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66/200(合計:1998件)
夕映月子 みずかねりょう
茶々丸53
ネタバレ
夕映先生の風景描写から山の美しさが伝わる。梓は諦める事に慣れてしまっていて、そんな梓にとって穂高は憧れで希望だった。先を考えて穂高を受け入れないのは解る。身勝手とは思わないけど、後悔ばかり残る気がした。篠原と蟠りが消えたのは良かったけど、穂高は寂しかったと思う。梓の気持ちが変わって良かった。恋人になっても遠慮がちな2人がもどかしい。梓が手術を受けて、穂高が献身的に支える姿は微笑ましい。ここからは感…
釘宮つかさ みずかねりょう
★アッサム★
攻めのクリストファと受けのアシュリーの出会いから物語が始まります。 視点は幼い頃の攻めから始まり、受けと攻めの両視点で綴られています。 両視点だけど、混乱する事もなく読めるのはやはりプロの作家様ならではかなぁと思いました。 辛い事もあるけれど、色んな出来事が二人の幸せに繋がっていたんだなぁと満足できる読了感でした。 ****ここからネタバレあり感想**** クリストファがとにかく年下…
沙野風結子 みずかねりょう
ひみた
「きずもののこい」と読みます(読めずコピペして検索してた人) 二人の気持ちは“この人只一人だけ”という純愛ですが、そこに混じる淫靡さや屈折したエロスが堪らなかったです。 尊敬している剣道の玖島先輩が、借金のカタに奴隷として真智の家に来る。父が脱げと言えば全裸になる先輩… 自分は奴隷なんて望んでいない、父の罪を償うように、真智は玖島の部屋で全裸になる。 科学者とSPという立場にな…
水壬楓子 みずかねりょう
はるのさくら
前作「王室護衛官を拝命しました」がとても好みなお話だったので、続編もウキウキで読ませて頂きました。 前作の承認式から2ヶ月後。 スペンサー王国に隣国ラトミア公国より親善と称して使節団一行が訪れる。 受け様は、もちろん王国護衛官のトリスタン。 独立戦争時では後方支援で軍を支えてきたのだけど、とりたてた功績をあげたわけでもなく。 王国護衛隊の一員にあるのが分不相応だと思っている真面目…
kurinn
このコミコミさんの小冊子なんですが、前半はルスランの誕生日でクリスマスのお話なんです。 レーリクが張り切ってカシスショコラのムースを作ったり、ロシアだけのサンタクロース「極寒のおじいさん」に扮したりと、大張り切りで幸せそうでした。 そしてそこから「極寒のおじいさん」の孫娘の雪姫役を誰がするかという話題から、ミーニャがアダムの名前を出して彼をオメガだと言うんですよ。レーリクもアダムは学院の帝…
こちらの出版社ペーパーのお話を読んでから、コミコミさんの小冊子を読むとミーニャの洞察力が凄い事が分かるんです。 「ミーニャ、初めての外泊」のタイトル通りにミーニャが初恋の相手である看護師のオメガのノーラさんと一緒に、レーリクが奪い取った屋敷に初めてお泊まりするお話なんです。 ルスランばかりかレーリクが張り切ってミーニャの為にご馳走様を用意しているんですが、夜中に読むと飯テロなので注意が…
せっかくの出版社ペーパーですが、さらに日向先生の自己満足の作品になっていました。 これ、読んで楽しいと思う人はいるんでしょうか?日向先生くらいじゃないですか? 鷹崎と先生のバトルってこの作品のお約束なんですが、今回はいつもより酷いような気がしました。 20巻目の内容の言い訳にしか思えないです。実際に言い訳なんですよ。他作品の事まで触れてるし、25周年だからでしょうか? 虎谷…
攻受の両視点で語られているので、お互いの心情がとても良く分かるだけにとても焦ったく思いながら読みました。 攻のクリストファが弱冠20歳の辺境伯なので、もしかして国境付近で大規模な戦闘とか心配してましたが、小規模な小競り合いで済んでてちょっとだけ肩透かし感がありました。 このお話で大事件はやはりアシュリーの落馬事故なんです。 目覚めたアシュリーを取り巻く環境とか、アシュリーの抱いた罪悪…
よしぴす
攻めのクリストファは愛すべき朴念仁!という感じ。もっすごい不器用さん。 感情が表に出にくいが、行動は真っ直ぐです。 言葉はストレートに正直過ぎるほど。 アシュリーがクリストファの気持ちを理解できずにいたのは、クリストファ自身が自分の感情をわかってなかったからだったんでしょうね。 クリストファが自覚してからは真っ直ぐストレート投げてきますから。豪速球で。 毎日強引に薬を口移ししたが…
華藤えれな みずかねりょう
華藤えれな先生のオメガバ大好きなんですよ。 しかも今回はアルファ同士の恋ってことで、どのようなお話になるのかと楽しみにしていました。 ロシアが舞台って事で閉塞感が見事に表現された世界観でした。サンクトペテルブルクの景色とかは、華藤先生が実際に行ってらっしゃるので景色が目に浮かぶようでした。 レーリクの掴みどころの無い性格がとても魅力的なんです。彼が見せているのは真実の姿なのだろうかと…