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新着レビュー

宝井理人さんのレビュー一覧

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みかと 19/02/01/ 15:41

※このレビューはネタバレ有です

ずっと幸せでいてほしい

言わずと知れた作品ですがようやく6巻まで読み、レビューしたくなりました。

1巻ではBL感がなく、エロさもドキドキ感もあまり感じずしばらく読んでいなかったのですが、レビューの高さに負け全巻読んでみました。

潔癖症の描写も細かく、こんな風に感じているんだな、こんな風にしてほしいのかな、とも考えられその原因や過程も読者が納得できるものなのではないでしょうか。
透明感のある絵に複雑な心境と2…

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/29/ 23:09

※このレビューはネタバレ有です

自分の核心を受け入れてもらえる安心感は大きい

 5巻で既に本番は済ませていますから、ダメ押しのこの最終巻は城谷がキスや頭を撫でられることへの抵抗感や、トラウマからずっと引きずってきた自分への嫌悪感、自分は汚れているという感覚などを昇華させるためのものになっています。トラウマの原因である植田と遭遇してしまう2人。でも、彼女から再び傷付けられる前に城谷は自分で回避することができましたし、黒瀬も彼女の下心を一蹴するので大したダメージにはなりません。…

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/29/ 19:30

※このレビューはネタバレ有です

お互いの世界が開けていく

 まずは今まで濡れ場は寸止めが続いていたので、やっと挿入まで果たせて本当にここまで待った甲斐があったなぁと思いました。潔癖症の城谷が辿り着くには妥当な時間のかかり方だったんじゃないでしょうか。まだまだ羞恥心や素の自分を晒すことへの恐怖心は残っているとは思います。でも、それって別に潔癖症じゃなくても一般的に人間が持ち合わせている類の感情だし、潔癖症の人間にしては十分過ぎるほど城谷は性的な部分を解放で…

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/29/ 00:08

※このレビューはネタバレ有です

自分への嫌悪が潔癖症のきっかけなのは悲しい

 汚されたい、浅ましい自分を受け入れて欲しいという気持ちと、汚れたくない、醜い自分を知られたくないという対極にある気持ちとの間で、心が揺れる城谷が顕著になってきましたね。他人のせいで自分が汚れるのと、自分のせいで他人が汚れるのを比較した時、どちらも嫌には違いないだろうけど、後者の方が羞恥や嫌悪感がより強いというのは結構分かるなぁと思います。自分の方が汚いと認めたい人間なんていないでしょうから。

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/28/ 20:14

※このレビューはネタバレ有です

今度は城谷が振り回す側に

 初めて読んだ時は、この巻辺りから城谷がちょっとしたことで勃起させてしまったり、性行為中でないにも関わらず感じてしまったり、かなり際どい行為まで許してしまったりすることが多くなってくるので、潔癖症なのにいきなりここまで性的な部分を解放できるものなのだろうかと、疑問を覚えたように思います。でも、再読してみると、今まで彼が性に関する興味も欲望も徹底的に押さえ込んできた反動は、すごく大きかったのかなと少…

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/28/ 00:34

※このレビューはネタバレ有です

この若さでSを効果的に使いこなす黒瀬、恐るべし

 全巻読んだ上で今思うと、この2巻が2人の大きな転機であり、潔癖症である人間を性行為で汚すという背徳感を最も強く感じられる巻だったんじゃないかと思います。どんな塵や埃が混じっているかも分からない雨に濡れて夢中で走ってきた城谷、黒瀬の服に大人しく包まれた城谷、黒瀬に手を舐められたり手淫されたりしても振り払うことができなかった城谷。1巻からは想像がつかないほど速いスピードで、彼はいろんなものを受け入れ…

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Sakura0904エキスパートレビューアー2018 19/01/27/ 19:23

※このレビューはネタバレ有です

閉塞感から受けが解放されることを祈る

 そういえばレビューしてなかったなと思い、久々に引っ張り出して再読しました。商業BLを読み始めてまだ日が浅い頃に読んだので、それなりに思い入れのある作品です。潔癖症って現代病で増えつつあるけれど、ここまで重度の患者さんもいるんだなぁと当時驚いたのを思い出しました。

 1巻はまだまだ序盤という感じで、メイン2人はお互いに恋心も抱いてないし、ちょっと気になるかも程度の認識です。最近は1巻である程…

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ののみエキスパートレビューアー2018 19/01/15/ 00:54

※このレビューはネタバレ有です

まだ開きかけの恋の蕾が枯れてしまいませんように…。

1巻がとてものんびりと穏やかな印象だったので、このまま2人の心の揺れをじっくり描くのかと思っていたら、2巻でかなり物語が動いたので驚きました。

恐らくもう両片思いになりかけている御崎と有川。
1巻に比べ、表情がまるで違います。
ようやく感情が表に出てきた2人の間に現れる不穏な影。
何度もしつこく御崎に電話をかけ、御崎に贈ったネックレスを「首輪」呼ばわりする男・川端聡。そして、明らかにな…

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ののみエキスパートレビューアー2018 19/01/14/ 18:36

※このレビューはネタバレ有です

花だけが知っている不思議なふたりの巡り合い

「花のみやこで」を先に買ったのですが、この作品のスピンオフということでまずはこちらから。
室井先生の作品は、テンカウントは大好きだったのですがセブンデイズがどうしても合わず、恐る恐る読んだのですが、ふんわりと優しくてゆったりとした読み易いお話でした。

彼女持ちで明るく行動力もある有川洋一と、真面目で研究熱心、でもちょっとドジっ子で、しょっちゅう転んでしまう御崎詔太。
大きな大学で学部も違…

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春先 19/01/09/ 23:19

※このレビューはネタバレ有です

フラストレーション溜まりっぱなし

どこまでも甘ったれな諏訪を一発殴らせろ、と思った前半の高校生編。

諏訪の事情はわかりますが、わかった上で甘ったれだと思います。

前半部分は耐えました。
後半、再会してからの高良と真山の再会愛を読みたいがために耐えました。

しかし、いざ後半が始まると。
案外あっさりエッチしちゃって拍子抜け。
あれだけ複雑な関係だったのに、再会してからエッチまで、付き合い出すまでが、あっという…

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