小中大豆さんのレビュー一覧

ラスト・メッセージ 結婚生活をはじめから 小説

小中大豆  二駒レイム 

人生やり直しから見えてくる真実の愛とサスペンスの沼にドボン

おお……!♪( ´▽`)
あらすじだけでストーリーへのワクワク感が止まらない。
人生のリスタート、夫夫関係の再構築、背景に隠された黒幕の存在と陰謀…などなど、全方位から読者のハートを捕らえて離さないストーリーの秀逸さにただただ読み惚れるばかりでした。

一度死んで、また同じ人生をやり直すというファンタジーの醍醐味を生かしつつ、昔の時間軸と今の時間軸で違いの生じたお互いの想いを1つずつ紐解い…

9

甘えたがりなネコなのに。 小説

小中大豆  金ひかる 

ギャップ持ちの2人

外見がハデなせいでチャラく見られて、本当はネコ希望なのにタチばかり求められるし、周りからはいい加減なチャラ男と誤解されっぱなしの受けが主人公。

本当は真面目で控えめで温厚な受け。
顔がハデで似合うからって美容師の友達がやってくれるままのスタイルを保って、周りからは散々に誤解されて…善良な人なのは分かるけど自分の意見もあまり言えないタイプで、美容師さんにハッキリ言えなくとも相談すれば良かった…

0

侯爵夫人♂になった転生タヌキは円満離婚を目指す 小説

小中大豆  亀井高秀 

幸せ世界

 小中大豆先生といえば、自分の中では安心安全の男メイン作品。オメガバは男のみにバース性があったり、この作品で言えば男同士での結婚が当然で、女は神殿に隔離されてるといった感じで、ほぼ男キャラしか出てこないのですごく安心して読めます。
 受けのタヌキは序盤、「自分も貴方も男なのに結婚とは?」と疑問に思ってはいますが。

 前世がタヌキの受けが、生前ずっと一緒に暮らしていたフトシ君の女孫が書いたB…

2

探偵はバーで恋に堕ちる 小説

小中大豆  幸村佳苗 

実はクズ攻め。

小中先生の電子オンリー作品。KindleUnlimitedにて読了。
幸村先生の表紙絵が良い感じです。

物語は受け視点。表紙の黒髪が受けの探偵です。
実は、あまりに男前な語り口なので攻めかと思っちゃってました。いざ濡れ場…という段階でアレっ?受けだ!と驚き。序盤で本人がウリ専やってたといってたので、ハイただ自分がうっかりしていたのですが。。
とにかく表紙絵の茶髪長髪が攻め、黒髪が受けで…

0

溺愛王子、無垢なる神子を娶る 小説

小中大豆  石田惠美 

攻めの気持ちがわかるまではかなり焦ったい

大好きな作家様。特に『気難しい王子に捧げる寓話』『やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる』が好きな作品。こちら評価高めで興味を持ったので読んでみました。

冒頭、生まれた時から男性に嫁ぐと決まっていた受けのシャウーリャは、夫となるヴィハーンが友人たちに「男と同衾するなんてゾッとする」と話しているのを聞いてしまう。自分が相手から望まれていないと知り、ショックを受けるシーンから始…

0

3月22日、花束を捧げよ 下 小説

小中大豆  笠井あゆみ 

DKDT攻め、さいこー!!

上下巻まとめての感想です。

上巻どころか下巻の最後の最後まで予想がつかず、読む手が止められませんでした。
ただ上巻はBLの萌え的な楽しみは正直皆無だったんです。
だって、攻めの蓮は長年の幼馴染(超美形)に片想いをしてるし、受けの海路にはそっけないどころか近寄るな!!くらいに威嚇してるし……。
恋愛的には無理ゲーすぎる、この二人がどうやってくっつくのか正直、想像できない……と思っていまし…

4

鏡よ鏡、お城に隠れているのは誰? 小説

小中大豆  みずかねりょう 

心おきなく愛し愛される関係に進んだ2人に拍手。

「嫉妬する攻め」と聞いて続編購入に踏み切りました(笑)
あの紹惟が…!!!???

1作目も好きなのですが、自分の中ではあの1冊で完結してもよいかなーと思っていたのです。長いこと。また永利がグルグル悩むのかなって気もしたから。
でもふとした時にレビューを読んだら「嫉妬する攻め」「攻めが焦れる」というワードが飛び交っていたので、苦しむ攻めスキーの邪心がむくむくと。。

結果、面白かったで…

1

妖しい薬屋と見習い狸 小説

小中大豆  高星麻子 

タイトル通りの穏やかなストーリーに癒される

「妖しい薬屋と見習い狸」と「薬屋狸と望郷の祭り」の2編が収録されてます。6:4くらいのページ数かな。登場人物は同じです。

子狸だった時にワナにはまり、たまたま通りかかった人間に助けられた里。もう一度会ってお礼が言いたい。その気持ちで化け狸養成学校に通うことにします。
人間に化けられるようになった里が五明先生を探し出し恩返しとして薬屋で住み込みで働き、思いが通じ合うまでが表題作。

後半…

0

やさぐれ男、異世界で色悪騎士が愛する王子の身代わりとなる 小説

小中大豆  奈良千春 

説明不足のダーティーヒーローもの

義賊を描くなら、もう少し丁寧な説明が欲しい。略奪しながら王都奪還を目指す宣言の時に、略奪対象を言わないまま周りが了解するのは、現代の価値観ではありえない。庶民や弱者が巻き込まれていないかどうか、重要なポイントであるにも関わらず説明が無いのでストレスを感じる。細かいところが気になって没入感が薄れる。ヒーロー側がややトランプ的思考パターンなので、脳が拒否反応を起こす。そもそも現代の半グレ転生者ふぜいが…

3

となりの新妻さん 小説

小中大豆  いさき李果 

実は不憫攻め?(個人的見解)

初読時は神にしたようですが、いま再読してみると萌2かな。

ピュアで真面目な官能小説家の受けと、AV監督の世慣れた年上攻め。
連日喘ぎ声などの色っぽい声がお隣から聞こえてきてー?という始まりで、設定だけ見るとエロエロ展開が待ち受けていそうですが…
2人とも仕事に対してプロ意識が高く、人柄も真面目で誠実で純愛なお話でした!

年上攻めがピュアな受けの素直な反応を気に入っている様子や可愛い…

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