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ARUKU
藻とカレー
ネタバレ
天花寺が赦しを乞い反省していると言うけれどずっとドヤ顔なのはちょっと変わった人てことなんですよね。 五映はずっと口では天花寺を拒むけど心では好きだと言う。これをぐるぐるぐるぐる最後までやってる。正直読んでいて疲れました。 シュエニア語に愛の言葉がないように、五映もトラウマと自尊心の低さから愛の言葉を発することができない。 消えてしまう言語のシュエニア語と五映の自分に対する存在価値が重ねられて…
色彩豊かで美しいです。 本編はモノクロですが、果物、葉っぱ、青空、虹、花、虹羹、絵の具、夜空、月、炎、血…などの描写から多彩な色が見えてくる気がしました。 戦後、生き残った者同士が惹かれ、躊躇や葛藤ありながら少しずつ距離を縮めていく。 桃里が絵を描く楽しみと自立を両立させようとし、桃里を全面支援したい烏羽はそれを押さえられつつ力になろうとする。 そんな日常の中、豊かな庭で起こる不思議な…
うた視点でず〜っと続いて、ミャオには裏がないのか、これはスパダリなのか…と思っていたら最後にそうきましたかと。 いい裏切りでよかったです。 でもとにかくうたのモノローグのボリュームがすごい。 婚約者とミャオの間で揺れる揺れる。 親の借金のことがあるので自分さえ犠牲になればという気持ちはわかりますが。 それにしてもミャオ以外の現実がシビアすぎて、ミャオに走る以外ないやろとじりじり読者は思わ…
かいちゃん
ARUKU作品新作出てた~って本屋さんで見つけて即レジへ持っていったので、どんなお話かわからないままでした。POPなパステルカラーの美しい色彩が素晴らしいのです。 お話はちょっとキツメかな?アウティングのお話なんですよね~五映は、中学生の頃からその中性的な容姿で女の子みたいだ、ゲイだといじめられます本人は自分のことをゲイだと思ったことは、1度もないというのに理不尽 それを真に受けた天花寺が、高…
晃子
ARUKUさんの新刊「雨傘で凌げないほどの恋」が思ったより読みやすかったので、その反動(?)でずっと先延ばしにしていた鬼畜攻めと評判(?)の本作に手を出しました。 ってどんだけ鬱展開期待しとるんよw ってィェしてないですw 「嫌い、大嫌い、愛してる。」がギリOKどころか神作だったので、本作も大丈夫かな なんて。 (なんの自信?) 「反社っぽい謎の男x不憫なリーマン」による監禁ものBL…
昭和のドロドロ濃厚なメロドラマテイストで、ドクズの鬼畜の所業、不幸な境遇など醜悪なものをさんざん見せられての復讐、純愛、贖罪の流れに圧倒されました。 それまでの全てがフリになっていますね。 奏が不幸のスパイラルから復讐へ転化するところが爽快でしたし、それが愛へ変わるのは予想できたものの(ストックホルム症候群的な)まあフィクションだしと、おもしろく描かれているなと思いました。 何より最…
ARUKU コウキ。
これは細かいことを考えずに…と言いますか、余白部分を自分で補足しながら読めばいいのかなと思いました。 あるいは描かれていることをそのまままるっと受け入れて楽しむ作品ですかね。 予知夢をそんな大量に詳細に覚えているものなのかなと思ったんですが、がっつり予知能力者設定だった。 ユイが200数十歳まで生きるとはどういう世界線なのかと疑問を持ちましたが、23世紀では当たり前だということでした。 …
ARUKU先生作品初読みです。この後5冊読みます。 絵も雰囲気も独特ですね。 表情の変化が少なくてカメラ目線が多い。 首の角度、動きのある絵が不思議な感じ。 会話ややりとりも独特なノリで。 懐かしい少女漫画、メロドラマな雰囲気ありつつ、たまにこれはギャグなのかしらと思うフシがあり独特な世界観を楽しむ作品なのねと思いました。 このお話の時代設定はいつ頃なんでしょうか。 現代なのはわかる…
nonon888
キラキラした表紙も、天花寺のイケメンキラキラオーラも、五映の目もキラキラウルウルでとてもキレイです…とても丁寧に魂を込めて描かれていると思います(うっとり) ストーリーはARUKU先生の作品らしく、決して平坦ではありません。嬉しいことや悲しくツライこともありますが、読み応えはめちゃくちゃあります。時間があるときに、じっくり読みたい1冊です。 電子ではマンガ2Pがオマケでついていました。…
ふばば
キツいです… 寝る前に読んでしまいました。 ARUKU先生〜、なぜまたしてもこんなツラい設定を…? 今回は表紙がパステルっぽくて幸せそうに見えたのに。 ここんとこ、受けが徹底的に悲惨な境遇というか。 「不憫受け」は以前からの作風ではあるけれど、加速している感あり。 今回の受け・五映もしかり。 元々いじめられっ子。 アウティングに遭って笑いものにされ孤立。(ゲイでもないのに?) 暮…