穂波ゆきねさんのレビュー一覧

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

かーわーいーいー

可愛かったー
穂波先生の挿絵狙いでGET。
現代もの、リーマンものは優先度低い方なんですが、これは可愛かった!
昨日の夜、ふろ上がりに読み始め、止まらず、一気読み。
(だって薄いんだもん・・・)

攻めさんの性格、容貌が大好き!
大人で、じんわり優しくて、うーん、ハイジの犬(セントバーナード)的安心感・・・
想いが通じ合ってからの (ネジがどっか飛んだらしい(本人談))
やんちゃ…

4

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

ほっこり

キュンキュンしましたー!
ヘタレ×器用なリーマンもの。
ずーーーっと受けの子が好きで一途。受けの子はそれを受け入れる。キュンキュンポイントです。
しかも受けの子が積極的な作品でエロシーンがお気に入りです。恋愛上手だな。怖い怖いと思いながら。受けの子、いろいろ上手なんです。
良いものを読んだ。
読んだ後にほっこりする素敵な作品でした。
一穂先生の田舎の描写が好きなのですけど、今回も景色を…

2

同い年の弟 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

タイトルと挿絵萌え〜

タイトルが意味深ですよねぇ。双子か義兄弟か、妹の夫か…。読む前から妄想が広がりんぐで止まりませんでした。これは大学生の義兄弟、ケーキとユキのお話。すっきりと読めて甘めな展開。ダークさはありません。

小学校卒業と同時に親の再婚で兄弟となった白崎雪宏(ユキ)と景輝(ケーキ)。二人の出会いから思春期、そして大学生となった現在に至るまでの軌跡が描かれています。大学生になってもベッタリな白崎兄弟ですが…

2

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

イヤ=もっと

『僕の悪魔』も良かったですが、今作の方が私は好きです。
というのも、前作で里玖は確かにクラウディオの心を射止めたものの、彼がマフィアのボスである事と容姿端麗なイタリア人であるということに一抹の不安を感じていました。里玖を抱く前は多くの女性を侍らせていたし、甘い言葉を囁き、相手を陥落させる事は彼にとっては息をすることの様に容易いんじゃないかと。
でも、クラウディオは本当に里玖を愛しているんだなぁ…

5

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

酔っ払った勢いで…?

樋口美沙緒さんの作品を初めて読んだのはこの本だったかなぁ。義理の兄と弟のような関係の二人のお話です。

攻が幼い頃から長年密かに受のことを愛しく想っていて何かのキッカケで暴走してしまう展開が好きなので、篤史視点で進むにも関わらず忍のやるせない気持ちが伝わってきて、その切なさに萌えました。篤史自身は義理の父親ポジションである養父に恋していると思っていて、それがさらに忍を悩ませているのですが篤史に…

2

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

ザ・三角関係

多角関係ってのは結局誰かあぶれちゃうので読後感よくするのが難しい題材だと思います。
あぶれちゃう人が嫌な奴なら、愛が足りないなら、話は簡単。
ストーリーや感情を盛り上げるための単なる当て馬として使い捨てできます。
でもそうじゃなかったら?
ヤコ先生は嫌な奴でもなくトオルに愛がないわけでもない。
優しくていい奴で素直でプライベートも仕事においてもトオルが大好き。
トオルもナツメのことは大…

10

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

純情受け

恋愛前夜で、なんとなく気になったヤコ先生
読んでみるかな…くらいで読み始めたのですが、恋愛前夜より好きでした。
見た目とは違うCP
続きが読みたいお話です。

2

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

ラブストーリーより灰が面白い。

タイトルの字面からの連想は、『灰とダイヤモンド』だったのだが
こちらの灰は桜島の灰、そしてコメディでございました。


誉は大手広告代理店勤務。
優秀にして眉目秀麗、人生負け知らずだったはずの彼は
とある経緯で鹿児島に左遷されてしまう。
くさくさした気分で着いた途端バスの乗車を巡って揉めた相手と
隣人として再会し……

外面はいいが、あまのじゃくで口が悪くて素直になれない誉が

2

先輩とは呼べないけれど 小説

可南さらさ  穂波ゆきね 

クロさんグッジョブ!

はー…やっぱりいいですね可南さんの作品は。
読んだ後幸せな気分になれます。今まで読んだどの物語も、カップル二人がただラブラブな描写だけではなく、脇役が魅力的だったりします。二人を支えたり、見守ったり、ときには壁となったりする人物もいるわけですが、今回の二人を繋いだのはラブラドールのクロでした。

あらすじは他の方が書いて下さってますので割愛させていただきますが、クロさんがいなければ恐らく及川…

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アイソポスのひそかごと 小説

崎谷はるひ  穂波ゆきね 

悪くない王道

スパダリが健気受けにメロメロ~、な王道ストーリー。
しっかりと読ませる構成、文章はさすがの崎谷さん。しかし、どうも私、この評価の高い先生の作品が苦手なのです。

特に、受け視点で、恋愛に中学生のようにぐるぐる思考する展開が好きじゃない。これはまさにそれ、で、しかし最後まで読めたのはやはり作家さんの力か。

ぽつぽつと登場するイタリア語が面白く、作品に違ったテイストを与えていて好印象。

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