洸さんのレビュー一覧

好みじゃない恋人 小説

  小山田あみ 

抱き合ってるのに切なーーー!!

個人的ツボに、ネコなのに好きな相手からタチ認定されてしまう受けと言うのがございまして。
なまじ、背も高く引き締まった男らしい体型と美貌で、仕事も攻めと張り合えちゃうくらいバリバリ出来るため、完全にライバルと見なされちゃうんですよね。
で、密かに攻めの事を想いつつも「俺はこんなゴツくて、あいつが好きな華奢なタイプとはかけ離れてるから・・・」と、良きライバルや友人を演じてしまう。
そんな不器用で…

10

報酬を払ってもらおうか? 小説

  榊空也 

FBIものにしては稚拙

中立寄りの萌です。
みなさんべた褒めですがこれが優秀だと推薦されたFBI?捜査官なのかと疑問でした。
後に明かされたハンターの素性を考えれば、新人だから素人クサイのは当たり前ですけども。
受けのマックスが仕事中にもかかわらずハンターを意識し過ぎて集中してなくて、しかも心の声がうるさくてストーリーに緊迫感も無いんです。
この作者さん下手だと思いました。
ファンの方ごめんなさい。
麻薬密売…

2

探偵の助手には秘密がありすぎる 小説

  乃一ミクロ 

それはありなのかなぁ…

寂れた探偵事務所を経営している立花のもとに、ある日やって来た得体のしれない探偵見習いのハイスペックな青年。
なんでも卒なく片付け探偵業の習得も申し分ない。
けれど、知人の紹介とはいえ高能力過ぎてかえって何か隠し事がありそう。
探偵業の傍ら探ってみると…。

やたらといい男すぎて絶対何かある、と読みながら想像していくと思い浮かべる一つのまさかの可能性にそう来たかとSF(少し不思議)なファン…

0

副業でヒーローやってます! 小説

  麻々原絵里依 

申し訳ない、”アメコミヒーロー風”ってのが邪魔だった

2018年刊。
恥ずかしながら自分には厨房ちっくな嗜好が残っていて、未だに陰謀を抱えた秘密結社とか悪の組織に対抗するってシチュエーションが大好きだったりする。
脇役の天才科学者・菅生なんてモロに好みの偏屈者キャラで堪らなかった。

ただ、アメコミ自体は恰好良いとは思っていても自分の中ではBL萌えってのがない。
まぁとにかくフツーにBLを楽しみたかった訳だが、この話ってどうしても”アメコミ…

1

詐欺師は恋に騙される 小説

  小山田あみ 

こまけーことはいいんだよ

読んでいて、細かいつっこみ所があるような気はする。
気はするんだけど「そんなことより」キャラクターに感情移入して幸せになって欲しいし頑張ってと応援したくなってしまう。そんなお話な気がします。
多分、つっこみ所というのは、主に犯罪行為とかそれに対するバックボーンとか心理とか会社組織の思惑とか展開とかそういった場面になんだけど、いかんせん身近なものでないので決定的な違和感を見いだせないのかもしれな…

6

闇を飛び越えろ 小説

  長門サイチ 

キスをしたら瞬間移動

作家さんって面白いことを考えますよね。洸さんが学生の時から温めていたネタだったそうです。でも飛べる場所をうまく制御できないので結構大変。研究所の博士もいい味出してます。他のエスパー仲間もいる研究所で働く受けとそのビルで働く警備員の攻めのお話。

雑誌で読んだ時もテンポよくて面白かったので今回続きが読めて良かったです。洸さんのお話は起承転結がしっかりしてて読みやすいお話が多いです。ストーリーテラ…

2

探偵の助手には秘密がありすぎる 小説

  乃一ミクロ 

何、この展開。。。

電子書籍を購入。
挿し絵あり、あとがきあり。
挿し絵は、乃一ミクロさん。
相変わらず美しい絵で、それだけで評価もプラス。
探偵もののお話で、前半はワクワクと楽しく読めます。
ラブの方も、攻めと受けの二人の距離も徐々に縮まり、いよいよこれから!!って時に。。。

後半、あれれ?
何、その展開。
聞いてないよっ!!

って状態に。
あとがきによると、このお話のジャンルはSFらし…

1

報酬を払ってもらおうか? 小説

  榊空也 

お話が『クール』なのが魅力なんだと思う

前の方々も書かれていますが、黄金期のアメリカの刑事ものTVドラマ(アクション系)の様なお話でした。
上院議員の娘でありながら麻薬の売人と出奔したジェシカを連れ戻す密命を受けたFBI捜査官マックスが、現大統領言うところの『世界で一番危険な街』エルパソに赴いて、そこで便利屋(私立探偵?)をしているハンターと一緒に事件を解決するまでが書かれます。

私がこの「いゃん、とってもカッコイイじゃん」と思…

2

脚本家は愛を乞う 小説

  小路龍流 

攻めにより見違える受け!

 カリスマ美容師の加山はイケメンで世渡り上手な遊び人。
 人の人生を背負うのは重すぎる、と「適当」に人生を歩んでいた。
 そんな加山の元に急な依頼が舞い込む。
 それは今度デビューする脚本家の見た目をマシなものに変えてほしい、というものであった。その脚本家・天海は長く伸びた髪に分厚い眼鏡。ところが、眼鏡を外すと思ったよりもキレイな顔が出てくる――という王道展開。
 こんな擦れてなくて、こん…

4

狼の甘い咬み痕 小説

  駒城ミチヲ 

恐怖心よりもモフ好きが勝るのね

受け・柊哉は失業、失恋で落ち込んでる気分を紛らわせる為に、ゲイバーで出逢った緒方と一夜限りのベッドを共にするはずだったが、強烈な快感に怯えて逃げ出してしまう。
しかし、逃げ出した先で偶然狼男を目撃してしまい、口封じに命を狙われそうになった所を追いかけてきた緒方に助けられる。
その緒方も同じ人狼一族の一人だと正体を明かすのだが、彼が柊哉から秘密が漏れないようにと取った行動は、自身が勤めている会社…

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