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夕映月子 香咲
フランク
ネタバレ
相手の快楽を優先する紳士的なセックスに疲れ、ネコへの転向に悩むハイスペックなバリタチの前に、圧倒的な雄感を漂わせる男が登場し、あれこれ悩んだ末に己の狭い視野や固定観念に気づけてついに殻を打ち破り、スーパー受け様へと進化を遂げるというのがこのお話だと思うんだけど、何度読んでもモヤモヤするんですね。 モヤモヤが言語化できなかったし、何度か読めば印象変わるかなと時間を置いて読み返してみたりしたとこ…
夕映月子 秋吉しま
はるのさくら
先生が後書きで、「恋にセックスは必要か」というテーマで書かれた、とおっしゃってたましたが、うん、恋を育てていく過程においてはなくても大丈夫だけど、恋する気持ちがぐわーって盛り上がってしまったら、行き着くところは相手の身体も知りたくなる、全部全部自分のものにしたくなるし、相手のものになりたくなるんだな、と私は思いました。 男性恐怖症の受け様である瑞希を、人生経験豊富そうな包容力たっぷりの大…
夕映月子 小椋ムク
コモさすけ
攻め受け共にキャラクタがあんまり好みじゃないのかな?と思っていたのですが。 別に性格が嫌いなわけじゃないし、仕事に対する態度も悪くないのに、 読みながら何かちょっとイマイチのめり込めないな~と読んでいたら攻めのセリフで分かりました。 単純に性癖が自分の好みとずれてたんですわ。 ちょっと地雷にも近い、「公然の恋愛事情」が関わってくるんですね。裏事情筒抜け、皆知ってる、どれも苦手なシチ…
夕映月子 高峰顕
自分とは縁のないと思っていたキラキライケメン攻めからグイグイ距離を縮められた鉄オタ社員の受けが「イケメンって怖い」「イケメン滅べ!」「イケメンは卑怯だ」「イケメンってすごい」など心の中でこっそり悪態をついたり感嘆しながらも拒めない様子が、なんかかわいい。 そして攻めと頻繁に鍋を囲み付き合いが深まるうちに、攻めから告白されるんだけど、なし崩し的に付き合いを始めるのではなく、しっかりと考え抜いて…
れなれもん
評価の高い本ですが、自分にとっては吐きそうなほど気分が悪い点があったので低評価です。酷評ですので以下を読むか否かは自己責任でお願いします。 この作品で何よりも気になるのは受け側の人間(ネコ)に対するキャラの感情です。あまりにも下に見過ぎており、人間的にはロースペックというか最低に見えました。 例えは微妙ですが男尊女卑に通ずるものがあり、社会に出てこういう世界で働いている身としては本当に気分…
わぬこ
元々バリタチだった槙がかわいいネコたちの前でタチであろうとして疲れてしまい、そこでタチとしての自分に違和感を持ち性趣向を変えてみようと思い立つ。 槙の攻めてとしてのプライドが邪魔をして三隅に惹かれていくのを受け入れられない葛藤が素晴らしい。 相手の三隅もそんな槙の複雑な感情に配慮して強く攻めことはせずに槙が三隅を受け入れるのを待っているのがまさにスパダリ。 槙も三隅が好きという感情を受け…
fandesu
夕映さん、初めての『電子専門』です。 最初に書くのもなんですが、ストーリーとは直接関係ないけど、電子書籍に対する夕映さんの感じ方が書かれているあとがきが面白かったんですよ。結構昔からBLを読んでいる身としてはちょっと感慨深いものがありました。 主人公の但野は印刷会社で働くクローゼットゲイ。 簡単に体の関係を持つことに拒否感が強くて、小奇麗な見た目から何度かお誘いがありつつも全くの未経験。…
quaori
作者さま買いです。 仕事で疲れ果て先方からの返事待ちのタイミングで 何かビタミン的なものを摂取したいと、それは私の場合BL本なので、 電子専門・新刊として発売されたこちらを購入。 ちょっと高い気がきましたが、大好きな夕映さんのお話、 これは紙では売ってないんだなという思いが後押し。 読みたい時にすぐ買えていいですよね、電子。 さて内容ですが。うーーーん…? と思わないこともなか…
電子書籍専売の単行本で7話からなる長編で177Pあります。 あとがきで「内容も文章も電子書籍向きにしてみた」ということで、LGBTもOKな恋愛系SNSで2万人のフォロアーがいるクローゼットゲイの但野(受け)が主人公です。 彼視点でお話が進みます。 ゲイだけどあくまで普通に恋をして1対1の誠実な付き合いをしたいと思っている但野。 だけどゲイ専用アプリは露骨で即ヤリのようなものばかりだ…
夕映月子 みずかねりょう
おラウ
ド田舎にセレブが移住体験にやってきて、お世話係に任命された15歳年下の10代の男の子と結ばれて結婚さながら本当に永住しちゃうまでのお話です。 セリフの掛け合い多め、モノローグは田舎解説情報の比重高めですが、さらさらーっと流れるように読めます。大きな起伏はないです。恋愛的な意味でも。 「まあ、くっつくんだろうな」からの「ああ、くっついた」って感じです。 ただ、なだらかだっていいじゃない…