もう少し登場人物の気持ちがわかりやすければ良かったかなぁと…。
上下読み終わって、結局この受けは誰が好きなのかなって感想です。恋愛的な意味では好きではなかったのかな?
元攻めも執着してた割にすぐ諦めたし、もう少し3人のそれぞれの心情を深く掘り下げてくれたらよかったなぁ。
絵は綺麗でストレスなく読めました!
うんと好きになるには物足りないけど、2冊通して楽しく読めました!
※このレビューはネタバレ有です
最後まで読んで…、もしかしたら誰も傷ついて無くて、これは「めでたし!」なの?と、思いそうになりましたが。いやいやいや。こんなにも読者をモヤらせる展開も無いだろう、と思いました。
将人の嫁が好きな人(学生の頃から一番好きだった人)と、上手く行きそうだから離婚してくれ、だとか。そのお義母さんが、将人に仕事が無くなって困るだろうからと、家業を続けてくれて構わないというのも、自分達の都合だし。周史の見合…
※このレビューはネタバレ有です
何かにつけて低体温な穂貴を巡る、ぬるい三角関係を描いたストーリー。
優しいのか、無関心なのか。およそ子供の頃から、本気を出すことの無かった穂貴は、付き合ってという周史を受け入れる。
それをただ見ている将人。将人は将人で、何となく結婚をして、不満は無いが、情熱も無い。
大学の先輩だった女性と子供が出来たからと言って、結婚し、入り婿として収まっている。
この二人が穂貴に執着しているのは、子供の…
※このレビューはネタバレ有です
ちょっと泣いてしまった。表題作よりも切なくて、何ともやり切れない気持ちにさせる、
同時収録の「1+1+1」。他のレビュアーさん方も触れている様に、亡くなった恋人の友希のことを思うと、可哀想ではあるんだけど、(やはり定番的になってしまうかもだけど。)
ここは、「喪失と再生の物語」であるべき。なんですよね。そして、友希もそれを最終的には願ってもいる。愛しているから。それが痛いほど伝わってくる物語で…
※このレビューはネタバレ有です
子供置いて家を出た元妻が、再婚したから引き取りたいと自分勝手な要望を突きつけてきたのが一巻の最後。
吉岡にそのことを話さなくては…と思いつつも、話してどうする…吉岡に何を望んでいる?と自分でも良くわからなくなってしまった直樹は結局誰にも打ち明けずに元妻へ手渡すことを決めてしまうんです。
元妻の再婚相手が自分よりもしっかりして、千都にとってはその方がより良い生活が望めると思ったゆえの決断でし…
※このレビューはネタバレ有です
花音のキャンペーンで半額だったので読んでみました。
子供を都合良く登場させる子供がアクセサリー的な子連れBLではなく、しっかりと子育てを中心に据えて描かれた作品だと思いました。
小料理屋で料理人として働くシングルファーザーの直樹の気持ちがとても丁寧に描かれています。
頼れる周囲もいない孤独さ。
人に出来るだけ迷惑はかけないように頑張らないと……と更に自分を叱咤するけど、限界に近い状…
※このレビューはネタバレ有です
涙と共に読み終わって、浮かんできた言葉は
「何これ?もっと評価されるべきお話なんでないのー!」。
確かに、私が『バイブル』と思っているあの本やあの本に比べたら、荒削りと言うか説明不足の部分もあるかもしれない。神田との結ばれ方もちょっと唐突な感が否めないし、このテーマならば仕掛けによってはもっと盛り上げられたかも知れない。
でも、この物語で描かれている『望月流の告白』は、かなりギュンと来ますよ…