サマミヤアカザさんのレビュー一覧

ヘヴンズトリガー 小説

桐嶋リッカ  サマミヤアカザ 

続く?

とても面白かったです。
登場人物も魅力的だし、こういう作品にありがちな作者の自己満足で終わってなかったです。

響が登場した時はとても魅力的に書かれていたし、受け以外と関係を持った事後でも気にならなかったです。

天使である学生が悪魔を討伐していくというお話も面白かったです。響の圧倒的な能力にワクワクして、レオがどうして力を隠しているかも興味深かったです。エチは一回しかありませんがとても…

2

ドッグカフェで幸せおうち生活 コミコミ特典SS小冊子 ドッグカフェでラブラブおうち生活   特典

かわいさと躾の狭間

ポポによる『新品スリッパズタボロ事件』の顛末
雄大視点。

きちんと躾をしなければと思っている渚と可愛いポメを叱りたくない雄大。


ちょっと目を離した隙に新品のスリッパを噛んでズダボロにしてしまったポポ。
先に見つけた雄大が渚に見つからないよう処理しようとしたのですが、残念ながらみつかってしまいます。
雄大とのお揃いで気に入っていたスリッパをダメにされて怒る渚。

雄大はなん…

0

ドッグカフェで幸せおうち生活 小説

金坂理衣子  サマミヤアカザ 

ワンちゃん達が可愛すぎる。


家族にも恋人にも恵まれなかった受けが超前向きおおらかで子供のような攻めに出会う話。


自社の社長と同棲していた氷室渚(受け)は、クリスマスを控えたある日結婚するからと二匹のポメラニアン(ポポとワタゲ)と軽ワゴンを餞別に追い出されてしまいます。
同時に職も失い無職住所不定になってしまった渚。
ペットを連れてはホテルへ泊まることもできず、車中泊を続けているとうち体調を崩してしまいました…

2

優しいプライド 小説

砂原糖子  サマミヤアカザ 

不憫クズ受けの再生物語

「金こそ全て」を信条とするホストの受けが七転八倒しながら(実際かなりボロボロになる)ようやく幸せになるというやつで好き。

なかなかのクズなんですね、受けは。
だけど彼が背負わされてきたものが見えるに従って、このクズさは究極の人間不信の表れなんだなとわかってくる。

「生まれてきたことが罪」とされ周囲から疎外されながらも、幼い受けが必死で守り続けてきたプライドという名の心の鎧。
それを…

3

あの日、あの場所、あの時間へ! 小説

楠田雅紀  サマミヤアカザ 

ネタバレせずに読んで欲しい物語

帯と裏表紙のあらすじから、タイムリープものという情報だけで読み始めました。
可能なら、それ以上のネタバレは入れずに読んでいただきたいな。

物語の最初は、主人公たちに正直腹立たしかった。本当にそれでいいの?好きなの?って問いただしたかった。
でもそこから起こるタイムリープによる展開が見事で、ぐいぐい物語りに引き込まれて、ラストには泣いてしまいました。
素敵な未来を掴み取ることができて本当…

4

草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

草原を吹く乾いた風を感じる様な『民族BL』

夢乃さんがあとがきで書いているんですよ。
『これは「民族BL」というくくりになるのかな、と思います』って。
そうなの。その『民族』の部分が面白いの。
モンゴルを想定したファンタジーとのことですが、草原や幕屋などの描写が素敵なのに加えて、遊牧民の文化が下敷きになっているため「ああ、だからソリルは同じ文化を持つ『遊牧民の国』を作りたいと考えるわけね」とか「下働きをしていてもセルーンがみじめったら…

3

草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

笑わない男を笑わせたい

モンゴル風「民族B L」というなかなか心惹かれるテーマの作品です^^
本作はすれ違い・勘違いラブでして、
いつの世のどんな国でもあるあるなんだな〜なんて思いました。

人質・ソリルと長の末息子・セルーンが出会い、
再会するところから展開していくストーリーです。
10年後一国の王となったソリルは、
今度はセルーンを人質として迎えーー…

幼い頃に出会い、その優しさを忘れられないまま…

5

草原の王は花嫁を征服する 小説

夢乃咲実  サマミヤアカザ 

もう「何てこったい!Σ( ̄□ ̄;)」しか出て来ないんだけど!

幼い頃に、馬を並べて共に走ると約束した相手。
運命の悪戯により、再会した二人は敵国の王と人質となりー。

という、モンゴル風ファンタジーになります。

で、こちら、もうめちゃくちゃ切なくもあるんだけど、面白かったしとにかく萌えましたよ!
夢乃先生では多いパターンなんですけど、受けがかなり不憫だし過酷な目にも遇うんですよね。
もう、攻めの仕打ちにムカつきましたよ。
腹が立って腹が立っ…

12

俺の恋愛フラグがとんでもないことになってます! 小説

切江真琴  サマミヤアカザ 

心も身体もぴょこぴょこ

これほど明るく楽しい記憶喪失ものは初めて。
私にとっての初体験ってことです 笑

記憶を失くしてもどこまでもポジティブな朝陽が面白くて、檀の気持ちがわかるわ。一緒にいたら楽しいだろうし可愛いし。
檀が慎重なのにラッキースケベで乳首ボタンを押すとは。なかなかやりおる。
檀との関係が記憶喪失前と変わらないのがいい。
記憶喪失自体がラッキースケベ?だっだということか?
記憶喪失のおかげで朝…

4

ヘヴンズトリガー ~黒と白の存在理由~(表題作 「白皙の騎士は小鳥を愛でる」) 小説

桐嶋リッカ  サマミヤアカザ 

執着最高

前作に出ていた梓のその後が気になって購入。
眠たがりなクラウスの執着がとにかくもうとっても良かったです!!
この2人で一冊まるまる読みたかったです。
でも前作から出ている幼なじみの榛名、杏里コンビも気になっていたので続きを待たずに一気に読めてよかったような。
榛名杏里コンビはこの先もぜひ読んで見たいのでお話が続くといいなと思います。
そして、クラウス梓のお話をもっと読みたいです…!!!

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