麻々原絵里依さんのレビュー一覧

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

一歩進んで二歩下がるような構成

1、2巻一気に読みましたが、2巻の最後の方からはさーっと読みました。

辛口です。

まず1、2巻を通してリオがユリヤのどこを好きになったのか、いつそんなに好きになったのか不明。ユリヤも同様。
まだリオがユリウスを好きになる理由はわかりました。
あとユリヤとユリウスが同一人物だったのは結果オーライとして、途中まで別人と思ってて、どっちか選べって言われたときにリオは完全にユリヤを選んだん…

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王を統べる運命の子① 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

勢いはないけど読みやすい


読みやすいファンタジー小説でした。
が、これといって強く惹かれることもなかったのが正直な感想です。

身分が低く華奢な受けが華やかな方々に好かれていくパターン樋口先生多いですよね。
偶々私が買う本が似たりよったりなのでしょうか(笑)
新鮮味が薄いかな、なんて思ってしまったり。


でも自分で深く考えてこなかった子が目標を見つけたり喪失を味わう描写がとても細かくうまいと思いました…

2

寮生諸君! 小説

久我有加  麻々原絵里依 

個性豊かな仲間たちも良い

電子書籍で挿絵あり。
前半は受視点、後半は攻視点、電子限定版SSは当て馬?視点です。

久我先生といえば関西弁ということで、今作は受の庄野を筆頭にほとんどのキャラクターが関西弁です。攻は東京弁です。

結論から言うとお互い一目惚れみたいなもので、どっちがアクション起こすんじゃ〜〜!!いつラブに発展するんじゃ〜〜!!とわくわくしながら読めました。いいですね、青春って。同室になった朝妻と庄野…

0

かわいくなくても 小説

松雪奈々  麻々原絵里依 

幼馴染と竿兄弟になってしまった受けがかわいそう……

オトメンによるかわいらしいお話かと思いきや、結構ドロドロしてた感が……。
というのも攻めがヤリチンゲイで、途中で受けの幼馴染とセフレになっちゃうんですよ。

レース編みが趣味のオトメン・大和は、高校時代の親友・章吾に片思いし続けているんですね。
章吾はゲイなので男同士云々のハードルはないんだけど、小柄で可愛いのがタイプだと思い込んでる大和。
同身長で男っぽい自分はかわいくないので、章吾と…

5

副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

攻めが素敵

とても読み易くて面白い作品でした。

題名からコメディ-タッチなのかと思いきや、そんな事もなく事件や事故を解決する様子にハラハラしながらページをめくる手を止められませんでした。

三崎は不動産会社の営業をしながら、呼び出しを受けると特殊なスーツを着て現場に駆けつけるヒーローのダークジャガーなんです。だから会社では目立たないようにして極力他人と関わらないようにしています。

そんな三崎に…

1

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

面白かったです!

1巻&2巻セット【イラストラフ画集付き電子限定版】を購入して一気に読みました。面白かったです。2巻を読み始めたあたりから、読み終えてしまうのは残念だしでも続きは気になるしで複雑な気持ちになるほど。作画を担当されている麻々原先生のイラストラフ画集も良かったです。 身長対比図にワクワクしました!

使徒や登場する貴族たちが持つ紋章などの設定に惹かれました。点だったことが線になったときは脳内で「わー…

3

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

秘されていた過去に隠された想いと願い

今回は王の七使徒の「王の剣」と同じく七使徒の「王の鞘」のお話です。

攻様の命と国の失墜を狙う魔女と、王と神との聖約を糺そうとする勢力に
よって受様が絶体絶命の危機に陥るまで。

七使徒に選ばれた受様達は王宮に居を賜り、王との謁見の日を待つことに
なります。王宮について何も知らない受様は戸惑いの連続ですが、受様に
親しく接してくれた「王の鞘」の元候補者が受様の付き人となり、なにか

4

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

緊迫の2巻!

完全ネタバレ私の感想のみの投稿なので、気をつけてください。
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2巻の半分ぐらいで、名前がキーワードだと分かってきて、
そこから最後の全てが分かるところがもう、たまらない!
途中から、ユリア(ルスト)がリオに王位を譲りたいのだと言うのも分かった。
だから「学べ」と言い、みんなの前でリオの凄さも見せつけた。

そこまでする…

4

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

ザマァ…?

個人的にそんなに「攻めザマァ」感を覚えませんでした。確かに哀れっぽい感じの話なんですが、この攻めをザマァと笑うにはなんかちょっと躊躇われてしまって…。

あらすじと「ラプンツェル王子」というふざけたタイトルからして、読む人を地味に選ぶお話だと思います。
32歳の大の大人を捕まえて「ラプンツェル王子」ですからね。嫌な予感がした方は覚悟した方が良いです。

攻めは一言で「子供」です。
良く…

8

王を統べる運命の子② 小説

樋口美沙緒  麻々原絵里依 

まさかそうくるとは

何故か2巻で終わると思いこんでいたので、終わらず、めっちゃびっくり!そしてめっちゃツライ!ふらふら揺れるリオの幼い心情にこっちも引っ張りまわされ、最後はトドメを刺され、超辛かったので神にはできないです、ごめんなさい。本編420P弱+あとがき。3巻はいったいいつ出るのだ。超超超どシリアスが平気でファンタジー好きな方でしたら。

七使徒の選定が終わり、「王の鞘」として王宮に入ったリオ。王に拝謁した…

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