SHOOWAさんのレビュー一覧

イベリコ豚と恋の奴隷。 2 コミック

SHOOWA 

吉宗さんの、やわらかくておくびょうで。湿ったところ。

前作の吉宗さんの過去編があまりにも重く、陰鬱なものだったので。
源路の恋はどうなるんだろう?と、思い悩む間も無く。高校生のリビドー恐るべし。
源路は吉宗さんを抱いて抱いて抱きまくる。吉宗さんは悪い大人にレイプされた事がトラウマになっているが。きっと源路で上書きさせたいのだ。狂おしくも求められれば応じる。
そんな身体だけの関係じゃ無い、確かな繋がりを欲しいと願う源路。源路、めっちゃ男前です!

5

イベリコ豚と恋の奴隷。 コミック

SHOOWA 

付き合おうと言ったら断られ、離れようとしたら寄ってくる。悪魔に切なさ。

吉宗さんの悪魔っぷりにもメロメロなんですが。吉宗さんの健気な奥の奥の奥の気持ちにはまだ気付く術も無い源路。
『付き合おうと言ったら断られ、離れようとしたら寄ってきて。吉宗さんは悪魔のよーな男です。』
そりゃもぅ、血気盛んなヤリたい盛りの高校生。隙あらば触りたい。けど、源路はただヤリたいだけの男では無い。無いんだけども。吉宗さんも薄々それを分かっていて。
自身のトラウマに悩まされてもいる。恐怖…

3

イベリコ豚と恋と椿。 コミック

SHOOWA 

全然不良じゃ無いポークちゃんに萌え。

吉宗さん、カッコいいんですよ。そりゃ。けど、ヘビー過ぎて。なので、この連作が終わった後となっては、表題作の「恋と椿」。今となってはもはや前座。という短編のが、気楽に笑えて、楽しくて好き。最もホッとさせてくれる癒しの作品となっている。
全然不良じゃない、ちょっと、いやだいぶ喧嘩の強いイベリコこと入江。不良グループと一括りにされるが、入江を慕う学生達で結成されたグループは街のゴミ拾いをし、文字通り街…

5

同棲ヤンキー 赤松セブン(2) コミック

SHOOWA  奥嶋ひろまさ 

二人の仲が愛おしい

原作者のSHOOWA先生が好きなので買ってみました。

設定が細かいし、ストーリーも練られてて、超お勧めです!

最初、絵が少年漫画系なのでとっつきにくかったのですが、すぐに気にならなくなりました(というよりも今では大好きな絵柄になりました)。奥嶋ひろまさ先生は初見なのですが、一コマ一コマを丁寧に描かれているところが大好きです。

わたし、虫は苦手なのですが作中の虫は気にならなかった派…

0

新装版 NON Tea Room コミック

SHOOWA 

旧版の同時収録作も含め、この評価

◆Non Tea Room(表題作)
 『ジンと猫は呼ぶと来ない』に収録の『残像』より先に、こちらを読みました。適度に笑えるポイントもあって、いつものSHOOWA先生らしい適度なゆるさもあって、だけどどこか寂しい、そんな空気感がとても印象的でした。序盤、ケンタはクールで無気力に見えるし、連次は精神的に幼そうに見える。でも読み進めていくと、ケンタは結構感情が豊かで、連次も子供っぽい言動の裏に危うさ…

0

ジンと猫は呼ぶと来ない コミック

SHOOWA 

エゴを隠さなくたっていい

◆ジンと猫は呼ぶと来ない(表題作)
 『向日性のとびら』で脇役だったジンの物語、というよりは、彼の腐れ縁であるマリの物語だったという方がしっくり来ますね。情報屋という職業柄、ひと所には落ち着かないジンを少し離れた距離感で見守りつつ、彼の行く先を案じるマリ。マリだってジンのことをとやかく言えるほど、落ち着いた生活はできてないのだけれど。2人とも本当は1人の人間を本気で好きになれる人達なのに、臆病だ…

1

同棲ヤンキー 赤松セブン(2) コミック

SHOOWA  奥嶋ひろまさ 

せっかく進展があったのに……

だいぶBLっぽくなってきましたね、の嬉しい2巻のはずが
可愛くもないおっさんにG…………………ああああああごめんなさい無理です!!!
自分ではおやじ受けも好きだしホラー映画で耐性がついている方だと思っていましたが
本を閉じてしまいました。
なんでだ……この直接的なシーンが無ければ成り立たないお話でもないだろうに…………。
最終巻まで二人を見守りたい気持ちも最初はありましたがここで断念させ…

3

新装版 NON Tea Room コミック

SHOOWA 

ケンタくんがかわいい

表題作である新装版 NON Tea Roomは、デザイン学校生兼バンドのベースを担当しているケンタくん×プロを目指すバンドのギターをやっている連次くんのカップリングです。
ケンタくんは、スケボーと、好きなバンドが同じという理由でアーサーから連次くんを紹介されます。
性格は全然違うけれど、一緒にいて心地いい。次第に、屈託無く笑う連次くんがケンタくんの心を満たすようになります。
それと同時に、…

1

向日性のとびら コミック

SHOOWA 

2巻に続いた方がより自然だったかも

 物語全体の雰囲気と、ファンタジーとリアルさのバランスのとれた設定はとても好みでした。冒頭のシーンがラフな修羅場だったので、そのままほのぼのした空気感が続いていくのかなぁと思いきや、銃や人体実験というワードも登場するなど、想像を遥かに超えてシリアスな作品でした。年の離れたシスの元に、突然やって来たカイ。彼を取り巻く謎が物語の肝となってくるわけですが、その答えも非常に練られていて、構想が素晴らしかっ…

1

同棲ヤンキー 赤松セブン(2) コミック

SHOOWA  奥嶋ひろまさ 

進展する関係。

2人の心理描写に重きを置いたこの作品。
セブンさんの過去が少しずつ明かされる2巻は、2人の関係性が少しだけ進展します。

キスにフェラ、でも身体が繋がるまではまだ……
この「もどかしさ」が、この作品の魅力の1つでもあります。

水族館の帰り道。
バスの中でうたた寝するセブンさんの手を握った愛将くん。
握った手をお土産の袋で隠す場面では、切なさと愛しさが込み上げて来て、つい涙が溢れて…

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