青井秋さんのレビュー一覧

狼だけどいいですか? 小説

葵居ゆゆ  青井秋 

塩攻め、だよね 笑

発売から10年です。今、葵居先生にハマってるので、過去作掘ってる最中です。
で、読みました。

評価が厳しい理由…なるほど。
何故か。甘さ控えめなんです。
もう、攻めが塩。モフモフに期待するのは甘いイチャなのに、塩。純度100%の塩。

理由はある。攻めはトラウマ持ちで、孤独を抱えている。自制心の狼なので。
攻めで補給出来ないモフは、受けが飼っているワンコ7匹衆が補ってくれます。

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ステラリウム コミック

青井秋 

童話BL

青井先生作品初読みです。
透明感ある絵がきれいですね。
静謐な空気感が伝わってくるようです。

星をつくる工場が舞台。
なんてファンタジー。
童話BLと言っていいくらいの内容ですね。先生はおとぎ話と仰っているのか。わかる。
セリフ少なめで美しい絵で語られる。
悲しげなカナタに無垢なアル。
つい、かっこいいカナタとかわいいアルという見方をしてしまいますが。
カナタのぼっかりあいた…

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爪先に光路図 コミック

青井秋 

詩的な世界が素敵❤︎

教授ものをなんだか急に読みたくなって、
とても久しぶりに読みました。

菌類学者でも、変わってると言われて
人付き合いをしない博士と、
博士の助手アルバイトをすることになった
学生のおはなし。

学生もまた、マイペースな感じで
独特なんですよね。
実はモテちゃう博士は、色恋目的でくる
女子学生に辟易としていて
最初は無愛想にしていたんだけど

学びに対して真摯な姿勢をみ…

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百年結晶目録 コミック

青井秋 

青井秋先生が描く物語は本当に美しい

宝石をカリカリ食べる寂しげな男の子と、石研究者の物語。
食べた宝石によって瞳の色が変化するイーリス。
まさに瞳そのものが宝石です。
美しい種族なだけに残酷な経験をし、人も世界も諦めた心を研究者のベントが救います。

青井秋先生が描く物語は本当に美しい。
日常で荒んだ心が洗われます。
彼らが言葉を交わしたり、想いに耽る1秒1秒の時間の流れが伝わるページ構成で、読者もその世界を経験できま…

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ゴンドワナの眠り コミック

青井秋 

このたまらなさの名前を知らない

またまた素敵な表紙ですね。
青井秋さんの鉱石や魚のお話を思い出します。
簡単に言葉に出来ない、このじんわりする気持ちをどう表せばいいのでしょうか。

大切な思い出と再会と。
まさに灯台下暗しですね。

二人の気持ちが逸れたり追いついたり重なったり、それと深海魚?の目的と、素敵なお話でした。

誰も傷つけない優しくて不思議でじんわりきて美しくて。好きな作家さんと作品です。

眠…

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ステラリウム コミック

青井秋 

子供の頃に夢みた世界がここにある。

タイトルはstella(星)+arium(場所)で、星の場所……星の栽培地、という意味でしょうか。

そのタイトル通り、星の製造工場を舞台とする短編連作と、世界観のちがう読み切りが収録されています。

スト重傾向のあるCannaレーベルの作品ですが、ストーリーを楽しむというより、雰囲気や絵の美しさを楽しむ作品です。

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のような雰囲気があります。

きらきら…

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ゴンドワナの眠り コミック

青井秋 

美しき表紙に浸る

まず、表紙の鉱物の美しさに目を惹かれます。
緻密に描かれたそれらは、カラフルな光沢を放ちながら登場人物を囲んでいました。

少し不思議さを感じる表紙。この雰囲気のまま、物語は進んでいきます。
ストーリーの中にファンタジーが溶け込んでいて、読んでいるこちらも引き込まれていきます。

なかでもモノローグが印象的。
黒い背景のそれは少し怖さを感じますが、登場人物の心の内を的確に表していて、…

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ゴンドワナの眠り コミック

青井秋 

片割れを探して

詩情あふれるエモBL(Boys Life)でした。
或る日突然、古代魚の精霊みたいなのに憑りつかれるDK。でもその精霊が見えるのは憑りつかれた本人と、一人のクラスメイトだけ…。周りに見えないものが見えるもの同士、親しくなっていくのですが、実はふたりのはじまりは幼い日にあって、という。

エロが欲しい派なので初読みの作家様でした。なんでエロ推進派がこの作品を読んだかというと、、なんでだろ?wじ…

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ゴンドワナの眠り コミック

青井秋 

ゴンドワナ大陸調べたくなります。

前作も緻密な描き込みとなんとも静謐な感じに惹かれたんです。
今作は、タイトルから読みたいと思いました。
BLコミックタイトルにゴンドワナ?
ゴンドワナって古生代とか中生代の?
ってなるじゃないですか。
連載中には、お見かけしたのが既に途中だったため読みたいけど我慢するかぁとなっていました。

青井秋先生の作画は、やっぱり素敵。
緻密な、繊細な描き込みはずっと眺めたくなる美しさ。男子…

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ゴンドワナの眠り コミック

青井秋 

視界と心が澄んでゆく…

視覚が、空気が、綺麗で澄んでいて、
まるで映像作品を観ているような感覚でした。

しんと沁み入るような、美しい透明感が印象的です。
派手さはないけれど、ストーリーもファンタジーと
ミステリーの2つの要素を含み、引き込まれてゆきました。
ただ、ミステリーとはいっても複雑すぎずさらっとした
読み心地で、あくまでメインは二人の恋のお話です。

高校生の直樹はある日、校外学習で訪れた博物…

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