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てんてん
ネタバレ
本品は『もういいかい、まだだよ』の フェア書店限定特典ペーパーです。 安藤視点で 春宵と関りが語られるお話です。 安藤荘助の家には 不思議な同居人がいます。 彼は荘助が生まれる前から 居候しているのに 荘助の父より若く 祖父の友人だというのです。 妖怪だから年を取らないし もう何百年も生きていると 祖父と写った写真を見せられますが 信じられません。 …
ゆりの菜櫻 小椋ムク
maruchan
ケモ耳でもふもふシッポのかわいいお狐さまのお話……は良いのですが、正直なところツッコミどころの多い一冊でした。 色々設定を考えてはみたのだけど、うまくまとめきれないまま勢いで書き上げました!という感じ。 最初の方、状況説明がさらりさらりとあらすじのように語られるので、「実はこの前にもう一冊あって、この本は続編?」と訝しく思ったほどでした。 かっこよく強いお狐さまとかわいい半妖の子狐ち…
手嶋サカリ 小椋ムク
fandesu
電子書籍で読了。挿絵有り。表紙絵だけではイラストが小椋さんだと気づかなかった(ちょっとショック)。お話に合わせてイラストも骨太です。とっても合ってます。良いお仕事をなさってるな、と。 まず主人公の職業にプライベートバンカーなんていうものを持ってくる所がすごい。お話の場所に、日本だけじゃなく香港を持ってきた所も上手い。私はあまり詳しくありませんが、話のなかに織り込んでくる金融商品も、投資を引き…
木原音瀬 小椋ムク
わきの
キャッスルマンゴーで明かされなかった十亀の過去の『リバーズエンド』、小椋ムク先生による4Pの漫画『プロローグ』、キャッスルマンゴーのその後の『god bless you』。 この3つで構成された今作、ページの大半は『god bless you』です。 『リバーズエンド』はとにかく重く苦しい。 貧しい日々の中、二宮の存在が唯一の光だったでしょう。 そんな中家族を失い、そして二宮との関係を…
鹿住槇 小椋ムク
コモさすけ
前半読み終わって正直な感想。小説で短編集(?)って珍しいですね。 内容は悪くない、けど良くも無い。設定は悪くないと思うのだけど、短いゆえの表現不足のようなものを感じました。一冊の長さに出来ればもっと練れたのかもと思うけれど、一度書いてしまったものに付け足しで増やしても面白くならないでしょうしね、きっと。 後半の作品の方が好感持てます。短いながら満足度もあります。
はるぽん
セレブ顧客の資産運用を個別に扱う、プライベートバンカーという職務に就いている銀行員の受けと、受けが担当を任された世界的資産家の御曹司攻めのお話です。 仕事にプライドと自信を持っているバリバリエリートの受けは、御曹司の担当を任され、経験に裏付けされた知識と話術で臨みます。でもたかが御曹司と見くびっていた攻めの、投資に対する圧倒的な知識の前に、適切な対応ができず惨敗。 仕事に対する自信が揺らぎ…
ポッチ
コミコミスタジオさんで購入すると特典でいただける、おなじみの特典小冊子。A4の紙3枚を真ん中で折ってつくられているA5サイズの大きさで、小説部分のページ数は11P。 本誌の表紙がこの小冊子の表紙でもあるので、ムクさんの描かれた可愛らしい絵柄が大きく見ることができて眼福でした。 という事でレビューを。すみません、ネタバレしてます。 本編は春宵視点で描かれていますが、…
栗城偲 小椋ムク
『てのなるほうへ』で、主人公・草枕の親友であり、良き理解者でもあり、巽との恋のナイスサポートをしてくれていた春宵のお話。 『てのなるほうへ』がめっちゃツボだったので、『もういいかい、まだだよ』の発売を楽しみに待っていました。前作が未読でも問題なく読めると思いますが、草枕も少しだけですが登場していて物語としても時系列がリンクしているところもあるので、読んでいると「あの時のシーンか!」と気づく部…
あーちゃん2016
「てのなるほうへ」で出ていた、ろくろ首 春宵がメインとなるスピンオフ。 前作はせつなさありのハピハピものに感じましたが、 当作は「永遠に近いもの」をどうするか ということが 少し取り上げられているようで、ちょっぴりせつなさありの印象です。 お話が好き。小椋先生の挿絵がこれまた秀逸! で神に近い萌2でお願いいたします。 いいんです、妖怪が。 表紙でお分かりになるように、とても描きこ…
川琴ゆい華 小椋ムク
「島ものBL」はできるだけ押さえておきたいと思っているシマの人なので、こちら読んでみました。ふんわりかわいい雰囲気の楽しい一冊でした。 架空の島・玄孫島(というネーミングがなかなか良い)を一般の人が入らない保護区という設定にしたこと、特殊なNPO法人の寮という舞台にしたことなどが、あり得ないながらもあるかもしれない現代日本のファンタジーのシマになっていていいですね。(実際のところ、特殊な状況…