木下けい子さんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

ありそうで無いお話

高校の同級生スタートで現在は二人ともサラリーマンになっています。
ハラハラドキドキの展開がある訳じゃなく、ストレートな彼氏に対して負い目を感じたり、同性であることの罪悪感から別れを切りだしちゃいますが、攻めの志方によってちゃんと元鞘に戻ります。
割とあっさり。普段は寡黙な志方がガッツリ思い入れてるんで。

よくありそうな普通の日常をかいてるので入り込みやすいです。
何より穂木がイケてない…

1

さみしい神様のメリーゴーランド 小説

華藤えれな  木下けい子 

壮大なテーマを描いた秀作

木下さんの挿絵に釣られるようにしてお買い上げ。
華藤さんの新刊は、華藤先生らしいヨーロッパが舞台のお話。ヨーロッパ、というかパリなんですけれども。ちょっぴりファンタジー要素が盛り込まれた、華藤さんらしい世界観のお話でした。









時は1900年。
パリで開催された万博博覧会に、日本の舞台芸術作品が公演されることになり、それに伴い能楽の保月流が講演することになって…

9

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

夕映先生の書く男たちや山が美しい

先生の山の描写が美しくて、山を愛してらした気持ちが伝わる。
佐和が小田切への想いを自覚したのは遅いけど、人として登山家として強く惹かれてた。叶の言葉もあって、諦めきれなかったのかな。ケガしたのは残念だけど、きっかけができて山に登れたのは良かった。小田切は親代わりの叶の死に傷ついて頑なになってたけど、寂しかったんだよね。それを理解して一緒に居れるのが佐和だった。正に運命の人だと思いました。叶さんも…

3

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

黒猫と和服の組み合わせは最高です!

続編は個性的な作家先生登場です。六車を両側から引っ張る子供な先生たち…最高!笑。
前作でくっついた由利先生と六車は甘々カップルてほどにはなってなかったですが、お元気そうで一安心な感じでした。六車が見てないとこでめっちゃ優しそうで嬉しそうな顔して笑っちゃってもう!言い辛いことは蚊の鳴くような声になっちゃうとこも可愛くて、やっぱり由利先生は萌えキャラなのでは!?と思いました。
それと、話してる由利…

0

由利先生は今日も上機嫌 コミック

木下けい子 

ツンデレ先生と辞める辞める詐欺

雰囲気がすごくほのぼのしてて楽しかったです!ちょっと昔の話らしく、風景や建物のレトロ感が絵柄と合ってて好き。ページ数表記が漢数字になってる細かなこだわりも良かったです!
振り回されタイプの六車はもう辞める辞める詐欺ですね笑。あまり簡単に辞める決意をしちゃうのはどうかと思いますが、二回目からはただの売り言葉に買い言葉ってだけかな。由利先生のデレを引き出してくれるなら何でも良いかも。
由利先生は「…

1

君しか見えない 小説

栗城偲  木下けい子 

後半の甘酸っぱさ!!

タイトルと木下先生のふんわりした表紙に惹かれて手に取って、同級生再会ラブ、大好き~と読み進めたらホラーでビックリしました!!

ホラーといってもドタバタコメディ、前半は怒涛の展開でホラー部分は次から次に起こる幽霊騒動にちょっとポカーンとしちゃったんですが、視える廉司の怖がりっぷりは酷いのに潔いとこ、幽霊は全く信じてないけど廉司のことは信じる哉の男前さが良かったです。

前半の幽霊大騒ぎ展開…

1

京極家の結婚 コミック

木下けい子 

これからどうなるのか

偽装結婚設定が好きなので読んでみました。

静かなテンションでゆったりと進んでいます。分かりやすい胸きゅんが少なく、私の好みとはちょっと違ったのですが、高評価の作品。続編の初夜まで読むと印象が変わるのかな?高評価の方はこの空気感が好きなのかな?

奔放そうで派手華やかな攻めと政治家一族でお堅そうな受け。
受けはお堅そうに見えて慌ててる様などは微笑ましく可愛い、ギャップ萌えをはらんで期待し…

0

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

ご冥福をお祈りします。

とても好きな作品です。
山でしかうまく息ができない男とその男の隣にいることを選んだ男。
登山を全く知らなくても緊張や景色が感じられました。

偶然、SSを目にしてこの作品と先生に出会えたことをありがたく思います。

10

松前先生と美貌の作家(ぼく) 小説

遠野春日  木下けい子 

古きよき昭和BL

”由利先生”シリーズからこちらにたどり着いた読者です。
なんとなくお正月は古きよき日本の情緒を味わいたくて本作に取り組みましたが、かなり好きな感じでした!そして、昭和前期の時代設定って、女性の社会進出がいまいちだったので、男だらけの社会に違和感がなくて、するっとBでLにもっていけるなーと、新たな気づきがありました(笑)。

遠野先生のあとがきに曰く”己の美貌に厚かましいばかりの自身をもってい…

3

月光坂の花屋敷 秋 コミック

木下けい子 

自己評価の低い男を愛するには強い気持ちが必要

自己評価の低いおじさん(受)とイケメンの話。
多分、続き物ですよね?最初の話を読まずに読んだんだけど、背景はなかなか難しそう。
片思いの男の子供を育てている、誰とでも寝るおじさん幸哉。その片思いをしていた男の影をずっと引きずっているのもあり、自己評価が低い。
そしてそんな男に惚れた小鳥遊。冷たくされても嫌いになれない。
そして息子(14)。

幸哉の自己評価の低さには、正直そこまで自分…

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