みずかねりょうさんのレビュー一覧

あにだん 北のもふもふプロポーズ 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ラッコ押し!

シリーズ第三弾。
今回は武蔵野動物園ではなく、紋別アニマルパークが舞台。
北です!
動物は狼とラッコ!
狼編は今までと違った感じの受けで、研究者なんだけど天然な研究熱心さに好感が持てました~。
そして、私はラッコ編が特に好み!可愛くってうるっときちゃうシーンもあって大満足!
ラッコって絶滅危惧種だったんですね~。この作品で初めて知りました。
小さい時からあんなに懐かれたらたまらないで…

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あにだん 恋の季節 (表題作 虎穴に入らずんば恋を得ず♥) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

ちびモフ最強!

シリーズ第二弾。
サブタイトルにもある通り、恋バナ!
ちびモフ健在、もふもふ度も大満足!
前作は割ととんでも設定で勢いで押してきた感があったけど、今作は前作よりも切ない要素が加味され、じっくり描写でさらに人間味というか感情が感じられて好きです。
また、人の姿に変化する進化系動物の設定がより詳細にもなってました。

ハシビロコウのオサムさん、いい味出してます。
オサムさんの恋バナも読み…

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あにだん ~アニマル系男子~ (表題作 彼パン) 小説

浅見茉莉  みずかねりょう 

もふもふ最強

初読み作家さん。
シリーズ第一弾。
もふもふ最強で、とんでも設定が面白い!
表題のパンダ主人公のお話から始まり3動物の恋愛模様が描かれてます。

パンダの心の声とか、アイドルとしての心構えに爆笑。
ホント一番の稼ぎ頭でアイドルなの納得www

雪豹達が打ち解ける迄はベタなんだけど、きゅんってきます。

カラカルっていうネコ科の動物、初めて知りました~。
発情期まだで、精通に興…

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賢神×恋神 小説

真崎ひかる  みずかねりょう 

「神x神」5作目

「神x神」シリーズの5作目です。
このシリーズは、先祖が神話の神様に連なる家系の2人が現代で出会って、というパターンで展開します。5作とも全て独立した内容ですので、他作品を読まなくても大丈夫です。

本作の主人公は、愛甲結仁(ゆいと)21才。
姉夫婦経営のカフェのスタッフで、週3回を大学構内に出店のカフェワゴンで勤務しています。
愛甲の家系はいわゆる「縁結びの神」を継いでいて、結仁は家族…

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子育てしたいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

プラス天使

「結婚したいと言われても」の続編で、タイトル通り結婚の次は子供、子育てがテーマとなっています。
BLでの子育てものって、あるパターンがありますよね…親族の女性(多くは姉)が突然事故にあい(シングルマザーまたは夫ともども)、幼稚園児くらいの子供(多くは男の子)がたった1人遺される、そして主人公が未婚だけど引き取る、という展開。
本作もそのパターンにのっとっています。
前作の後、人気作家(で金持…

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結婚したいと言われても 小説

秀香穂里  みずかねりょう 

甘く囁かれて…

ここのところずっと「秀香穂里先生祭り」開催中で、発表年とかは全く問わずランダムにあれもこれもと読んでいる今日この頃ですが、本当に色んなテイストの作品があって凄いです。
本作はあとがきによると「結婚」がテーマのめちゃラブコメ。
……え、そうですか?
私はちょっとブラック入ってるなーと思いましたよ。
舞台は結婚相談所。マジ婚活の男女が各々理想の相手との出会いを求めて集っております。
女性たち…

2

恋してる、生きていく 小説

夕映月子  みずかねりょう 

やっぱり風景描写が素敵

小説Dear+で続編を読んだので、気になってこちらも読んでみました。
やっぱりこの作家さんの風景描写はいいなあと改めて。
お話は無難な展開というかイラストの素晴らしさにかなり助けられてる気がします。キャラが挿絵に喰われているような…。
気になったのは心臓病の受けについて医療知識の付け焼刃感が酷い。
山の描写がリアルで詳細に文章で描かれているので同じレベルを期待してしまうのがいけないのかもし…

2

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

面白すぎる。

前作『あなたが教えてくれた色』で、安西さんの作風が若干変わった…?と思ってましたが、今作も今まで安西さんのイメージとは全く異なる毛色の作品だったように思います。

いつもレビューはネタバレ上等で書きますが、今回はネタバレは封印します。こんなにネタバレしたらアカン!と思う作品もそうそうない。ぜひとも予備知識なしで読んでほしいです。

とにかく面白い。萌えるとか萌えないとかをはるかに超越してる…

14

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

にゃあの破壊力

正直最初の「にゃあ」はキモ。と思ったんですが二度目では、おぉ……。と思って。三度目では、ふ……ふおおぉ!でした。
切ない。

あらすじとタイトルには特に惹かれなかったんですけど作者と口絵で買いました。……口絵!

攻が勝ち組で、性格悪くて、でもまあ安西さんじゃひどいことにはならない……よ、な?
と読みながらビクビクしました。

クライマックスの少しネタバレを。
結局のところ三希は…

10

バースデー 小説

安西リカ  みずかねりょう 

ページ捲る手がとまらず。

作家買いの安西先生、新作は重く切なく、そして深いお話でした。
難しいテーマでシリアスなので好き嫌いがあるかもしれませんが、個人的には今年(まだ2月だけど…)一番胸に迫った作品です。

上の作品紹介の受け攻め欄で出てますが、受けの百合原は多重人格を患ってました。
ハッキリとは描かれてないけど幼い頃の辛い経験によりいくつもの人格が作られ、その内の「三希」という人物がキーマンになるお話。
百合…

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