凪良ゆうさんのレビュー一覧

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

花時雨、可愛い~~

元華族という由緒正しい家柄である佐治家の三男・花時雨(はなしぐれ)は、蝶よ花よと育てられた深窓の令嬢…ならぬ正真正銘の御曹司。家長である祖父の命で、江戸時代から仕えていた主家・上月家の末裔であり定食屋の若き主人である一心の元へ出仕することになった花時雨は、凛々しくて逞しい彼にうっかりトキメいてしまいます。しかし、まともに包丁を持ったこともない花時雨は些細な仕事にも一苦労…それでも花時雨はメゲません…

2

ここで待ってる 小説

凪良ゆう  草間さかえ 

よ、男前!

タイトルは受けさん、責めさん両方に。
二人の大人な対応に神評価。
いかんせん、その分、分別を超えた切ない求めあい みたいなものが
皆無になった気がして、きゅん度がちょっと減。
それで萌。

読み物としては非常に面白かったし
論(受けさんの子供)は超可愛いし、
のばら(受けさん嫁)も超頑張ってるし
爺さんはえいひれ級にいい味でてるし、
くずみたいな女(嫁の実母)もいて、
うまい…

0

365+1 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

にゃは

"お前ら、恋人同士だからちゃんと話しろよっ"
て感じでした !
この本は現実でもありがちな話だと思います
受けの立場も攻めの立場も理解できる>_<;;

さすがなぎらさん、今回も大当たりでしたぁぁぁ♡

1

美しい彼 小説

凪良ゆう  葛西リカコ 

愛とは

皆さんがすごく高評価をされているので遅ればせながらに読みました。ちょっとこの一冊では二人がどうしてカップルなのか今一つ自分自身に納得がいくポイントが見つかりませんでした。近く続編が出版されるそうなのでどちらを読んで「あーだから二人はお互い好き同士なんだなぁ~」という納得感を得たいと思います。それにしても秦が一成のことを選んだ一番大切な部分が私には分からん!悪い人ではないけれどたくさんいる人の中でど…

6

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

切なくて悲しいけど絶対読んでほしい

凪良先生の作品は必ず購入しています。

読みながら、最後のほうは苦しくて悲しくて切なくて、
もう涙が止まらなくて、大変でした。
凪良作品で一番衝撃的だったかも。
この方は、もはやBLという枠組みだけでは語れない、
すごい世界を描く方ですよね。大好きです。

前世と現世、そして過去と今、
色々な出来事が組み合わさって、進んでいく・・
どういう結末が待っているのか読んでいてもわから…

6

愛しのニコール 小説

凪良ゆう  yoco 

ニコが愛しい

受けのニコは、優しくて一途ですごく好感の持てる攻め。幸せになってくれることを願いながら、ページをめくる手が止まらなかった。

話はすごく面白いんだけど…ただ私は、攻めの榮があんまり好きじゃないです。
ニコのことを庇ってあげたりするやさしさにはグッとくるんだけど、読んでてどんどんイライラしてきた。長年想い続けたエンドと付き合いながらも、ニコ似の男優が出てるAVを持ってるとか、どうなの…。

2

愛しのいばら姫 小説

凪良ゆう  湖水きよ 

ツンデレ姫と世話好き王子

『365+1』はまだ読んでいませんが、本作品のみでも十分面白かったです。

我が儘っぽく振る舞っているけど、実は自信がなくてネガティブ思考のトップモデル美山。
世間で評価されている美山は作られた美山であって本当の自分ではないという思いが常につきまとっています。

一方の久保田は仕事にも誇りをもち夢を追いかけているポジティブなデザイナー。
一見合わなそうな二人の絡み(ちょっと口の悪い掛け…

5

初恋の嵐 小説

凪良ゆう  木下けい子 

キャラクターの魅力が溢れてます!

高校生の蜂谷と花沢は幼馴染でゲイ仲間。互いに地元では出会いがないと嘆いています。
成績の悪い蜂谷に家庭教師が付けられることになり、やってきたのは年齢を詐称してアルバイトをしている同じ高校の入江でした。
チェーン展開するラーメン屋・社長息子の蜂谷と違い、生活や家族・将来のことを考えてアルバイトに励み有言実行していく入江に、蜂谷は惹かれていきます。
が、蜂谷が恋心を自覚した時には入江とは友達の関…

1

累る-kasaneru- 小説

凪良ゆう  笠井あゆみ 

胸が疼く。

今、読み終えて、なんてすごい作品なんだろうと奮えました。
多種多様な設定と読み手をどんどん惹き付ける美しい文章で、このBLの世界を一段も二段も高みにあげてくれる素晴らしい作家様です。
何度も読み直したくなるような台詞や場面、頭の中に次々と思い浮かべる事の出来る情景が時に甘く、苦く、このシリアスで複雑な物語をハッピーエンドへと誘ってくれます。


とにかく奥が深い。
夢だけのミステリーで…

8

天涯行き 小説

凪良ゆう  高久尚子 

奇跡のはなし

BLって一つの理想をみせるような、短い夢をみせるようなものだと思います。
でもこの作品ではエリもユイも完璧な人間ではなくハッピーエンドながらみんな深い傷跡がのこっています。
それでもこの物語がある一つの理想を描いているのは、ハッピーエンドで終わることができたのは、ピタリとはまる人に出会えた奇跡を描いているからでしょう。
いろいろな愛のかたち、人を殺すということ、許すということ、わかりあうこと…

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