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木原音瀬 藤田貴美
夛椛
言葉もなく分かりあい、理解しあうのは至難なんですよね…とにかくこの2人互いに言葉が少ないし、不器用すぎて2人は愛を知らなすぎる。上手くいかないんですよホントに。直己が何を考えてるのかわからなくて悩む篤。そして、父の劣等感に苛まれて苦しむ直己。2人とも耐えがたい悲しみを背負っています。 互いに知らぬ間に傷つき、傷つけられて気付かない。想いも届かない。 木原さんの作品ってほぼそうなんですが「キ…
木原音瀬 鈴木ツタ
私も初めての体験…50歳受なんてっ!!! そして、50歳のすすけたおっさんが可愛いと思ってしまった。もぉ愛おしくて可愛すぎて…まさか50歳のおっさんを可愛いと思う日が来るなんてね。そう思わせ、萌の対象と感じさせる描き方をされる木原さんが一番すごいですけどねw 本気じゃないのに、酔いの勢いで同じ会社の経理部長を抱いてしまう福山。朝起きたら一切忘れてるし、その後も興味本位で仁賀奈と関係を続けま…
木原音瀬 高緒拾
すーごく度肝抜かれた作品です。噂には聞いてたのですが、想像以上の内容でビックリしました。こんなに互いを傷つけ傷つけ合い、そして、憎み合う作品はないと思います。 萌評価にしてますが萌なんてほとんどない。やっとあったと思ったらすぐさま突き落とされるスリルを感じました。すごくすごくこわかった。。。 その言葉の裏にある本当のたくらみとかマイナスの感情が読者にバンバン伝わってくる。特に大河内が青池か…
木原音瀬 北畠あけ乃
綾子
デビュー初期の作品なのに全く色褪せない木原作品はやはり凄いです。 「水のナイフ」と「セカンド・セレナーデ」はどちらも大好きな年下攻め。しかも更にどちらも攻めが受けを自分本意に利用していたのに、いつの間にかこっちがハマっている「こんなはずじゃなかったのに」な展開。大好物です。 登場人物が嫌な奴に書かれている分だけその思考の泥沼が楽しい。木原作品の性悪が恋にハマる過程は、私にいつもカタルシスを与えて…
木原音瀬 志水ゆき
皆さんおっしゃっていらっしゃいますが私も「今回は絶対萌えない!!」って思ってました…また木原さんにしてやられましたw だって受が太ってて、マザコンで、自分本位のわがままでな最低男をここまで萌え対象として読者に読ませるなんて簡単にできませんよね。おそるべし木原マジック!!! お話はその最低な上司の今蔵と今蔵が大嫌いな部下の裕一が無人島に取り残されます。裕一はもちろん最低上司のことは大嫌い…
木原音瀬 日高ショーコ
ayapreciosa
どこに行っても大絶賛の嵐で、今ひとつ話にのめり込めない私はおかしいのか?と思ったのですが。 面白くないのかと言われたら、ぐいぐい読ませるし、設定も面白いのに・・・。でもでも、よーくよーく考えたら、私の中のトラウマが私も物語に入り込ませるのを妨げているということに気が付きましたよ。 そう、10年以上も前に私はまさに松岡の立場だったのでした。よくよく読んでみると、相手の男に寛末がそっくり・…
木原音瀬 坂井久仁江
たまゆまま
この作品を【神】とするのか【しゅみじゃない】とするのか、ずっと悩んでいますが今でもわかりません。 ここまで話の中に引き込む力、そしてあの衝撃のラスト。 BLはハッピーエンドを信じて疑わなかった私に一石を投じた一冊になりました。 この話は題名通り「嫌な奴」のお話で、全編通して受けの和也が攻めの三浦に対し好意を持つことは全くありません。 いやよいやよも好きのうち、と何とか思って読み進めまし…
クレタコ
ネタバレ
帯『殺してくれないか』・・・あとは、海でも山でも適当に捨てればいい。 木原さんお得意の痛い系で、柴岡[受]は深い心の闇を抱えたトラウマ持ち。 部下×上司(元上司)のオヤジ受けです、はい。 きっかけは仕事が出来て部下の評判も良い柴岡が、セクハラもしくはパラハラめいた取引を河瀬[攻]に持ちかけ、結果的に河瀬はその取引に応じて望まないままに柴岡を抱きます、というか抱かされます。 その後急…
グロやカムバも一般小説やマンガ等で読み慣れてるので、そこに抵抗は殆ど無かったんですが、突然に消え去ってしまった世界というのはBLでは珍しいですがSFだと結構題材に使われてたりしますね。 そういう意味でこれをBLで書こうとした木原さんの心意気というかBLというテンプレな枠に囚われないぞというのは何となく伝わってくる気がします。 けれど先にも書いた様にSFではさして珍しくない設定なので、そう思って…
木原作品を大量に買い込んで読み漁ろうと手に取り、口絵の日高ショーコさんの絵のあまりの綺麗さに驚き、このプラチナブロンドの青年はだあれ?と期待に胸躍らせて読んでいったら、……痛い目に遭いました。 あの一瞬にして目を奪われた青年は、生活能力ゼロの受けオジサンだったのですね。 おまけにプラチナブロンドだと思っていたものは白髪で。 読み進めても読み進めても一向に出口が見当たらず、どんどんと深…