彩景でりこさんのレビュー一覧

蟷螂の檻 1 コミック

彩景でりこ 

気持ち悪さと隣り合わせの甘さ

 退廃した空気と熟れ過ぎた果実のような重苦しい甘さの漂う作品でした。育郎の兄・蘭蔵に囚われていた父、蘭蔵に奪われた父の愛を使用人・典彦に求めた母、精通を迎えた育郎に手を出し始める典彦、典彦からの愛撫を期待してしまうようになる育郎、そして、父亡き後新たに自分の世話をすることになる郵便局員だった西浦を絡め取ってしまう蘭蔵。どの関係性も禁断であり、不毛。静かにどろどろしているような、独特の後味の悪さがあ…

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蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

個人的な意見ですよ

サイコパスガ好きだけど、こんなにながく継続していても全く意味不明の病みはとかな。。。

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蟷螂の檻 1 コミック

彩景でりこ 

予想より闇深め。

以前ロボ耳太郎くんに「すごい勢いで性癖に刺さるBLをおススメしているスレッド」で紹介してもらった作品です(ロボ耳太郎くんありがとう)。

しかしあまりにすごい作品を紹介されてしまって動揺が止まらないよ。
確かに闇って入れたけど、闇が強すぎるよ。
でも、昭和の初期、座敷牢に飼われている義母兄弟、など全体的なテイストはピッタリ。
あとは私の足りない脳みそがどれだけ頑張って物語を理解してくれる…

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蟷螂の檻 3 コミック

彩景でりこ 

ロクデナシで好き

典彦があんまりイケメンに描かれていないのに、
妙に色気があって、イイ!
病んでる感じがまた好きです。
現実に育郎がいたら、
典彦みたいな男といちゃダメだよ!さちこと穏やかに過ごしてー
っと言いたいとこですが。
2人で破滅もわるくないじゃーん、て漫画読みながら思っております。
いや〜な感じの展開でも胸くそ悪くならないのは何故なのか。。。

この物語は着地点がわたしにはまったく読めず…

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恋愛スイッチ コミック

彩景でりこ 

くだくだしい台詞をダクダクと語るオジサンたちを笑おう!

でりこ先生だから、大いにエロを期待しちゃったんですが、そういうのでは無くて。大いに笑える方でした。笑えるんだけど、もの哀しいっていうのかしら。哀愁漂うおじさまたちをどうぞ笑い飛ばしてやって下さい、といった感じです。「正直さは時に猛毒だと知りたまえ。」とか。日常会話でおよそ使わないであろうかという言い回しや、もって回った遠回りな言い方で、いじいじとくだくだしく、時にはヒステリックに語るおじさまたち。…

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エロまん~紙とペンとSEXと!!~ コミック

彩景でりこ 

求める以上のエロでした。

なかなか過激というかディープですな。何度も脱落しそうになりました。

もしエロ
オマージュやパロディの元ネタがほとんどわからず!ショック。
なんやかんやあって幼なじみで両思いになれたんですよね?
色々ギャグでファンタジーですね。

さかしま病院
黒猫を避けたら事故って入院、隣のベッドには昔告白してきた苦手なアイツ。
自分より重症そうで痛いところさすってと頼まれ人のよい黒須がさすっ…

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「新装版 傷だらけの愛羅武勇」初回限定封入ペーパー 特典

イチャイチャ

くっついてからの恭ちゃんと雄二。

なんやかんや言って恭ちゃんは雄二の手のひらで転がされてるような。雄二の大きな愛に満たされていますね。

二人っきりになると恭ちゃんは猫みたいにくっついてきます。本当はイチャイチャしたいのかな?
でもそう言うとお前がしたいんだろって憎まれ口叩くので、雄二がそーだよー俺がイチャイチャしたいんだよって恭ちゃんの服を脱がせます。

逆らわない恭ちゃん。やっ…

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新装版 傷だらけの愛羅武勇 コミック

彩景でりこ 

どっちでも幸せ

愛羅武勇をもう一度
が読みたくて新装版も買いました!

上坂は本当に真面目で筋を通す男ですね。
神田が二十歳になってやっと同棲。自動車整備工場で働きながら家事は全部やってくれます。

でも実は同棲してからまだ一度もしてないの…。行ってきますのチューもしてくれない…。神田は不安で不安で。

バイトをサボって監視したらなんと兄の所へ行くではないか!兄が好きだったんだ!
兄に敵うわけな…

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チョコストロベリー バニラ コミック

彩景でりこ 

3p克服!

あまり3pは好きではありませんでしたが、表紙や、名前にひかれるものがあったので、何となく買ってみました。結果的には、買ってよかったです。
拾の性格や、三角関係がとても面白かったです。
拾が、タケちゃんと、好きなものは何でも共有するのに、最初は、「お?」と思いましたが、だんだんあらわれてくる、ミネへの、独占欲に「ほほう」となりました。(語彙力)
複雑な三角関係が、話を盛り上げていて、読んでいるうちに…

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蟷螂の檻 1 コミック

彩景でりこ 

典彦を応援してしまう

淡々と進んでいくので感情移入しにくく、盛り上がりに欠けますが、それぞれのキャラクターや時代設定がすごく好みです。

孤独な育郎。妾腹の兄・蘭蔵への憎しみや恐れ、複雑な感情から殴る蹴る、閉じ込めるなどの扱いや

まるで手のかかる子どものような蘭蔵を見ると
やるせない気持ちになります。

當眞家に仕える典彦の、育郎が壊れていく様子がみたいという狂気にゾクッとさせられました。

描きお…

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