chikakumaco
でりこ先生だから、大いにエロを期待しちゃったんですが、そういうのでは無くて。大いに笑える方でした。笑えるんだけど、もの哀しいっていうのかしら。哀愁漂うおじさまたちをどうぞ笑い飛ばしてやって下さい、といった感じです。「正直さは時に猛毒だと知りたまえ。」とか。日常会話でおよそ使わないであろうかという言い回しや、もって回った遠回りな言い方で、いじいじとくだくだしく、時にはヒステリックに語るおじさまたち。…
拾とタケのような関係性って現実にもあるんでしょうかね。自分が尊敬する人や好きなものを、仲の良い人にも理解してもらえるのは確かにすごく嬉しいことです。でも、拾の場合は恋人すらもタケと共有したがる。自分の恋人の良さを分かってもらうだけならまだしも、タケにも恋人のような関係を築くことを強いる。正直、拾の特殊な感覚については最後まで完全には理解しきれなかったです。ただ、あくまで創作としてそのような感覚を…