凪良ゆうさんのレビュー一覧

花嫁はマリッジブルー 小説

凪良ゆう  唯月一 

ライトな花嫁ものだが、凪良さんの魅力はすでに光る作品

凪良さんのデビュー作とのこと。
最近の作風を考えると、こんなライトでいかにもBLという作品は
ちょっとビックリだったが、
文章は読みやすく、時々素敵な表現もあり
現在の凪良作品につながる魅力も垣間見得る。


主人公は大学生の平凡な、でも美形の拓海。
姉の美花は、8年つきあったうだつの上がらない男を振り
玉の輿にのるべくセレブお見合いパーティで
御曹司をつかまえて婚約にこぎつけ…

6

ニアリーイコール 小説

凪良ゆう  二宮悦巳 

丁寧に丁寧に

少しの心の動きでさえ丁寧に描かれた作品だなって思いました。
ただ、仁居の過去が重くて……というか、過去が重い登場人物は他の人の作品にもいっぱい出てくると思うのですが、描かれ方が丁寧だからか仁居の気持ちに入り込んでしまって、胸が苦しくって読んでいる間中どんよりとした気持ちになりました。

BLに何を求めるか、その時の気分と求めているものが合っているか、重要だなぁと思いました。とてもいいお話だっ…

1

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

恋とは、脆く崩れやすく1つ1つ積み上げていくもの…

人への甘え方
人への心の開き方
喧嘩をした後の仲直りの仕方

こういうこって自然に自分達の身についているものだと思っていましたけど、これらは子供の頃からの経験で身につくものだということに改めて気づかされました。

親の愛も家族愛も知らずに生きてきた蓮。
まるでカタキのように男を騙し、金を騙し取り、でもお金が貯まったら手に入れたいのは家だという。
そんな蓮にカモにされたのは医師の加賀…

3

ショートケーキの苺にはさわらないで 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

幸せって何だろう

評価の高い中、申し訳ないですが私には合いませんでした。
まず、アンドロイドという設定がダメなのかもしれません。苦笑
南里がドール仲間と楽しそうに話しをしていたり、裏ドールをうっぱらおうとしていたおじさんからドールを買い取ってシンとの生活を始めたり、そこまでは面白かったんですけど・・・話がどんどん壮大になっていって・・・戦争?
ドール仲間が協力してくれて南里とドールを必死に匿っているところは読…

4

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ツライ展開

凪良作品を買いだめていたのですが、今回購入した中で最後まで残してました。ちょっと切なめの話が読みたいので、このタイトルでこの表紙、あらすじによると漫画家になりたい攻めと幼馴染の受けのほのぼのっぽい。
まあ、でももう最後の一冊だからいいかと読んだのですが………
つらい!ツライ!!TSURAI!!
何かもう読みながら転がりまわりたいくらい辛かったです。
何処がほのぼのだ!少し前の私よ!(笑)…

15

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

天体観測

なんですんなりくっつかんのよ(≧◇≦)ノシ
思わず声を荒げてしまう場面多々。
それくらいじれったくもどかしく、そして切なくほろっと甘い作品でした。

ネットで知り合った二人。
星の話をする攻の文章に惹かれ、声をかけるのが怖くて
同じように星の名前からハンドルネームをとった
そして星に関する投稿をして、会話が始まり、出会い。
再会はまた悲劇的なというところからのスタート。
姉さまに…

5

あいのはなし 小説

凪良ゆう  小椋ムク 

ぐっ

切なさで目が溶けそうです(ノД`)・゜・。
涙なくしては読めないわけですが
好きな人が死んでしまうそれほどに切ない表現はないわけで
受がとらわれていると同時に読んでる私も囚われてしまいました
やだ、ないはずの思い出が。。。。
おいといて
のっけから好きな相手の死に直面する受からスタートですね。
自分の中のすべてだった男が死に
残された息子は・・・・な部分なのであります。
正直、懲…

2

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

家族

そう!こういうほのぼのが読みたかったっ(≧◇≦)ノシ
や、ほのぼのでもないか(苦笑

友人に「ビッチを懲らしめてっ」と半ば強引に連れていかれたゲイバーで
あれよあれよと誘われるがままに。。。
ミイラ取りがミイラじゃないけどひとめぼれしちゃったからさぁ大変。
しかし再会したのはそんなビッチからかけ離れた姿でありまして・・・
というところですね。
この攻がまぁね。
男前でスタイルも筋…

4

まばたきを三回 小説

凪良ゆう  円陣闇丸 

面白い!

こういう非リアルな内容の、現実感のあまり感じられない内容のお話はどうも苦手で敬遠していたんですが、あらすじ知らずに購入して、読んでみて、自分のなかにあった苦手意識が吹っ飛びました。
面白い。
途中までは「幽霊とかそういう類いのお話なの?」とページを捲るスピードも遅く読んでいたのですが(令だけ幽霊かと思いきや一佳も幽霊になっていて頭のなか???でしたし(笑))、二人して人形に乗り移って令の両親の…

1

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

しね、ボケ・・・・っ

ニーナの苦しいときの口癖かな?

途中、だれました。
ニーナがかたくなで、それはいいんだけど
陽光も役者の仕事がうまくいってなくて
もやもやしていて。

ためてためて
中盤以降は疾走しています。


最後は大団円

よかったです。

ちょっと攻めの陽光は一途でいいんだけど
好きですタイプです。

ニーナの病気による性格付けとかもわかるんだけど
いまいち受けが好…

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