ボタンを押すと即立ち読みできます!
表題作のケンタがクールに見せかけていろいろぎこちないのがかわいい…連次と出会って好きになって変わっていくのがいいね…
て!まじめに感想書けない
なぜなら…同時収録の「愛と現実の狭間に」がハチャメチャギャグすぎでツッコミ不能レベルだからぁ
裏筋太郎が助けたカメがキラキライケメンになり太郎がカメに恋して「オレのカメもあのカメに入りたいんか?」
するとカメが自分と太郎のカメをコスコスし始め太郎は亀 甲縛りされ喘 ぎ声が「カーメカメカメカメカ〜〜!!」
二人で竜宮城に行き…触手とかもう諸々カオスでww
本編とか萌えとか全部ふっとんだわ
旧版に書けなかったので。
先生のデビュー作「Nobady Knows」を読んでからどうぞ。
◾︎表題
出てくる男 出てくる男 軒並みいい男なのがSHOOWA先生の作品の嬉しくて苦しいところです。これはSHOOWA節控えめで、じっくり見せにくる作品。熱い。
アーサーこと浅田さんも、多くを語らないイイ男。時々子供っぽい意地悪するとしても、そこもまた魅力的。彼も心底"連次を"好きだったはずだと思う。「ジンと猫は呼ぶとこない」収録の「残像」も一緒にどうぞ。アーサーの思いがわかります。
◾︎Wipe it
Nobady Knows既読で挑むことをオススメします。ススムさんSだなんてそんな嬉しい情報…嬉しい。表情に乏しい2人なのに、こんなに豊かな感情が伝わってくるの、先生の力。
◆Non Tea Room(表題作)
『ジンと猫は呼ぶと来ない』に収録の『残像』より先に、こちらを読みました。適度に笑えるポイントもあって、いつものSHOOWA先生らしい適度なゆるさもあって、だけどどこか寂しい、そんな空気感がとても印象的でした。序盤、ケンタはクールで無気力に見えるし、連次は精神的に幼そうに見える。でも読み進めていくと、ケンタは結構感情が豊かで、連次も子供っぽい言動の裏に危うさや強さを持っていることが見えてくるんです。2人の印象がどんどん変わっていくのがすごく面白かった。
誰かの代わりでもいいから傍にいたい、という切実な気持ち。隣にいられないよりはいいという考えなんでしょうけれど、一番近くにいながら自分自身を見てもらえないというのは、実は傍にいられないことよりずっと辛いかもしれません。人はけっして誰かの代わりに徹して満足できるような生き物ではないですよね。欲は必ず出てくるし、いつだって残るのは虚無感だけ。自分の気持ちに素直になって相手にぶつけて玉砕した方がまだ、自分を失わずに生きられる。たくさん迷って、最終的にちゃんと自分が一番幸せになれる場所を見つけた2人に、心が温かくなりました。
◆愛と現実の狭間に
まさにタイトル通りのオチがつく、浦島太郎をパロディ化した作品。途中まではバカバカしくて笑えるシーンがたくさんあるのだけど、最後のシーンは滑稽でありながらも心に寂しい風が吹く。そのバランスが絶妙で。でも、カバー裏に救われるイラストがありました。
◆Progressing
こちらは『残像』を読んでから読むべきですね。大切な人を失ってしまった2人が、過去に囚われることなく前を向けるようになったんだな、というのが台詞がなくてもよく伝わってくる話でした。
表題作である新装版 NON Tea Roomは、デザイン学校生兼バンドのベースを担当しているケンタくん×プロを目指すバンドのギターをやっている連次くんのカップリングです。
ケンタくんは、スケボーと、好きなバンドが同じという理由でアーサーから連次くんを紹介されます。
性格は全然違うけれど、一緒にいて心地いい。次第に、屈託無く笑う連次くんがケンタくんの心を満たすようになります。
それと同時に、連次はアーサーのことが好きなんだ、という想いで苦しみます。
誰かの代わりでもいい、連次が笑っていられるなら、俺は、、そんなケンタくんの健気さが胸に響きました。結構控えめなところも、とってもキュートです。
あっでも、こう見えてもむっつりというか、歳相応なんだよーっていうのがしっかりと描かれてていて笑いました。
どの作品も最終的にハピエンに行き着くので、ハピエン至上主義の方にとてもオススメしたいです。
読んだ後の余韻がはんぱないです。
と、いうかこちらを読んでから、SHOOWAさんのジンと猫は呼ぶと来ないに収録されている残像を読んでからまたこちらを読み返す、という流れを激しくおすすめします。
特に残像では、受けの元カレのアーサーというキャラの葛藤が切なくて素晴らしくて・・・。セリフひとつひとつが切なくて胸を締め付けます。泣けます。受けの連次のなにも知らない純粋な表情も対照的でぐっときます。
残像を読んでから、こちらの描きおろしの漫画を読み返すとなんというかキャラ達の想いの行方がうまく繋がるんです。
わああ、いいBL読んだなあ・・・!ってしばらくぼんやりしてしまいました。
ただ、ハッピーエンドではないのでモヤモヤするかたもいるかもしれません。
なんだか考えさせられる、切ないBLをみたいのでしたらこちらをおすすめします!
あ・・・こちらに収録されてる亀と裏筋太郎(笑)もはじめはうわああ・・・(苦手)と、思っていたのですが、いろんな作者様の話を読んでいくうちにだんだんこういうノリも好きになってきて新たな自分を発見できてびっくりしています(笑)