奈良千春さんのレビュー一覧

BLゲームに転生したらサイコパス攻めに溺愛された 小説

夜光花  奈良千春 

ページ数が足りない!

BLゲームの世界に転生し、サイコパスな攻めに溺愛される…
タイトルでもうわかる通り、情報量も多ければ設定も盛り盛りな作品だったのですが、全体的にコミカルにテンポ良く進んでいくので読みやすいのはさすが。

転生前の記憶を頼りに、あの手この手でこの先に訪れる危機を阻止しようとする主人公という流れはそこまで珍しくはないと思うのです。
ですが、危機の原因となっている攻めの三輪が一癖も二癖もある人物…

3

黒妖精は聖騎士の愛をこいねがう チェンジリング 小説

沙野風結子  奈良千春 

気になることが多すぎて、

シリーズ二巻め、とにかく展開が早かった。前半は1巻の裏側のようなお話で、皇子アンリと騎士オルトがゼインとルカに合流するまでのダイジェストっぽい。後半は四人のその後。いろいろ明かされながら、新たな謎が生まれたりと忙しい。
気になることが多すぎて、完結を待たずに読み始めてしまってどうしような感じ。

アンリとオルトのお話は、プロローグで辛すぎるシーンが描かれて、そこに向かって進んでいるので切ない…

0

チェンジリング~妖精は禁断の実を冥王に捧げる~ 小説

沙野風結子  奈良千春 

今後何がどう明かされていくのか

一つのエンディングは見れたけど、本当の闘いはこれからって感じのシリーズ一巻目。タイトルの「チェンジリング」は意味や背景がちょっと見えたくらいで、深いところまでは分からないので、今後何がどう明かされていくのか楽しみ。

基本はゼイン視点で、海賊の中でゼインがいかに人望のあるリーダーなのかを、周りの反応で知っていく感じ。ゼイン本人の心理描写からは寛容さが見えるが、ルカに対しては許しすぎでは?と心配…

0

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

No Title

受が徹底してやさぐれ男なので、キャラがブレてなくて好きでした。
BL作品に限らず、「やさぐれ男」という設定であっても、優しい人達に出会ってすぐに陥落して良い人になっちゃうキャラって多いですよね。
でもレイヤは違う。
中々心を開きませんし、ずっと打算的でずる賢い。
だからこそフレイの家臣達を率いることが出来たし、国を奪還出来た。
あそこでもし異世界から召喚されたのがレイヤではなく、もっとピ…

2

少年は神の国に棲まう 小説

夜光花  奈良千春 

完璧な終わり方!

途中つらい展開もあったけど、最終巻の表紙に
勇気をもらって読み進めました!
全員が幸せな着地点で読了後とても良い気分です。
ランスロットは……記憶を取り戻したか
明記されてはいませんでしたが、もし樹里への想いを思い出していたらなんとか消化して
おだやかに過ごしてもらいたいですね。
妖精王の言葉、「育ちすぎてしまった、許せよ。」
が最高でした笑!
ルーサーはなかなかびっくりなお子の様…

0

婚約破棄された悪辣オメガは義兄公爵に執着される 小説

滝沢晴  奈良千春 

No Title

異世界転生したら悪役何とかだった~ものに、オメガバース要素、義兄弟要素(弟が養子)が加わった作品です。
前世の記憶を取り戻してからも、取り戻す前の時間も受はきちんと自分の人生として記憶して受け止めているので、攻と受が兄弟として過ごしてきた時間もきちんと描写されており、兄弟ものBLとして萌え要素があります(そしてあくまで義理の兄弟なので、ガチ兄弟もののような背徳感はない)。
あと、個人的にBLに…

0

少年は神と愛を誓う 小説

夜光花  奈良千春 

樹里とアーサーのやりとりが好き

表紙からもうソワソワしましたよ!
アーサー、倒れてるやん!!
不穏!!!
でも安心してください。
さすが夜光花先生。
絶望の中に一筋の光を残して最終巻へ
向かってくれます。
樹里が相変わらず大人しくしていないけど
それも含めたアーサーとのやり取りが
すごく好きです。
巻末の樹里からの手紙にも笑いました。
一息付く間もない展開だけど、
アーサーと樹里のつながり(心も体も♡)だ…

0

悪役令息だけど推しと偽装結婚します 小説

ナツ之えだまめ  奈良千春 

No Title

面白くない訳ではないけど、色々と惜しいかなー…。
まず偽装結婚についてですが、偽装結婚ものの旨味って、他人の前で夫夫のふりをする…つまりイチャイチャすること、そしてそれを見た周りの反応だと思うんですよ。
この作品の場合、そういったシーンはかなり少ない。
エリオットが退学にならないよう助けるために偽装結婚したので、それから二人で一緒にいるのも寮が同室なのも「監視するため」と公表。
いやそこは…

1

最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

ストーリーと絵がマッチしすぎてます!

オメガバースの良さをたっぷり味わえるお話でした。
黙っていてもちょっと他と違う最高のアルファなんだとわかってしまう攻め、黒瀬と発情したことのないオメガ五色。
奈良先生の表紙にひかれました。この絵だからこそ中原先生のお話の世界に深くはいっていけました。
軍服って良いですね。

萌2評価なのは自分が溺愛執着攻めにハマっており黒瀬が寡黙すぎて五色を好きなんだっていう気持ちの動きをあまり感じられ…

0

少年は神の子を宿す 小説

夜光花  奈良千春 

ここぞの時にアーサー登場!

少年神も5冊目。
表紙は身籠った樹里とアーサーの図で
とても幸せな感じだけど、本文はひと息つく間も
ありません。
その中でも樹里母とマーリンの掛け合いだったり、
戻ってきた樹里めがけて爆走してくるアーサーだったり、夜光先生のちょっと笑わせてくれる表現で
ふふっと笑える瞬間があります。
そのバランスが絶妙!
術にかけられたランスロットとなんかあったら
どうしようとハラハラしましたが…

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