陵クミコさんのレビュー一覧

愛しい声 コミック

陵クミコ 

そうだったのね

カフェのマスター柳井と、その友人はアラフォー。
そこに、柳井目当てで通い詰めている衛。
衛の二十歳の誕生日、柳井は特別に店を貸しきりにして誕生パーティーを開いてくれるというので、衛は、今日こそ柳井に告白するぞと、固い決意で店に行くのですが、そこへいつものお邪魔虫、鵜瀬もやってきて…

結果から言うと、
衛は玉砕して、
鵜瀬に躰をなぐさめられて
親愛と、恋愛の違いを知っていく。
そん…

1

移り香 小説

可南さらさ  陵クミコ 

いやあ、不覚ながらも・・・・・胸キュン。

えー・・・と、なんすかね、
細かかった。
なんかいろいろ細かかった。
主人公の想いとかそーゆう、の?
スラスラ読めたし、内容的にはおもしろかった。
まあ、うん、そんなに「心に残る」感はなかったっすね。
いい小説だったな、ぐらいで。
でも、タイトルどうり胸キュンはしましたよ。
弟と兄の関係はぎこちなかったけど。
あまあま、ってわけじゃないし、まあ人によってハマる人とハマンない人とね…

2

移り香 小説

可南さらさ  陵クミコ 

恋愛より主人公の境遇が苦しかった~

この本の後半に入りクライマックスを迎えるまで、本当は出来上がるまでいかないんじゃないか?と思うほどに歩み寄りがありませんでした。
本当の後半に入ってやっと気持ちが近づいたけれど、これはあってもキス止まりだろう?
何と言ってもまだ兄の気持ちは恋愛までいってない、一時的な安心感からのブラコンの過剰な愛情だし、、と思っておりましたところ、あとがきを読んでこの作品の評価が上がりました!
やっぱり作者…

7

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

私の希望かな

 砂原糖子さんの小説はだいたい読んでいるのですが、やはり発行部数の多い作家さんはたまに取りこぼしがあります。
 で、取りこぼしに気づいて読みました。

 すごく重いテーマだと思うんです。
 障害を持つ人で恋愛、ましてやBLを描くというのは。

 萌えという部分は、全くなかったけど、これは私の希望かな。

 私の甥っ子も何もかもがわからないというほどではないものの、発達障害があります…

9

愛とは常に惑うもの 小説

仙道はるか  陵クミコ 

しょっぱなが好き

しょっぱなからエロがきて、それが自分好みだったからおもろかったです。
でも、いくら彼女にフラレタからって、後輩に頼むのって・・・・・・。
うれしい設定ですね。オープニングがホットスタートなのが好きなもので、勢いよく最後まで読むことができました。

ちょっと年齢的に高い設定だったので、ふーん。そうか、これが大人の世界か・・・・・・。って疑問ながらも読んでました。

麻薬捜査官がやくざにな…

1

おとなり 小説

月村奎  陵クミコ 

イジワル(オレ様?)攻めに、腹が立ってしまった

まず、いつもの月村さんの作風とは違って感じました。繊細な心理描写などあまりないカンジ。家族のドタバタが描かれていたり、どこか「マンガの原作みたい」と思いました。

和菓子屋の久保田家と、会計事務所で、母親がシュミで喫茶店もしている芳野家。
両方の父親の過去の行き違いから反目しあっっているお隣同士だ。
博紀(攻め)は勉強ができる優等生だが、和菓子屋の息子なのにアンコが苦手。親に内緒で「おとな…

3

イノセンス ~幼馴染み~ 小説

砂原糖子  陵クミコ 

非常に難しいね

たぶん私がはじめて読んだ障害者が登場する作品だったと思います。
そのぶん私にとってはすっごく難しかったです。皆さんおっしゃられていますが、この作品は読み手を選びますね。

私は好きでした。発達障害である陸は周りとは違った発言・行動するし、感じたことは感じたままに受け取り、そういういみで“イノセンス”なのかな?

だから、陸が来栖のことが「好き」っていっても、恋愛の“好き”であるとか、普通…

4

スペアの恋 小説

椎崎夕  陵クミコ 

面白かったと思うんだけど…。

なんか、ひとことで言っちゃうと「記憶に残らない話」だったんですよね。
何が足りなかったんだろ?

ストーリーの本筋は「隣に住む子連れのノンケとの恋」だったんだけど、読み終わって数日経った私の記憶にあるのは、「出会いは玄関先でのぶっ倒れ」と「子供が懐いた」だけだったんですよね。
どっちが先に好きになったとか、どんなエピソードがあったかとか、そう言うのがあまり記憶に無くて、レビューをよんで「あ…

1

あいつのドレイ!? 小説

森本あき  陵クミコ 

きっかけは些細でも

今回は乾物屋で酒類通販を始めた期待の跡取り息子と
本屋の一人息子でエンジニアを目指す大学生のお話です。

商店街の催しをきっかけに恋人になるまでと
同窓会をきっかけに一線を越えるまでを収録。

受様は都内の繁華街から少し離れた
小高い丘にある商店街の書店の一人息子です。

本に情熱を傾ける父が
自分の全て言ってはばからない本屋は
マイナーな本も多いけれど
家族が食べていける…

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スペアの恋 小説

椎崎夕  陵クミコ 

都合のイイ男・・・だったのか否か

はい、今自分的に(世間的にも?)キている子連れモノです~♪
本当、子供が出るといい具合に転ぶんだ!コレがww
しかし、このお話、そうそう都合よくは進みませんでした。
全く持って攻めの心がわからない!
むしろ怒ってるんじゃないか?子供が懐くから仕様がなくなんじゃないか?っていうくらい、心の所在が不明です。
そして受けちゃん、すごくイイ奴なんだけど色々と問題を抱えていて、それらから逃げること…

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