total review:301297today:25
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
6/13(合計:128件)
千地イチ 奈良千春
いるいる
ネタバレ
カラフルな表紙が目を惹きます。 沢山のお花や星が散りばめられていて鮮やか。 読後にこの表紙をジックリ見返すと涙腺が緩みます(;///;) 表紙の鮮やかさに反して、ストーリーは色のないモノクロの世界。 けれど時折極彩色がブワッと舞うのです。文字の中に。 その瞬間に色のある世界に生きていられる幸せを噛みしめました。 歌手と絵描き。 色を持たない者と持つ者。 弱さを抱え息を潜めて…
薄雲
鮮やかなひまわりと温度感の低い人物がとても印象的で、表紙買いしました。 過去のトラウマと再会もの。 中学時代に受に助けられたことがきっかけで恋をした攻と、そんな中学時代を忘れたくて自分を偽って生きるようになった攻が、大人になって再会する話でした。 BLというよりは受の過去が重すぎて、そんな過去に捕らわれている受の成長物語のような印象を持ちました。 攻と再会(といっても受は覚えていません…
千地イチ itz
fandesu
電子書籍で読了。挿絵、あとがきあり。 千地さんは好きな作家さんです。 『不機嫌なシンデレラ』の1作前の作品で、こちらも仕事を媒介にしたお話。『お仕事BL』というのとはちょっと違って、どちらかと言えば『師弟もの』という雰囲気かと思います。出来る人に憧れる気持ちや、その人に自分の考えが認められる嬉しさというものを書いている様な気がするのです。 えっと……その部分は面白かったんです。 フ…
一言で表す言葉が見つからない…。 グッときた? 胸を打たれた?とは少し違う。 ううーん、語彙力の無さがもどかしい。 言葉に出来ない引力でグイグイ引き込まれるように読みました。 表紙・タイトル・あらすじ、全部微妙に外れてる気がします。 【どうしようもないほど「好き」って言わせてやりてぇ】(帯より) 甘いお話を連想させるけれど、ちっっがーーーーーう! 攻めにそんなセリフはけるほどの…
千地イチ 小椋ムク
ちゅんちゅん
ブランドの元モデルで現在はそのブランドの店舗エリアマネージャーを務める安西(攻め)は代理で面接官をした際に気になることを言った野暮ったい学生・佐山(受け)を採用します。採用後、安西はダサいままちっとも成長せず心を閉ざしたままの佐山を気にかけるのですが、突然「好きになってほしい」と言われ心を開いてくれたことをうれしく思う反面これは気の迷いだろうとも思うのです。 安西は「ダサい人とは付き合わない…
強力に押したい一冊なので、何とかこの面白さをお伝えしたい! さわりだけ、がっつりネタバレします。苦手な方は回避してください。 ハイブランド「Roger Randolph」の販売部に勤める安西がピンチヒッターで入った新採用の面接で出会ったのが、とてつもなく野暮ったくぶっきらぼうの佐山。自社に似つかわしくないだけではなく、もう既に八社の大手一般企業から内定を受けているという。不思議に思い応募の…
あーちゃん2016
モデル話が好きで購入。モデルさんって美しいから・・・案の定、当作の安西、美しい。その上、人たらし能力を身につけた元モデル。すごく好きなタイプなんだけど、それに組み合わせてきたのが、とっても強い印象のある当作の佐山!強烈なその個性というか、身近にいそうで、可愛げのないその性格がとてもとても面白かったです。地雷というほどのものでもないですが、佐山と親の確執 というところが苦手な方がいるかもしれないです…
maruchan
ありえない設定でツッコミどころの多いストーリーなのですけど、読後感の悪くない一冊でした。キラキラしてて。 冷静に考えると、弱視(?)で色が認識出来ないのに、特定の人の描いた色だけは見える(しかも知らないはずの色を、それだと認識出来る)とか、あるはずのない症例ですしね。精神的な理由での障害というわけでもなさそうだし。 作品全体が醸すイメージが中間色のないカラフルか無彩色に振られている感じ…
千地イチ 國沢智
わきの
千地先生の作品を読むのは、今作で3冊目。 3冊目にして、千地先生のカラーが何となく分かってきました。 人との繋がりや成長など、BLのラブだけでない部分を描くのがお上手だな〜と。 今作は、毎日楽しく暮らして将来の事をちゃんと考えてなかった美容師の成長物語でした。 二戸島はバカだけど、根が素直だから皆に可愛がられるタイプ。 すばるの二重人格っぷりが少々苦手だったので、二戸島のバカさ(でも…
デビュー作が読みやすかったし、またイラストが同じ奈良先生でしたので手にとりました。 表紙がとっても素敵! 色盲の慎吾が武の描く絵の色だけが分かるとか、今まで色が分からなかった慎吾が何故その色を知ってる?とか、そりゃ無いだろと突っ込みたい箇所がありました。 でも、物語の雰囲気がとても柔らかくて優しいんです。 慎吾が見る色が、こちらにも伝わってくる感じがしました。 普段は優しく穏やか…