永井三郎さんのレビュー一覧

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

あの時手を差し伸べなかった大人達に、責任はまったくないのだろうか

 『スメルズライクグリーンスピリット』は今でも大好きで、度々読み返す作品です。あの上下巻に溢れそうなほどいろんな要素が詰まっていて、私にとっては最も性について考えさせられた作品の1つ。あちらでは悪役に徹していた柳田ですが、下巻の描き下ろしではそんな彼の幼少期が描かれており、彼にも当然純粋な子供時代があったことを突き付けられましたよね。化け物なんかになりたくてなったわけじゃない。あの時誰か1人でも、…

3

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

回廊の行き先は…

あの、アノ「スメルズライク〜」のスピンオフ、しかも、三島を犯そうと襲った教師・柳田を主役に据えた作品、と聞いて…
まず読む前から震撼する。
そして表紙の男の眼を見てゾッとする。
もうここでバイアスがかかっている。これは凄い傑作なのだと。凄いに違いないのだと。
だがしかし。
もっとフラットに読んでみようよ。

冒頭。
怖い妖怪みたいな男がいるよ。子供達の間に広がるそんな都市伝説。

6

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

出口の見えない深淵で……

すごい!
流石としか言えないほどグッと胸を鷲掴みにされました。
『スメルズライクグリーンスピリット』のスピンオフです。
主人公は、三島を襲った教師の柳田。
本作では山田と名乗っています。

あらすじを読んで、もしかしてファンタジー?と思いましたが、
〝モッさん〟という妖怪になってしまった人間・山田のリアルでダークな人生を描いた作品です。
死場所を探して、それでも生き続けてーー
生…

3

深潭回廊 1 コミック

永井三郎 

『スメルズ ライク グリーン スピリット』のスピンオフ作品。

永井先生の作品は、BL、非BL共にすべて読んでいてどれもとても好きなのですが、中でも一番好きなのが『スメルズ ライク グリーン スピリット』。全BL作品の中でも群を抜いて好きな神作品です。今回スピンオフ作品が出るということで読み返しましたが、やっぱり最高な神作品でした。未読の方はぜひ手に取ってほしいです。

今作品はその『スメルズ~』のスピンオフ作品です。
『スメルズ~』の主人公・三島を襲っ…

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スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

【ネタバレ有】自然と涙が出てきた。感動した。

狭い田舎、人には言えない一面を持ってる少年たちが、自分の進む道を選ぶ過程で、人の目や噂を気にしたり、人と違う自分を受け入れようと葛藤する様が瑞々しく描かれていて痛いくらいだった。誰が選ぶ道も正しい正しくないは本人が決めること。

登場人物の純粋さと、芯のある強さに心動かされた。面白かった。あまり実写化って好きじゃないけど、これはちょっと実写映画でみてみたいかも。読了後の余韻がすごい。映画をみて…

2
非BL作品

珍神 2 コミック

永井三郎 

永井さんらしいシュールなギャグに腹筋崩壊

『珍神』の2巻目。

ひっそりと連載されていましたが、コミックス化されて発売になると知った時は嬉しすぎて変な声が出ました。永井さんと言えば綺麗な絵柄にシュールなギャグを描かれる作家さま、のイメージですが、中でも『珍神』はその筆頭と言って良いでしょう。

今巻も面白かった…!
綺麗な絵柄でもって描かれるギャグの破壊力のすごさをひしひしと感じます。

神さまの国の高校に通う、便所神の便ち…

1

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

愛する為に変わる。愛の為に強くなれる。

〖DMM電子書籍〗
修正:ー
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:

〖紙媒体〗
未読

0

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:A コミック

永井三郎 

問い掛けられるBL

〖DMM電子書籍〗
修正:ー
カバー折り返し:なし
カバー下:なし
帯:なし
裏表紙:なし
備考:SEXシーンはありませんが、女の子の裸体あり。Y部分に白丸の修正。

〖紙媒体〗
未読

2

緊縛パッション コミック

永井三郎 

濡れ場はないけど面白い

この作品をBLといっていいかは謎ですが、面白かったです。

緊縛した男を描くのが好きな攻めがひたすら受けを縛って絵を描きまくるのですが、
外野がいるしノリがアホなので、エロさはそんなに感じませんでした。
コメディマンガとして読んだ方がしっくりきます。

最後まで濡れ場はなく、エロ漫画として読むには物足りなさを感じるけど、強烈な個性を放つ作品なので読んで損はないかなと。

最初はヘル…

2

スメルズライクグリーンスピリット SIDE:B コミック

永井三郎 

涙が止まりませんでした
何度読み直しても涙が溢れてきました。
どんな感情による涙かは分かりません
いろいろなものが合わさって混ざって涙になりました
言葉には言い表せません
本当に神作中の神作だと思います
全人類に読んでもらって深く考えてもらいたい…

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