麻生海さんのレビュー一覧

ファーストエッグ(4) 小説

谷崎泉  麻生海 

えぇっ⁉︎と驚愕しっぱなしの驚き神展開

4巻。
構成は「seventh egg」「final egg」「刑事の矜持」の3編。
いよいよの最終巻で、過去の捜査一課時代の連続OL殺人事件(月岡事件)と、現在の佐竹脅迫事件の完結と顛末が語られるわけだけど。
これがもう…
展開が凄すぎて、息もつけずに読みましたよ…
刑事ものやサスペンスが好きな方に超おすすめの本作、この4巻のネタバレは絶対にできない。
誰も想像できない展開が待ってい…

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ファーストエッグ(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

甘さも明るさも未来もない。名前のない愛の形

3巻。
構成は「fifth egg」「sixth egg」「絶望の色彩」の3編。
これまでの巻と同様に、今起きている佐竹への脅迫事件と、過去佐竹が捜査一課だった時の事件が描かれています。
特に本作では過去の連続OL殺人事件についてが大きい。
事件が2件起きた事で連続だと疑われた案件が、どうやら昔の一件を合わせて3件目だった事、それがわかったのに第4、第5の殺人を防げず、犯人も全くわからない…

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ファーストエッグ(2) 小説

谷崎泉  麻生海 

異能の刑事。彼はどこから来てどこへ行くのか

構成は「third egg」「fourth egg」「偽りの憧憬」の3編。
1巻目と同様事件が起きるけど、完結の1話ではなく関連して続いていくような流れになっています。
佐竹への脅迫状の件がいよいよ深刻になってきたこと。
それが佐竹の捜査一課時代の事件に絡んでいること。
黒岩が佐竹の警護を買って出て「梁山泊」そして高御堂の存在を知る。

「偽りの憧憬」は再び佐竹の捜査一課時代の事件。

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不運な獣医 ファーストエッグ1 コミコミスタジオオリジナル特典 SSペーパー 特典

不運な獣医

「ファーストエッグ(1)」限定特典SSとなります。

以下、内容となります。
↓↓↓↓


登録ではコミコミのオリジナル特典との事ですが、電子書籍の「限定おまけ」として付いていました。ラッキー。

タイトル「不運な獣医」
品川区のあるアニマルクリニックに、家猫の往診の依頼があった。
迎えに来たいかにも反社の運転手の高級車。築地の数寄屋造りの屋敷に通され、姿を見せない猫を探す。

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ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

ミステリアスな刑事物

刑事もののドラマを見てるみたい。すごく面白い。
特にアプローチが面白くて、冒頭の2話は本当にTVシリーズ的に1話1事件完結。
そこで登場人物の輪郭や関係性、過去などが大まかに示されて、次にどんな事件が起きるのか、登場人物たちの過去に何があったのか、彼らに何が隠されているのか、などなど、非常に引き込まれます。
特に、冒頭に登場する元SATでゴリゴリの上下関係重視の組織人間・黒岩。
彼が主人公…

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真音 3 小説

谷崎泉  麻生海 

モヤモヤしたまま終わってしまった

メインカプにハマれないまま3巻に突入。進藤自身が望んでいた変化の兆しが見られ、BL的なハピエンもありつつ爽やかな締めくくり。
が、個人的に2巻あたりから気になっていた点に触れられず、進藤へのモヤモヤは残ったまま。あともう一歩成長して欲しかったかな。

3巻は1~2巻に比べると、いろんなことがバタバタ起こる。ヤクザ色もちょっと出て来て、槙原が主役かつ悲劇のヒロインっぽい。自棄になってばかなこと…

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真音 2 小説

谷崎泉  麻生海 

巻末の『邂逅』に萌えが詰まってる

小さな事件がぽつぽつ起こり、進藤と富樫の過去が明かされて――の2巻。BL面でも進藤の内面に変化が見られるが、富樫の魅力が分からず共感しづらい。
巻末の『邂逅』はめちゃくちゃ好き!富樫と槙原の関係性には萌えが詰まってると思う。できればこの二人メインで読みたかった。

子供のようなアプローチをしてみたり、たまに頼れる顔を見せたりする富樫。可愛さがなくはないが、勝手な言い分で怒ったり、とにかくすぐ…

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真音 1 小説

谷崎泉  麻生海 

老女と主人公の関係性が好きすぎた

まだ1巻だからか、ストーリーの盛り上がりが感じられず、上手くハマりきれなかった。メインカプより老女と主人公の関係性が好きすぎたせいもあるかも。
今のところ進藤に必要なのは槙原とさめさんで、富樫は進藤に道を外させる悪い大人のよう。残り2巻でひっくり返してくれるといいな。

進藤は感情の起伏がなく、常に淡々と事を進める主人公。育ってきた環境はあまり良くなく、少年刑務所から出て来たばかりで、一見不…

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夢の庭「愛と混乱のレストラン」シリーズ番外編プレミアム小冊子 Le jardin du reve 特典

これは良い後日談

「愛と混乱のレストラン」の後日談。メインカプのその後だけでなく、レストランの行く末も見られて大満足の番外編だった。

理人と修司は相変わらずの性格なので、カップルとしての会話は甘々とはいかない。といっても修司の俺様的に迫るセリフはひえっとなる感じですごかった。彫りの深いイケメンにしか似合わないセリフなのでは。

特に好きだったのが、スープを今日ここにしかない味と言うシーン。適当な材料を煮込…

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バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

わりと王道

タイトル通りのお馬鹿なワンコ後輩に主人公が翻弄されるお話。
後輩からエッチの練習という王道かつ馬鹿馬鹿しい提案をされた時に、トチ狂った! と突っ込みを入れる主人公で良かったです。

終盤に主人公が激怒し後輩をぶん殴るシーンがあるのですが、そりゃ怒るよなと思える展開でした(やりすぎだけど)。
しかしスカッとはしませんでした。
暴行を加える主人公も良くありませんが、後輩は後輩で再度きちんと謝…

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