夜光花さんのレビュー一覧

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

歩の成長を望む

「不浄の回廊」の続編。
ふたりの同棲生活編ということで楽しみに。
相変わらずな俺様な西条と相変わらず天然な歩。でこぼこコンビでお似合いなCPです。

モテる西条にやきもきしてひとりうねうね悩んでしまってはっきりしない、どうも乙女ちっくな歩にいらいらしてしまいましたが…

西条は表になかなか出さないけれど、歩一筋なんですよね。
「好き」ってガンコまでに言ってくれない西条に誕生日には20…

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愛にふれさせてくれ 小説

夜光花  ひたき 

想いの強さ

「灼熱を呼べ」の続きとのことですが、Kindle版で単独でも読めるとあったのでチャレンジ。

裕也は爆弾事件に巻き込まれ視力を失っていた。アメリカに渡り手術を受け成功する。まだ視力を取り戻していないときに公園である日本人の老人から封筒を託される。
竜治は裕也を想うあまり心配するあまり束縛し、ヤクザからの圧力もあり守ろうとして裏目に出て、ふたりはすれ違う。
裕也に託された封筒の中身に纏わるあ…

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不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

人を呪わば穴二つ

夜光花先生、気が付くとこの方の本を選んでいると言う感じでお気に入りのひとりです。
「霊現象」的なものも好きなので面白そうと思って手に取りました。

歩は幼いころから人には見えないものが見える体質だった。中学3年で同じクラスになった西条には黒い影が常に付きまとい、歩は気になって仕方ない。
歩は影の強い力の影響で意識を失い、それ以降学校には行けなくなる。
それから数年後、24歳で初めて一人暮…

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バグ(2) 小説

夜光花  湖水きよ 

ぞわぞわ…

1巻のレビューにも書きましたが、とにかく主人公と同じく「虫」がもう大の苦手なので、今回も、ひたすら耐えてよみすすめました(ーー;)

少し虫のグロさにも慣れたのか、1巻の時のように吐きそうにはなりませんでしたが、終始ぞわぞわした気分でした^^;

進展するかと思っていたふたりの仲はほぼ変わらず…でも、七生の水雲に対する信頼感は増しほんのちょっぴり愛情らしき感情が見えて良かったです。

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バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

ムズムズ…

これは読むのを躊躇してて、なのにうっかり読んでしまいましたー!
受と同じく「虫」これが本当にダメなのです。
だから避けてたのになぜかKindle版ぽちっとやってましたw

が、とても面白かったので購入に後悔はないです。
ただかなり必死になって読みました。
またもや受と同じく吐きそうになりながら、読了。

余談ですが、アニメの「蟲師」は大好きです。あの蟲なら大丈夫なんですが…
こち…

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咎人のくちづけ 小説

夜光花  山岸ほくと 

二人の成長物語

『蒼穹の剣士と漆黒の騎士』『あかつきの塔の魔術師』そして本作で完結のファンタジー物。
ちなみにわたしは『あかつき〜』は未読です。
ただこちらの作品、『あかつき〜』では攻めとして登場しているらしい魔術師レニーらが出ています。
わたしは前作を読まなくても大丈夫でしたが、レニーのちょっと人の悪い雰囲気(言われるまで厚手の毛布もコートもくれないってどうよ)が気に入った方は読まれて方が良いかもしれませ…

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愛されたくない 小説

夜光花  佐々木久美子 

個人的大ヒット

これ、好き嫌いが分かれると思いますが私には大大大ヒットでした。

攻めが、一言で言うと キモチワルイです。
完全な攻→→→→→受 なので、甘々な雰囲気は期待しない方が良いかも。又序盤にレイプ表現があるので暴力的な性行為が苦手な方にはおすすめできません。

ただただ気味が悪くて暴力的だった攻めが、受けに好かれたいがために涙ぐましい努力をする様が段々可愛く見えてくる...か どうかが好き嫌…

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愛されたくない 小説

夜光花  佐々木久美子 

電気信号は無視したまえ!

2008年の雑誌掲載に加筆修正した物と、その続きの書き下ろしで構成。
今、2015年ですからかなり前の作品ですね。
表紙絵がひじょうにスタイリッシュなのですが、ただ口絵の恵のギャップが凄まじい。
いくら成長したからって表紙の恵になるかなあ…
サラリーマン設定なのですが、表紙の恵はフリーターか自由業みたいではないですか?
この辺りはどうにも違和感残ります。表紙絵って誰よ?的な。

**…

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跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

最初と最後で印象が様変わり

サスペンス?、調教もの?、と思わせておいて実は…
最初と最後でガラリと印象が変わる話なので、ネタバレ知らずのまま読むのをおすすめ。
最初の乱交パーティーの惨状で、自分の身の保身に精一杯なボンボンをやり込める孝彰の行動に何かスカッとするな~とは感じていたけれど…。
エッチシーンも気兼ねなく楽しめて、あの方向へ話がまとまるとはさすが夜光さん!!

読み始めは、
孝彰: 弱みを握ったサド攻め…

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夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

舞台がたいへん好みなテイストでした

ドールハウス職人と言う職業設定に面白味がありストーリーに活かされていると思います。
テイストは「そして誰もいなくなった」と「レベッカ」を混ぜた感じで個人的にたいへん好みでした。

ただ、展開と語りに途中で飽きてしまって、飛ばして読んだり戻って読んだりしてしまいました。
ひとつひとつの事柄や事件は面白いのに流れが退屈になってしまう部分があったように感じました。

CPについては、もう少し…

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