兼守美行さんのレビュー一覧

金竜帝アルファと初恋の花嫁 小説

かわい恋  兼守美行 

違和感や疑問が一切ない!ストレスフリーのファンタジー


話の構成が秀逸、これに限ります。

再会ものって、よく回想として物語の途中に描かれていることが多いのですが、こちらの作品はまず初めに二人の出会いと過ごした日々が丁寧に描かれています。
おかげで数年後の展開がスラスラと頭に入っていきました。

あと、攻めの一途さがずっっとすごいんです。
皇帝になる過程の辛さもちゃんと描かれていて、それでも受けを手に入れるために頑張ったと言われた日には…

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将軍様は婚活中 小説

朝霞月子  兼守美行 

将軍様のドタバタ婚活✧*。

有能なヒュルケン将軍(ベル)を永住させる為、策を巡らせる王族。そんな事とは知らず、偶然の出会いから仲を深める侯爵子息フィリオとベル。ある日ベルの熱い眼差しに気づいた王子はこれ幸いと結婚の段取りを整えるも‥というお話。

いつも凛々しいベルがフィリオにだけ向ける眼差しから溺愛の度合いが伝わる。でも甘えるのはベルの方で、フィリオは冷静で、そのちぐはぐが可愛いくて面白かった。
王子のミスもあって…

1

かわいい部下は渡しません 小説

火崎勇  兼守美行 

ライバルが…

ノンケの眉村が青山と友達からおつきあいに至り、結ばれるまで、のお話です。
今回、そこで終わっちゃうんですが、あとがきに書かれていた、その後のお話しを是非とも書いていただきたい位です。

小学生のライバルに嫉妬してしまう眉村が愛おしい。
最初はなんとも思ってなかった青山から告白されて、嫌じゃないから付き合ってみようという眉村の心の広さというか、フラットなものの見方をするところが良いです。男女…

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快楽刑 小説

西野花  兼守美行 

タイトルにはとても惹かれた

でも中身はよく見るテンプレ複数モノだった…。

あらすじにある新たな刑の設定は凄く面白いと思ったんですけどね。
どうとでも膨らめられそうなのに。

兄弟ネタでこんなこと言うの無粋ですが、兄弟三人とも受けを性的に見れて抱きたいと思うって凄くないですか?
おまけに一緒に抱くって結構ハードル高いと思うのは私だけですかね?
兄や弟のアレ見たいと思います?体液に触れても嫌じゃない???

1

The Barber(2) The Cop -ザ・コップ- 小説

水原とほる  兼守美行 

きぬぎぬにはエッグベネディクトを

「ザ・バーバー」の続編です。

身なりを構わない一匹狼の刑事・正田に惹かれる高級理容室店主・ハル、だが。
前作の事件が解決した後連絡が無い。
ハル自身も正田とは恋人同士なのか、この関係性に名前が付けられない。
パトロンの陳の存在を超えるような相手はハルにとっても初めてで、自分でも心を持て余すハル…
…という前置きがあっての。
なんと正田の方にも離れ難く絡み合った複雑な絆を分かち合う男…

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「溺愛社長のまっすぐすぎる純愛」コミコミ特典小冊子 特典

溺愛っていいね!

本編終了後、立石さん視点のお話。

立石さんの溺愛っぷりがこれでとかというぐらい書かれていて
初っ端から甘々ですごかったです(*´ω`*)

立石さん本人も言ってるように、かなりの恋愛脳になっていて
菱田さん(立石さんの秘書)も大変だろうなぁ…と思いました。

立石さんの気持ちが書かれているのですが
内容がシュールで笑えるんですよw
『顔中にキスの雨を降らせることになった。土砂…

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The Barber ~ザ・バーバー~ 小説

水原とほる  兼守美行 

美形バーバーと無骨刑事

美しきバーバー(高級理容室)店主と無骨な刑事の出会いと恋の巻。
続編がありますので2巻揃えて一気読みするのがおすすめ。

主人公の如月雅春(ハル)はセレブな男性用トータルビューティーサロンを経営しているが、顧客の1人が殺され、刑事の正田が聞き込みにやってくる…
…と始まります。
正田ははじめハルを疑ってます。
ハルはハルで、正田の美しい骨格と孤独な雰囲気に惹かれるものを感じてる。
2…

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最愛の幼なじみは掌のなか 小説

松幸かほ  兼守美行 

タイトル通り!

松幸かほ先生の作品は初読み。めちゃくちゃ楽しかった!

結人が維織をすごく頼りにしてるのは分かるし、維織のスペックを考えると納得。だけど、裏にあんなに緻密な策略があったとは(笑)

結人には有り得ない展開だけど、仕事に一生懸命で直向きに慕ってくれる結人は、維織にしたら可愛くて仕方ないと思う。溺愛するだけではなく、結人の能力を信じてるのも良かった。

段々と維織のヤバさが浮き彫りに…

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獅子帝の宦官長 寵愛の嵐に攫われて 小説

ごいち  兼守美行 

美しい文章がちょうど良いオブラートになっているけれど

世界観や状況、風俗に突っ込んだ残酷感もあって、
それが多彩(w)な官能表現と素晴らしくマッチしています。
BLというよりも耽美の流れを汲んでいると思う。

文章が美しく、突然現代語が飛び出したりもしないので安心して読めます。

2

最愛の幼なじみは掌のなか 小説

松幸かほ  兼守美行 

面白かった。

初読み作家。
この作品が面白かったら、長編シリーズを読んでみようと思って、選んだ一作。

ペンネームが三つある作家。
松幸かほ(あきた小町)/朱藤まい
自己紹介から・http://paellablog.blog52.fc2.com/blog-category-3.html

賞歴ある実力ある作家、
この作品は伏線の仕込みが面白かったので、長編の狐シリーズも読む事にしました。

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