aaaiiiai
最終巻、手前の第三巻!
三人がグルグルと暗い中を巡っている感じがさすがカシオ先生!
痛い、重いお話があまり得意ではないのですがこのお話は読める!!むしろ大好き!
さて、三巻でも相変わらず拒否する受けですが、それでも追ってくる弟。
年下の無邪気ゆえの狂気。
もうゾクゾクします。
いいシーンが盛り込まれてます。
家族との関係にも亀裂が入り、これは泥沼しかないのでは…?
…
萌2に近い萌評価です。血で血を洗うような殺伐とした展開が最後まで続いたところはとても好みでした。鉄馬も神崎も根っからの悪人ではないし、人を殺すことに快楽を感じるようなタイプでもない。捕まるかもしれない未来に不安を感じ、できる限り真実を隠して生きる。ごくごく普通の人間だと思います。ただ、りょうという人間を介して最悪な繋がり方をしてしまった。接点など持ちようもなかった2人が、わずかな歯車の狂いで複雑…
やっぱりカシオ先生の作品はダークな雰囲気のものが好きだなぁ、と改めて感じました。大学を舞台に構築されていく、爛れた三角関係。あらすじではりょうを陵辱する鉄馬がサイコパス扱いされていますが、本質的にはりょうや神崎の方がサイコパスなのではないかという気がします。鉄馬はやんちゃではあるけれど、根は普通の人間っぽいような。気弱そうな仮面が剥がれたりょうはどこまで欲望に忠実になり、感情を晒け出せるのか。神…