釘宮つかささんのレビュー一覧

狼王は金の子山羊を溺愛する 小説

釘宮つかさ  やすだしのぐ 

怒涛の展開が!

電子書籍が割引きになってると知り購入してみました。
釘宮つかさ先生の作品なので安心していたのですが、序盤まではちょっと違ったかもと思いながら読んでいました。

『奇跡の子山羊』と狼族の王のお話が何回も出て来て、「いや、もうそれ知ってるし」と突っ込みを入れていました。もしや、今回はハズレだったかもと思い始めた時でした。シリルがラウリーの「成年の儀式」に参加する為に、王宮を訪れてからグッと面白く…

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金狼殿下は去りし神子を溺愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

隠された真実が濃い

こういうおとぎ話チックなストーリー、好きなんですよね〜。
ストーリーが複雑じゃないからサラッと読める(カタカナキャラ名が多いのは多少苦戦したけど)し、展開が期待通りに進むことに安心できました。


この物語の持ち味は強引な攻め・レグルスの執着心でしょうかね。
13年もの間、追放された神子・ルカニアを探して求めて周辺国を捜索し続ける一途さには脱帽しました。そんな彼の身分はというと…はい、お…

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『金狼殿下は去りし神子を溺愛す』電子限定特典「金狼王と神子妃の甘い夜」 特典

運命なんだよ!

ある日家臣から、王妃殿下にお目にかかりとてもお美しいですね、と言われたレグルス。最近そういう話を色んなところで聞くがなんか違和感がある。

まあルカニアは神子の力も取り戻し安定した生活を送り充実してるから…?

夜遅く寝室に戻ると起きて待っていてくれたルカニア。村からの手紙を読んでいるようで。

そういえば元々レグルスは神子とは知らずルカニアが可愛くて心配で目が離せなく頭から離れなく気…

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金狼殿下は去りし神子を溺愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

盛りだくさん!でも物足りない

電子の方には口絵と挿し絵がありません、気をつけて!!

はぁ〜、釘宮さんとみずかねりょうさんのタッグでファンタジーなキラキラ衣装。最高の組み合わせですね。なのに挿し絵がないなんて〜(泣)

お話は壮大で巡り巡ってみたいな良いお話なんです。
言葉が足りなくて大事な時にいないレグルス。なぜちゃんと言わない?と何度モヤモヤしたことか。
ルカリアも頑張りましたね。よくぞ生きててくれました。

5

CROSS NOVELS 創刊20周年記念小冊子「クロほん 2022」 特典

面白い!

クロスノベルスさん20周年記念で発行された小冊子。20周年おめでとうございます。色々楽しかったんですけど9の宮緒先生の番外編が、ほんとめちゃくちゃ楽しかったので、宮緒先生ファンの方はなんとか探して読まれることをおススメします!

以下読んだもののコメント

1.かわい有美子先生「透過性恋愛装置」番外編
京都に棟上げを見学させてもらいに行ってきた北嶋が、牧田にいっぱいお土産買って帰ってくる…

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王は無垢な神官に最愛を捧げる 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

超〜溺愛してた

攻めのレオンハルトがこれでもかっ!!てくらい甘い言葉を言いまくってました。
しかも超真面目に、超本気で言ってた。

冒頭で「(出会えたことや俺のことを愛してくれるようになったことなど)すべてが奇跡のようで、いまだに信じられないくらいだ」って言ってるんですよ、レオンハルトが。
私には、「受けのことが好きすぎて念願の初エッチ時に「夢みたい」と呟く攻め」萌えがあるので、結婚して10ヶ月経つのに今…

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聖なる騎士は運命の愛に巡り合う 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

キラッキラな当て馬からキラッキラな攻めへ

キラッキラな脇役は、やっぱり攻めになってもキラッキラでしたね。
前作、「王子は無垢な神官をこよなく愛す」で当て馬にしておくには勿体無いほどキラキラしていた金髪美形クラウス。

ナザリオがレオンハルトとくっついてしまい傷心のまま終わってしまったクラウスが今作の攻めですが、相変わらず性格も抜群で、見た目も麗しく非の打ち所のない攻めでした。
「イケメン」なんてレベルではない正真正銘の美形・美人な…

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王子は無垢な神官をこよなく愛す 小説

釘宮つかさ  みずかねりょう 

攻め、すました顔してやるなー!

神官とはいえ、ナザリオは無垢すぎる!!
そして鈍すぎる!!!!!

でも、そこが良かった。

これ、もしBLじゃなくてNLで、ナザリオが女ヒロインだったら、割とイライラさせられたと思うんですよね。
相手の男が、せっせと毎日お菓子を携えながら自分の部屋に通って、あれこれ気配りしてくれているのに好意に気づかないなんてありえねー!!カマトトぶってんじゃねぇ!!って憤慨したはず。

でも、…

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皇弟殿下と黄金の花嫁 小説

釘宮つかさ  yoco 

勇気ある黄金の花嫁

遊牧民のシリンは黄金の瞳を持つ者を花嫁に差し出すという約束により嫁がされる。ところが婚礼前夜に皇弟・玉瓏率いる朱国が攻めてくる。混乱の最中、毒矢で狙われた玉瓏をシリンが庇い、気づいた時には朱国の玉瓏の宮で‥というお話

嫁ぐ前夜のシリンの決意が悲壮で切ない。
朱国が攻めてきた時はハラハラしたけど、玉瓏との縁を繋いだのはシリンの正義と勇気だと思う。

玉瓏や甥の玉祥と交流を深め、信頼される…

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「皇弟殿下と黄金の花嫁」コミコミ特典SS小冊子「皇弟夫妻の蜜月」 特典

良いわ〜

是非このコミコミさんの小冊子を手に入れて欲しいです。
こちら婚姻の儀から3ヶ月経った玉瓏とシリンの様子です。出版社ペーパーが1年後のお話なので、こちらの小冊子の方が新婚ホヤホヤですね。

いかにシリンが玉瓏と玉祥との時間を大事にしているのかが分かる内容となっていました。
玉祥の亡くなった母は平民で、祖父は健在ですが皇子である玉祥と会うためには病気を利用するのだとか、何とも切ないお話です。

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