』は長男・シキのお話、『神子は~』は末っ子ナギ、そして三巻目に当たる今作品は次男・キリイのお話。 一応、今作品でも読める造りにはなっているのですが(作中、前作のざっくりとした説明はあります)、このシリーズはぜひとも『帝は~』から読んでほしい!前2作で撒かれた伏線が、これでもかと生きています。 …