木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

誰かぬいを作ってほしい

5巻!変わらず蝙蝠(アル)がめちゃんこ可愛くて神じゃんよ!と思ったのですが、お話にもうちょっとせつなさが欲しかったかもと欲張ったんで萌2にしました。雑誌掲載5話分、木原先生の書き下ろし6P+羅川先生の描き下ろし2P、カバー下無。

三谷と一緒に試写会に出かけたアル。偶然酒入に出会って、ドラマ続編に出てほしい!と依頼され・・・と続きます。

新しい登場人物は
キエフ(昔、アルの面倒みていた…

4

吸血鬼と愉快な仲間たち 2 小説

木原音瀬 

新装版2作目

新装版2作目。
1作目に続き今作でも細かな表現が時代に合わせて変化していて、旧版をお持ちの方は読み比べてみても楽しめるかもしれません。
そして、挿画を担当されている下村富美さんのイラストも旧版ver+1部リニューアルされて収録されています。
スマートフォンを掴んで一生懸命に飛ぶアルの愛らしさったら!
アルと暁がよく訪れるスーパーの店員視点の書き下ろしも微笑ましくて、にこにこしてしまうな素敵…

4

パラスティック・ソウル love escape 小説

木原音瀬  カズアキ 

刑務官と囚人の恋

ホープタウン出身のケインは都市部で刑務官をしている。友人もいるが出自を隠しているため心を開けない。
ある時仕事で配置換えがあり、地下階の独房に収監している囚人の担当となる。
最重要人物の息子であるため肉体の保護が鉄則、24時間体制で交代で囚人を監視する必要があり、ただし囚人側から刑務官の姿は見えない。
彼は絶滅危惧種となったOの疑いがあり、三十歳になると排出されると言われている本体を殺すため…

2

吸血鬼と愉快な仲間たち 5 コミック

羅川真里茂  木原音瀬 

続きが出ただけで…。

4巻発売がもう4年前で、このまま終わったんだと思ってました。大好きなシリーズなので、寂しくて未練がましく、既刊4冊を繰り返し読んでいたのですが。

まさかの新刊発売に、興奮したのは言うまでもありません。嬉しくて嬉しくて、読むのがもったいなかったほどです。

ストーリーの方は残念ながら、2人には何の進展もありません。
原作未読なのでヤキモキしますが、それでもいいのです!続きが出ることに意味…

4

Love Affair 小説

杉原理生  名倉和希  木原音瀬 

合同誌

2023年春のJ GARDEN新刊。今頃読み返したのですが、やっぱりどれも強烈、めっちゃ好き。ちょっと強烈なのが1つあるので萌2にしました。さすがと唸ります。

1.杉原理生先生 甘露の日和
なんだろうなあ、ほんとにその辺にいそうで。
いや、尋常じゃないレベルの美の方と、可愛い系美の大学生なんで、そんじょそこらにはいないはずなんだけど、そのモダモダ感が本当に身近に感じられて、そしてその各々…

4

パラスティック・ソウル endless destiny 小説

木原音瀬  カズアキ 

苦しいのに目が離せない

ハイビルアのハルは大学教授。これまではずっと男性体だったが、初めて女性体に寄生した。
同じく美しい女性体に寄生し女性性を謳歌しているビアンカと異なり、着飾ることもせず言い寄る男がいても袖にして研究に没頭する。
そんなハルに、大学1年生のジェフリーが恋をした。どんなに振り払っても、絶えず愛の言葉を贈る青年にほだされて、交際するようになる。
寄生体交換の日はどんどん迫るなか、二人は結婚し、ハルは…

1

パラスティック・ソウル(3) 小説

木原音瀬  カズアキ 

この世界観にもっと浸りたい

シリーズ3冊目、本編の最終巻です。
今回のお話は、「dear brother」の芭亜斗と、なんでも願いが叶う薬を形見分けで配付したライヴァン、1巻で死んだはずのブロイルスの三者の愛憎を描いたお話。章こそ「god child」「parasitic soul」の2つに分かれていますが、時は経ってはいるものの一連です。
(「parasitic soul」はシリーズの後日談的役割も果たしていて興味深い…

2

パラスティック・ソウル(2) 小説

木原音瀬  カズアキ 

犬と人間の友愛関係は尊すぎる。

ブロイルスという研究者が死に、その故人を偲ぶ晩餐会の席上で形見分けとして4人の出席者に配られた、なんでも願い事の叶う薬。
ここから始まるオムニバスの2巻。
高いIQをもつ犬のジョン視点で綴られる物語「eternal friend」、10歳のときに目の前で両親を殺されてどうにか人生を切り拓く少女ミアの物語「Girl and Dog」、それぞれの後日談SS2本「eternal friend and…

0

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

一般文庫として新刊行

もともとBLレーベル(Holly NOVELS)の時からブロマンス止まりです。
発行されていたレーベルが無くなって、本編少しと暁の過去を番外編として入れた5巻で刊行はストップしていました。
同人誌では続いていましたがそれも長らく、どうなるの!? という所でストップしていたので、一般文庫としてでも出版されてとても嬉しいです。

文庫化にあたり加筆・修正されています。
書き下ろしショートスト…

5

パラスティック・ソウル(1)(表題作「fake lovers」) 小説

木原音瀬  カズアキ 

特殊な世界観のオムニバス

プロローグで、故人をしのぶ最後の晩餐に集った4人へ、飲めばなんでも願いが叶う薬を2粒ずつ形見分けとして配られる。
この4人はお互いなんの繋がりもない、そもそも故人との繋がりも希薄ないわば他人同士。(プロローグ時点では)
その薬をめぐって、それぞれの物語が綴られます。

1巻は「fake lovers」と「dear brother」の2本。
(巻末にfake loversのSSがあります)…

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