小椋ムクさんのレビュー一覧

アンダーエール! 小説

砂原糖子  小椋ムク 

頑張れーーー! 高校生!!

硬派な剣道高校生と、軟派に見えて実は健気な拗らせイケメンとの、超ド直球のアオハルものでしたーーー!!

あのですね、まぁ多少個性的ではあるものの、ごくごく等身大の高校生男子が、悩んだり胸をときめかせたり傷付いたりしながら、一生懸命に恋をしてるってだけのお話なんですよ。
特別、派手な展開も無いんですよ。

が、丁寧に描かれた、その「等身大の恋愛」に、めちゃくちゃ萌えちゃって。
くう~~っ…

18

恋を半分、もう半分 小説

久我有加  小椋ムク 

落語は『一人芸』なので

このシリーズ、大好きだなぁ。
私が初めて読んだ久我さんの本は『何でやねん!』で、そこから続く漫才シリーズも好きなのですけれど、こっちは題材が『落語』なのが嬉しい。
昔から落語が好きだというのもあるんですが、漫才が複数でやる芸なのに対して落語はひとりでやるものだからかえって面白い様な気がするんですよね。『恋愛の対象が相方でない』という点で、色々なバリエーションが生まれて来ると思うのです。
今回…

5

ヒトデナシは惑愛する 小説

火崎勇  小椋ムク 

ヒトデナシとは

ヒトデナシっていうからどんなろくでなしかと思ったら「人ではない何か」という意味でした。
子供のころ神隠しにあった少年と人には視えないものが視えてしまう少年の話。
神隠しに会った少年は人から隔離されて育ち、なにものにも執着しないようにと自分を律してきたため浮世離れした感じの青年で、古書店が舞台というのもあって不思議な雰囲気の話でした。

〈あらすじ〉
共働きの両親により夏休みの間田舎の父方…

0

花屋の王子様 小説

榛名悠  小椋ムク 

可愛いお話

想像通りのいい話!
森野塚さんのコミュ力の低いところはちょうどいいくらいで可愛かったです。
真柴くんが時折見せる執着がたまらなくて好き…!もっとラブラブな二人が見たかったー

助手の早水くんもすっごくいいキャラで、恋に落ちた森野塚さんを見てどんな反応するのかを見てみたいなー

1

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

笑いのセンスに完敗です。

これ大好きです。
疲れた時に頭すっからかんにして読む。

全力で笑わせに来てます。どこででも読んではいけません。
公共の場で読んだりしたら危険です。
ブックカバーをつけていても笑いはカバーしきれずに吹き出してしまいます。

みなさんもおっしゃる通りアンケートやばい。
騎一の作戦にのっかって片想いの隣のリーマンの家にこれを持って行ってしまう結哉にびっくり。
マジか?でした。

1

ランチの王子様 小説

間之あまの  小椋ムク 

SNSのメリットデメリット



作者様買いなので、内容は確認せずに購入。
受け視点ではありますが、ほぼ最初から両片想いなので、全体的に甘々です。


<あらすじ>
自分の店を持つ夢のため努力していた料理人の森美真尋(受け)は、運も手伝って28歳で自分の店を持つことができます。
初めはぼちぼちといった客の入りでしたが、偶然以前働いていた店の常連さん・大沢(攻め)が同僚と一緒に訪ねてきてから風向きが変わります。

1

ファミリー・バイブル 小説

高尾理一  小椋ムク 

家族モノとしては萌

あとがきによると、2000年に新書版で出版された作品の文庫版に当たるそうです。
主な登場人物はサラリーマンの長永と長永が住むマンションで隣室に住む翻訳家の逸木と逸木の娘の茉莉衣ちゃんの3人です。
この茉莉衣ちゃんが最初に登場した頃には8才なのですが、とてもおしゃまで大人びた女の子で、実はこのお話は茉莉衣ちゃんが牛耳っているのではないかと思うくらいなのです。
長永と2歳しか違わない逸木はとても…

0

みづいろとぴんく、それからだいだい。 コミック

小椋ムク 

萌え所を突いてくる

何年かぶりに読み返しました。
そして何度読んでもまた同じようにキュンキュンするなぁ~と実感。
2008~2009年に雑誌掲載された作品集です。
6つのカップルのお話が収録されていますが、そのうち4つの作品に描き下ろしの「おまけ」が付いていたり、あとがきにもびっしりと作品解説されていたり、とても丁寧に作られた1冊だと思います。

小椋さんの描かれる小さな子供達や、純粋な心を持った青年とか、…

2

てのなるほうへ 小説

栗城偲  小椋ムク 

どっちつかずな印象

ネタバレがっつりです、ご注意下さい。

あらすじを全く読まず、評価の高さと設定で購入を決めました。和製ファンタジーは大好物ですし、攻めが『のっぺらぼう』という予測出来ない方向性のキャラクターで、良いなと思いました。

プロローグ『めんない千鳥の啼く夜』が書き方も古風で、私の和製ファンタジーを読むスイッチが入りました。
しかしプロローグとはうって変わり、巽目線の本編『手のなるほうへ』はあま…

2

センチメンタルガーデンラバー コミック

小椋ムク 

動物好きな方に!

表題作シリーズの他に短編が4作品収録されています。
どの作品もお薦めなのですが、やはりなんと言っても表題作がダントツでお薦めです。
私はどちらというと猫より犬派なのですが、それでもずっとキュンキュンしっぱなしでした。
とても優しくて愛が溢れている作品です。
もし人間が動物の言葉が理解出来るのなら、こんな風に喋ってるのかな~と勝手に想像してまた萌えました(笑)。
メインの2匹の猫のキャラ設…

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