みずかねりょうさんのレビュー一覧

運命よりも大切なきみへ ~義兄弟オメガバース~ 小説

なつめ由寿子  みずかねりょう 

よくいえばわかりやすい

よくいえばわかりやすい、悪くいえばありきたりなお話でした。

義兄弟・オメガバース・片方が芸能人と定番な設定のオンパレードなので、話の運び方が上手いとか、エロシーンがめちゃめちゃにエロいとか何かしらのプラスアルファがほしかったですね。

最初はまだ楽しく読めましたが、途中から間延び感と詰めの甘さが否めず、途中でギブアップしてしまいました。

文才がないというかそういうわけではないのです…

2

推しはα 小説

夜光花  みずかねりょう 

面白いのに許せない

夜光花先生のオメガバースということで、すごく楽しみにしていました。
だけど、個人的に好きじゃない展開が……


裏表なく正直な佑真(β)は、美形が大好きなちょっと変わり者。
そんな佑真の今の推しは、同僚の人見(α)。
美しく性格も良い人見と友人関係を築いてきた佑真でしたが、退職する事になった人見から突然プロポーズされて…!

βを溺愛するα……これ、最高に萌えませんか?
私はこの…

19

黒猫皇子の恋つがい 小説

成瀬かの  みずかねりょう 

ゲームBGMを流すにはイラストが美しすぎる

読んでよかったー。これほんとは『黒獅子パパの恋つがい』と上下巻(前後編)でちょうどいいのではないかな、というくらい伏線回収の一作でした。
ただ雰囲気は、こちらは『獣の理』がお好きな方におすすめ。それでたぶん前述の本編は『僕の悪魔-ディアブロ-』が好きな方に。
ルビー文庫にラブ増量なのでファンタジーが割りを食っていますが、通して読むととくに、ディテールが知りたくなります。だって世界はやっと広がり…

2

推しはα 小説

夜光花  みずかねりょう 

まさに奇想天外オメガバース!

夜光先生初のオメガバースで、溺愛+ファンタジーのラブコメになります。

こちら、スパダリ攻めに平凡受けが溺愛されるのね~と楽しみにしてたんですけど、その認識は完全に間違ってました。
受け、全然平凡じゃない。
何と言うか、かなりの面白キャラですよ。
いやもう、思考回路とか突拍子も無いんですけど、男らしいしめちゃくちゃ格好いい受けだと思うんですよね。
イケメンでスパダリでアルファである溺愛…

23

策士と奥手の攻防戦 小説

海野幸  みずかねりょう 

上質なミステリだと思うんですが

あまり誰も言っていない感じなんですが。
あらすじにすら書いていない。
でも、私はガチのミステリとして読みましたよ。

だって三國と市ヶ谷がそれぞれに対して嘘をついているのは冒頭から明らかですが、それが徐々に恋の駆け引きだけの理由ではないことが匂わされるのですもの。
おまけに『謎めいた人物』や『秘密を抱える人物』が複数名登場して「これ本当に手練れの社長が思いのほか純情だった第一秘書に本気に…

6

龍王さまと純愛の花-時を越えたつがい- 小説

野原滋  みずかねりょう 

異世界で生まれた番を見守りようやく手にする龍王様の苦労譚

突然異世界に来てしまった大学生の竜一 19歳。
巨大ドラゴンに喰われそうになり大慌てし、それが人型に変化したら「定められたつがいだ」「たくさん子を作ろう」と熱烈な求愛に困惑するところが出会いの場面です。

龍王様は優しく思いやりのあるお方なのですが、人とは異なる常識の王族で話の通じないところでイラっとはきてもなんだか憎めない。
竜一はいきなり違う世界に連れてこられて番え、子を産めと言われて…

1

王と剣 ーマリアヴェールの刺客ー 小説

妃川螢  みずかねりょう 

受けが男の子感たっぷりでかわいい

「攻めと剣で手合わせしたいの!」とひたすらキラキラしてる受けの男の子っぷりに萌えました!
でもそんなザ・少年!ザ・男の子!な受け(いや年齢は大人ですがw)を、攻めは最初からエロい目で見てたんですねえw
最後のネタバレを読んでから、冒頭から読み直すとその対比にニヤニヤしちゃいました。
読後感さわやかで、読んで幸せになれるお話でした。
エロの量もほどよかったです

2

結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

ねずみ色を磨いたら

甘々な方の秀先生。
前半と後半で印象がガラッと変わるお話だなと思いました。
後半はでろでろの溺愛ものでした。あまーい!
BL版マイフェアレディ風味なお話です。

結婚相談所でカウンセラーとして働く那波は、数ヶ月前に自分よりも女性を選んだバイの彼氏と別れたばかりのゲイ。
結婚について悩む担当会員達の相談に真摯に向き合いながら、自分も「この人なら」という寄り添いあえるような人生を送れるパー…

2

葡萄畑で蜜月を 小説

神香うらら  みずかねりょう 

ゆっくり恋心を育むお2人さん。

 終始にまにましっぱなしのお話でした。

 受け様はゲイでありながら、思春期を迎える頃から男性から性的に嫌なめにあってきたせいで、男性恐怖症になっている寧緒。
肉親が亡くなり、心機一転してカリフォルニアのナパバレーに引っ越して来たばかり。

 攻め様はナパバレーでワイナリーを営むカーター。
実直で誠実で紳士、とステキな攻め様でした。
寧緒にひとめ惚れして、警戒心いっぱいの寧緒との距離…

2

あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

新鮮アニマルコメディー

動物園を舞台にしたシリーズ1作目。
よく見かける獣人BLとは違いました。
獣人といえば人に獣要素を足したような性格のお話をよく見ますが、こちらは獣に人間要素を足したもの。あくまで動物なので、思考が感覚的だったり、葛藤シーンが他とは違う感じが新鮮で面白かったです。これが本当の獣人BLかと思ってしまいました。
オムニバス形式で、3カップル分の様々なパターンを楽しめるので自分の新な好みも見つけられ…

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